モバイルバッテリー、リチウムイオン電池からの出火に注意!

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1001488  更新日 令和5年11月14日

印刷大きな文字で印刷

はじめに

私たちの身の回りには、携帯電話(スマートフォン)、タブレット、ノートパソコンなど、充電して携帯できる電気製品や携帯充電器(モバイルバッテリー)が多く普及しています。
これらの充電池として使われているのは「リチウムイオン電池」が大半を占めています。
リチウムイオン電池は、一部の自動車用バッテリーにも使用されており、今や我々の生活に無くてはならない電池といえるでしょう。

その一方で、リチウムイオン電池は、エネルギーが大きいため、使用方法等を間違えると、思わぬ事故や火災につながることがあります。

以下のことに注意して、火災を防ぎましょう。

リチウムイオン電池の火災等を防ぐための注意点

  1. 高温となる場所に放置しない。ストーブ等の熱源のそばに放置しない。
  2. 強い衝撃を与えない。
  3. 指定された専用の充電器、ACアダプターを使用する。
    指定以外の充電器等を使用すると、充電条件等が異なり、発熱、発火、破裂の原因になります。
  4. 膨張、異臭等の異常を生じたものは、すぐに使用をやめる。
  5. 充電がうまくできない充電中に熱くなる使用時間が極端に短くなった等の異常が生じた場合は使用をやめて、メーカー等に相談する。

安全な製品を選びましょう

次のような火災事例が発生しています。
製品構造の不具合や安全装置がないことによる火災です。

安全な製品を選び、正しい使用方法を守って火災を防ぎましょう。
※電気用品安全法に基づき、平成31年2月1日以降は、技術基準等を満たしたモバイルバッテリー以外は製造・輸入及び販売ができなくなります。
「PSEマーク」を目印として、安全な製品を選びましょう。

火災事例1

通販サイトで購入したモバイルバッテリーに初めて充電したところ、電池の内部構造に不具合があるものだったため、出火した。

火災事例2

通販サイトで購入したLEDヘッドランプに、パソコンからUSBケーブルで初めて充電したところ、過充電制御装置がないUSBケーブルであったため、出火した。

写真:焼損したモバイルバッテリー

充電には専用(対応型)のものを使用し、正しいく使いましょう

次のような火災事例が発生しています。必ず専用の充電器を使用し、取扱説明書をよく読んで、使用方法を守りましょう。

火災事例

LED液晶掲示板に使用していたモバイルバッテリーを充電をしていたところ、出火した。

原因

  • モバイルバッテリーの充電器(ACアダプター及びケーブル)は、専用(対応型)以外のものを使用していた。
  • 充電の際に、「入力」側ではなく「出力」側のジャックに差し込んでしまった。
    (専用の充電器のプラグは「出力」側に差し込めない構造だったが、専用以外のものだったので差し込めてしまった。)

以上のことにより、バッテリーのセルに過電圧が加わり過充電状態となったため出火した。

排出方法についてのお願い

リチウムイオン電池などを普通ごみや粗大ごみの中に入れて排出したことによる、ごみ収集車やごみ処理施設での火災多発しています。

大変危険ですので、リチウムイオン電池などは、お住いの地域の「ごみ出しのルール」を守って排出してください。

【参考】各市町のごみ出しのルール

関連リンク

より良いホームページにするために、ページのご感想をお聞かせください。

このページの情報は役に立ちましたか?

このページに関するお問い合わせ

予防課
〒500-8812 岐阜市美江寺町2丁目9番地 消防本部・中消防署合同庁舎3階
電話番号:058-262-7163 ファクス番号:058-263-6065

予防課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。