ナビ番号:436 やとりせむあかさの杖になる日まで(妙照寺境内)
わたくし、ぎふ・いざないびと、松尾芭蕉がご案内申し上げます。
「やとりせむあかさの杖になる日まで」この句は、貞享5年(1688)の夏、わたくしは、ここ妙照寺の住職であった己百(きはく)様の「しるべして見せばや美濃の田植え歌」という句に誘われて、岐阜の地を訪れました。そして、この句は、この寺に身を寄せた折、あいさつとして、己百様に贈ったものでございます。アカザは一年草で、茎は1メートルほどになり乾かして杖にするものであり、「庭のアカザが伸びて旅に使う杖になるまで、長く世話になりたいものだ」との意でございます。
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