[県] 護国之寺宝篋印塔

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ページ番号1030612  更新日 令和7年3月3日

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護国之寺宝篋印塔

護国之寺宝筐印塔(ごこくしじほうきょういんとう)

分類

県指定重要文化財(建造物)

指定年月日

昭和57年(1982)5月14日

所在地

岐阜市長良雄総194-1

所有者

護国之寺

解説

 雄総山護国之寺は、天平年間(729~749)、行基により創建された寺院と伝わっています。
 この宝篋印塔は、自然石の上面を平らにした台石上に置かれ、基礎・台座・塔身・笠・相輪の五石からなっています。基礎は、上部に蓮華文反花を浮彫りにめぐらしており、台座には近縁者の供養について記した銘文があります。塔身の四面には月輪(がちりん)が刻まれており、中に梵字が彫られています。
 銘文には、嘉元二季(1304年・鎌倉時代末期)八月と記されており、紀年銘のある宝篋印塔としては最も古い部類に入る貴重なものです。
 最上部の相輪は、他の四石と比較してやや大きすぎることから、後世に補充したものと思われますが、他はすべて当初のもので、鎌倉期の特徴をよく残しています。

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