地震に備える
もしも、阪神・淡路大震災や東日本大震災のような大きな地震が襲ってきたら…
いざというときのために、日頃から安全対策について考えておくことが非常に大切です。
家具の置き方に注意
就寝中に地震が起きると、転倒した家具の下敷きになったり、家具の上から大きなものが落ちてきたりします。
そうして身動きがとれなくなって屋外に避難できなかったりすると、火災などの2次災害に巻き込まれる危険が非常に大きくなります。
これがポイント!
- 家具は、人の出入りの少ない部屋にまとめて置く。
- 避難時の通路となる玄関や廊下などには、家具や荷物を置かない。
- 寝室、お年寄りや子どものいる部屋には、大型の家具を置かない。
- 家具を固定して、転倒や落下を防ぐ。
屋外への出口は大丈夫ですか
地震で大きな揺れを受けると、アパートやマンションの金属製の建具は変形して開かなくなることがあります。
特に、2階以上のフロアーに住んでいる人は、どうしたら安全に屋外に避難できるか確認しておくことが大切です。
これがポイント!
- ベランダを整理整頓し、落下しそうなものは片付けておく。
- プロパンガスのボンベはしっかり固定する。
- ブロック塀が倒れてこないか、チェックする。
非常用持出品の準備を
大規模な災害が発生すると、被災地に救援物資などが届くまでに、3日間かかるといわれています。
岐阜市でも食糧や水の備蓄はおこなっていますが、避難される方の全てをまかなえる量はありません。
非常用持ち出し品は、最低この3日間分を備えておきたいものです。
また、家族の構成に応じた非常用持ち出し品を準備すること、(赤ちゃんのいる家庭なら、粉ミルクなどを)そして、中身を点検して、保存期限の切れたものを入れ替えることも忘れずに。