ペットによるガスこんろ、ガステーブル火災に注意！

ペット（犬、猫等）を室内で飼われている方へ！！　こんろから離れる場合は注意が必要です！！

室内で飼われているペットが意図せず、こんろの火をつけ、火災に至る事例があります

昨今、ペット(犬、猫等)を室内で飼われている方が多くいらっしゃいます。

こんろの上や流し台にペットが乗ろうとした際、はずみで点火ボタンを押してしまい、コンロの火がついたことで、火災が発生するという事例が起きています。

まさかと思われるかもしれませんが、実際にこのような事例が岐阜市消防本部管内でも起きています。

事故を防ぐためには・・

出かける際は、スイッチが入らないようにロックをかける。ガスの元栓を閉める。電気製品のプラグを抜くなどの対策をしましょう。ペットだけでなく人のうっかりミスを防ぐこともできます。

また日頃から、ガスこんろやIH調理器等の上や周囲に可燃物や餌等の食べ物を放置しないようにしましょう。

ご自身やご家族はもちろん、ペットの大切な命を守るため、常に火災予防に心がけましょう。

他にも身近な動物が思わぬ火災事故を引き起こします

犬・猫だけではなく、ネズミや鳥等にも気をつけて！

ペットを飼っていないご家庭でも、ネズミや鳥などの小動物が原因で火災が発生しています。

全国では、ゴキブリなどの害虫が原因で火災が発生している事例もあります。

小動物や害虫の侵入する可能性がある製品の周りはこまめに清掃し、動作不良や焦げ臭さ等の異常を感じたら点検を受けましょう。

事故事例（岐阜市消防本部管内）

管内（岐阜市　瑞穂市　山県市　本巣市　北方町）で過去に発生した事故事例

（1）住人が不在中に飼い犬が、ガステーブルの点火ボタンを押して点火し、周囲の物に着火した。(令和5年4月)

（2）天井裏の屋内配線をネズミがかじったため被覆が剥がれ短絡したことによりスパークした際の火花が付近の埃に燃え広がった。(令和5年2月)

（3）犬の尿が電化製品の電源プラグとコンセントの間に付着しトラッキング現象が発生し合成樹脂部分が焼損した。(令和4年12月)

（4）猫の尿がテーブルタップ内に浸入したことでトラッキング現象が発生し合成樹脂部分に着火した。(平成29年5月)

（5）飼い犬がガステーブル上に置かれた鮭を取ろうとジャンプした際に点火スイッチを押してしまい火がつきガステーブル上に置かれたプラッスチック製の調理用具に着火した。(平成28年5月)