ナビ番号:400 厚見寺の塔心礎
わたくし、ぎふ・いざないびと、岐阜の豪族がご案内申し上げよう。
飛鳥時代、大和朝廷は、近畿地方を中心に法隆寺や飛鳥寺などの寺院をさかんに造営しました。そして、地方への仏教の広まりとともに、わたしたち地方の豪族が朝廷との結びつきを誇るために、各地に「氏寺(うじでら)」が造られました。ここ、瑞龍寺にある厚見寺跡も、天武元年(672)の壬申の乱で、朝廷の勝利に貢献したわたしたちが建てた氏寺で、この穴の開いた大きな石は、寺の塔の心柱を支えていたものである。なお、岐阜市歴史博物館には「厚見寺」の文字や、花や鳥などの模様を入れた寺の瓦とともに、復元された壮麗な塔の模型があり、その姿を今に残しておる。
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