R7 提案2 子どもの頃から選挙に関心を持つ取り組みについて
受付年月:令和7年6月
子どもの頃から選挙に関心を持ち、投票に行くのが当たり前の事となるように取り組む必要があると思います。
政治に関する基礎知識を社会科で学ぶだけではなく、学校や自治体ごとに模擬選挙を行うなどして継続的に選挙に対して意識を持ってもらえるような事をしてほしいです。
小学校~高校まで続ければ、選挙権を与えられる18歳までにはしっかりと身につくのではないでしょうか。
回答2
「選挙への意識を高める取り組み」について
本市では、独自に選挙啓発リーフレットを作成し、市内の小学6年生全員に配布しています。
これは教員を目指す岐阜大学教育学部の学生と協働して作成したもので、模擬投票を行うことを通して、投票する理由には様々な視点があること、また、選挙後の取り組みに関心を持つことの大切さを理解してもらうことなどをねらいとしています。リーフレットを授業で活用していただけるよう、学習指導案も作成し、学校へ案内しています。
また、中学3年生向けには岐阜県選挙管理委員会がパンフレットを作成して配布しています。
学校の授業や生徒会選挙で投票を行う際には、実際の選挙で使用している投票箱や記載台などの選挙用器具を貸し出しており、実際の投票に近い体験をしてもらえる機会となっていると聞いております。
これらのリーフレットや選挙用器具の活用について、今後も継続的に学校へ働きかけを行っていきます。
一方、子どもの頃に親が行く投票について行ったことがある人の方が、ついて行ったことがない人と比べ、投票をした割合が20ポイント以上高い、という総務省の調査結果があります。
これを踏まえ、子どもの頃から投票所へ行くことで、将来の投票につながるよう、岐阜市選挙管理委員会では、親子連れでの投票を推奨しており、投票所へ親子で来場された18歳未満のお子様に記念品をお渡ししています。
今後もこの取り組みを継続し、将来の有権者となる子どもたちの関心を持っていただけるよう努めて参ります。
「学校における選挙への取り組み」について
学校現場である中学校の社会科では、政治の仕組みだけでなく、選挙の流れや、選挙の問題点について学習しています。さらには、候補者選びの体験として、複数の候補者の公約をもとに、どの候補者を選ぶのかを、市の現状や市民の声をもとに選ぶ話し合い活動なども行っていると教育委員会から聞いております。
また、特別活動においても、学級活動や児童会・生徒会活動において、生活の充実と向上を図るために選挙(多数決や投票)を各学校で行っているとも聞いております。
今後も、岐阜市の児童・生徒が、選挙を自分事と捉え、主権者として自ら考え、判断し、よりよい社会の実現に向けて行動できるように、主権者教育をさらに推進していきます。
担当部署:選挙管理委員会事務局、教育委員会事務局 学校指導課
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