介護現場におけるハラスメントについて
安心して介護サービスを受けていただくために
今後の日本社会のさらなる高齢化に対応するため、介護人材を安定的に確保し、介護職員が安心して働くことのできる職場環境・労働環境を整えることが必要不可欠です。
しかし、近年、介護現場では、利用者や家族等による介護職員への身体的暴力や精神的暴力、セクシュアルハラスメントなどが少なからず発生していることが様々な調査で明らかとなっています。
ハラスメントは介護職員への影響の問題だけでなく、介護職員の離職が増える原因となることで、利用者自身の継続的で円滑な介護サービス利用の支障にもなり得ます。
次のような行為に至ることのないよう、適切なコミュニケーションをお願いいたします。
介護職員が受けるハラスメントとは
介護サービスの利用者や家族等(家族に準じる同居の知人または近居の親族を含みます。)からの、以下の行為を意味します。
身体的暴力
身体的な力を使って危害を及ぼす行為。
例:コップを投げつける/蹴る/唾を吐く
精神的暴力
個人の尊厳や人格を言葉や態度によって傷つけたり、おとしめたりする行為。
例:大声を発する/怒鳴る/特定の職員にいやがらせをする/「この程度できて当然」と理不尽なサービスを要求する
セクシュアルハラスメント
意に添わない性的誘いかけ、好意的態度の要求等、性的ないやがらせ行為。
例:必要もなく手や腕を触る/抱きしめる/入浴介助中、あからさまに性的な話をする
カスタマーハラスメント
妥当性を欠いた、理不尽な内容の要求、または悪質な手段・態様による要求をする行為。
例:介護とは関係のないサービスを強要する/長時間の電話・居座り/対応者の揚げ足を取る
参考
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介護保険課
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