[市] 岐阜別院経蔵

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ページ番号1030597  更新日 令和7年3月3日

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岐阜別院経蔵

岐阜別院経蔵(ぎふべついんきょうぞう)

分類

市指定重要文化財(建造物)

指定年月日

昭和50年(1975)7月10日

所在地

岐阜市西野町3-1

所有者

本願寺岐阜別院

解説

 岐阜別院は浄土真宗本願寺派の別院で、寺伝によると慶長8年(1603)、本願寺12代准如(じゅんにょ)宗主の開基とされています。
 岐阜別院の経蔵は、境内の南寄りに建つ二重の楼閣風の建物で、建築年代は様式からみて幕末の頃と思われます。屋根は平面形が正方形となる方形造(ほうぎょうづくり)となっています。
 経蔵とは、寺院所蔵の経典をおさめる施設で、この建物の内部には輪蔵があります。輪蔵は、内部四本柱の中心にある、書物を収蔵するための平面八角形の文庫で、中心軸のまわりを廻る回転式となっています。自由に回転させて、必要な書物を取り出すことができます。
 輪蔵という形式は、中国から禅宗とともに伝わったもので、これを一回転させれば一切経を読誦するのと同じ功徳を持つとされ、近世になって各宗派で採用されました。

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電話番号:058-214-2365 ファクス番号:058-263-6631 

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