R5 提案3 小学校就学について
受付年月:令和5年11月
バス通園の幼稚園児と来年度幼稚園への入園を予定している子どもの親です。
私の家は、小学校区のはずれにあり、大人が小学校までの最短距離を選んでも、徒歩30分以上かかるほか、避難訓練時の避難時間の目安も、町内から小学校まで50分以上となっています。また、町内でも小学生が少なくなり、子どもの就学時の集団登校にも不安があります。しかし、隣接する校区の小学校までの距離は半分以下であり、現在通園している幼稚園のお友達もその校区の子がたくさんいます。
そのため、先日校区外入学について学校安全支援課の担当の方に相談しましたが、引っ越しや祖父母等の親族の家が帰宅先である場合、いじめ等による配慮が必要な場合等以外には、居住する校区の小学校に通学することが原則であると回答されました。
年々夏の岐阜の気温は上がり、現在は40度に達する日もあるなど、校外活動も制限されるような状況となり、また、小学校1年生であれば片道およそ1時間、重い荷物を背負ったまま徒歩で登下校することが不安でなりません。より近い学校があり、子どもの安全を考えての相談であるにもかかわらず、はるか昔に決められた校区を原則とし、学校選択制の導入の規則改正を検討されないのは納得いきません。
回答3
岐阜市内の小学校及び中学校の通学区域については、通学距離及び通学路の安全性、児童・生徒数に加え、通学区域と住居表示・自治会との一致等を考慮し、教育委員会で決定します。また、学校の運営において、児童・生徒数により学級数が決まり、必要な教員数を決めるという仕組みであることから、その学校における児童・生徒数を、前年度の一定時期に確定する必要があります。こうしたことを総合的に勘案し、また、小規模校などへの影響も大きいことから、本市において、学校選択制は導入しておりません。
低学年の児童における通学の負担は、一定の配慮が必要と認識しております。一方で、児童の成長に伴い体力が増していくこと、中学校への進学のこと、あるいは、居住する地域との関わりなど考慮すべき課題も多々あることから、現在、通学距離のみを理由とした指定学校の変更は認めておりません。しかし、遠距離を通学する児童生徒が安心安全に登下校できる学校を選択できるような運用に向けて検討をする必要はあると思われます。
登下校中に事故が生じた場合は、その時々の要因もあることから一概に責任がどこにあるか申し上げることはできませんが、登下校中の児童生徒の体調不良や交通事故などを未然防止できるよう、熱中症対策や交通安全の啓発、安全な通学路点検や整備、登下校の見守り隊やこども110番の家の方々との連携など、児童生徒の登下校における安心安全のための取組に一層努めてまいります。
担当部署:教育委員会事務局(教育政策課、学校安全支援課)
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