災害時の「食」に備えましょう

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ページ番号1022960  更新日 令和5年9月11日

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近年、大規模自然災害は全国各地で発生し、甚大な被害をもたらしています。

ひとたび大規模災害が起こると、道路や橋の寸断、水道・電気・ガスの遮断等による日常生活への支障が発生し、特に生命や健康にかかわる「食」についての対応が必要となります。そのため、日ごろから災害時の食に備えるために適切な備蓄をすることや、限られた調理器具や食品をもとに非常時にバランスのとれた食事を作れるようにしておく必要があります。

災害時の「食」の備えのポイント

救援体制が整うまでの約3日分の食料を備えておきましょう

災害が発生してから支援体制が整うまでに、最低でも約3日間かかるといわれています。その間を自力で乗り切るためにも、家族の人数や構成に応じて備蓄食品を用意しておきましょう。

また、水は必ず備蓄しましょう。1人1日3リットルは必要だといわれています。

日ごろから利用できる食品を買い置きし、非常時に備えましょう

災害時には、ストレスから食欲が低下することが考えられますので、普段から食べ慣れている食品を備えておくと安心です。また、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが不足しやすくなります。少しでも元気で過ごすために、バランスよく備蓄しましょう。

買い置きしたい食品の例として、主食はレトルトご飯やカップ麺、乾麺などがあります。主菜では、魚や大豆などの缶詰、レトルトカレーなどがあるとよいでしょう。そのほかにも副菜にあたる即席スープや乾燥野菜など、偏りなく備蓄することが大切です。

また、手軽にエネルギーを補給できる菓子類や、栄養補助食品なども備蓄に適しています。

家族構成を考慮した食品を用意しましょう

1 家族の中に乳幼児がいる場合

災害時は体調の変化があり、母乳が出にくくなる場合があります。粉ミルクや液体ミルク、哺乳瓶などの準備をしておきましょう。

離乳食の場合は、プラスチックの皿やスプーンも一緒に準備しておきましょう。

 

2 家族の中に高齢者がいる場合

硬いものが食べられない、飲み込みにくい場合は、レトルトのおかゆやポタージュなどの食べやすい食品を用意しましょう。

 

3 食事に特別な配慮が必要な方がいる場合

糖尿病、腎臓病等慢性疾患や食物アレルギーの人、難病の患者さんは毎日の食事が大切です。

症状を悪化させないよう、普段使用している食品など、自分に適した食事を備蓄しましょう。

食品や器具の衛生に気をつけましょう

災害時は、流水で手を洗ったり、しっかり火を通したりすることが難しい場合が多く、特に衛生面での注意が必要です。

食事の用意や食事前にはウェットティッシュなどで手指をふいたり、一度開封した缶詰やレトルト食品は早めに使いきるなどしましょう。

リンク集

災害時の備蓄について詳しく知りたい方は、下記をご覧ください。

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