[市] 妙照寺本堂
妙照寺本堂(みょうしょうじほんどう)
分類
市指定重要文化財(建造物)
指定年月日
平成9年(1997)7月31日
所在地
岐阜市梶川町14
所有者
妙照寺
解説
三光山妙照寺は、当初は今泉村にあったとされていますが、慶長5年(1600)に織田秀信(信長の孫)が竹中半兵衛の屋敷跡を寄進し、現在地に移転したと伝わります。
妙照寺の本堂は寺伝によると、寛文2年(1662)に建てられた、全国的にも珍しい江戸時代前期の日蓮宗の寺院建築です。
構造は、桁行七間、梁間七間半の入母屋造の建物で、その後の改造や向拝(本堂正面階段の上に張り出した庇の部分)の付加はあるものの、内部の須弥壇(しゅみだん)周りは当初のままで、意匠・色彩など江戸時代前期の雰囲気をよく残しています。
建築用語
- 向拝(こうはい):社殿の正面に差し出された構造物で、参詣人の礼拝のためのもの。
【参考】彰国社編『建築大辞典 第2版<普及版>』1993年刊
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