ナビ番号:434 松杉をほめてや風のかほる音(加納信浄寺境内)
わたくし、ぎふ・いざないびと、松尾芭蕉がご案内申し上げます。
「松杉をほめてや風のかほる音」この句は、元禄7年(1694)の夏、京都嵯峨の落柿舎にて詠んだものであります。かって、高名な歌人である藤原定家が自らの山荘に植えた「時雨の松」という有名な松杉がございました。この句は、「一陣の夏の風が吹いていく。まるで定家が植えた松や杉をいとおしむように」の意でございます。この句碑は、ここ信浄寺境内に立派な松杉があったことから、安永6年(1777)に建立されたものでございます。
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