令和4年9月28日 市長定例記者会見

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ページ番号1018665  更新日 令和4年10月6日

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写真:令和4年9月28日 市長定例記者会見の様子


※記者会見の様子を岐阜市公式ユーチューブチャンネルでご覧いただけます。

発表項目

  • 「岐阜市産業・農業祭~ぎふ信長まつり~」の開催について
  • 岐阜市防災フェア2022inカラフルタウン岐阜の開催について
  • 岐阜市粗大ごみオンライン受付システムの導入について
  • 長森連絡所の開設について

配布資料

発言趣旨

【市長】
それでは、令和4年度第7回定例記者会見をはじめます。
本日の発表事項は4点です。

(1)「岐阜市産業・農業祭~ぎふ信長まつり~」の開催について

まず1点目ですが、「岐阜市産業・農業祭~ぎふ信長まつり~」の開催についてです。
「ぎふ信長まつり」は、岐阜市の秋の風物詩として例年10月に開催をしておりましたが、11月に開催をしてきた「岐阜市農業まつり」とあわせて、アフターコロナを見据え、「岐阜市産業・農業祭~ぎふ信長まつり~」と題して、一体的に開催するためこれまで準備を進めてまいりました。
このたび、内容がまとまりましたので、本日発表いたします。
開催期間ですが、11月5日土曜日と6日日曜日の2日間です。
岐阜市、岐阜商工会議所や地元自治会等で構成する「ぎふ信長まつり実行委員会」と、岐阜市、ぎふ農業協同組合や地元自治会等で構成する「岐阜市農業まつり実行委員会」など、官民が一体となって開催いたします。
まず、11月5日ですが「岐阜城戦国絵巻」を金華橋通りの柳ケ瀬付近で開催いたします。
また、JR岐阜駅北口駅前広場では、「ぎふ信長音楽・ダンスステージ」や「ぎふ信長駅前楽市」を開催いたします。
また、中心市街地の一帯では、戦国時代の衣装で商人や町人にふん装して中心市街地を散策していただく「市内タイムスリップイベント」というコスプレのイベントを開催いたします。
また、11月6日の日曜日については、「岐阜市農業まつり」をJR岐阜駅北口駅前広場にて開催いたします。
本日発表する内容は特別企画についてです。
特別企画として、11月6日日曜日午後に「信長公騎馬武者行列」と「トークイベント」を開催いたします。
まず、出演予定者ですが、2023年1月27日金曜日公開予定の映画「THE LEGEND & BUTTERFLY」において、織田信長公役を演じられた木村拓哉さんと、福富平太郎貞家役を演じられた伊藤英明さんが「信長公騎馬武者行列」と「映画「THE LEGEND & BUTTERFLY」公開記念トークイベント」に出演されます。
特別企画の1つ目は、11月6日日曜日の13時から14時まで、木村拓哉さんと伊藤英明さんに加えて、市立岐阜商業高等学校、市立岐阜中央中学校の皆さまが出演する「信長公騎馬武者行列」が、岐阜市文化センターからエールぎふまでの金華橋通りをパレードいたします。
また、愛知県古銃研究会の皆さまによる火縄銃鉄砲隊や、県立岐阜商業高等学校吹奏楽部の皆さまによる音楽隊なども登場していただきますし、柳ケ瀬付近のパフォーマンスエリアでは、県立岐阜商業高等学校応援部の皆さまによるパフォーマンスなども行われる予定です。
この「信長公騎馬武者行列」の観覧については、ぎふ信長まつり特設申込サイトにおきまして、本日9月28日から10月20日木曜日までオンラインのみで観覧申し込みの受付を行います。
募集定員は1万5,000名程度で、応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。
なお、1申し込みにて最大4名までお申し込みいただくことが可能で、市外の方でもお申し込みいただけます。
次に、特別企画の2つ目「映画「THE LEGEND & BUTTERFLY」公開記念トークイベント」は、「信長公騎馬武者行列」終了後の16時30分から17時10分まで、岐阜市文化センター1階の催し広場にて、映画公開を記念し、木村拓哉さん、伊藤英明さん、大友啓史監督が出演するトークイベントを行います。
このトークイベントの観覧については、往復はがきにて応募代表者の郵便番号、住所、氏名、及び参加者の氏名を記載いただき、岐阜市経済部経済政策課「ぎふ信長まつりトークイベント整理係」まで10月20日木曜日までに必着でお申し込みをいただきたいと思います。
募集定員は700名程度で、こちらも応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。
このトークイベントのお申し込みにつきましては、岐阜市民の方が代表者であることが条件で、1回の応募で最大3名までお申し込みをいただくことが可能です。
市民の皆さまは「信長公騎馬武者行列」の観覧と重複して応募いただくことが可能でございますので、ぜひ、積極的に応募いただきたいと思います。
イベントの詳細につきましては、ポスターやパンフレットのほか、「広報ぎふ」10月15日号・11月1日号、岐阜市公式SNSなどに掲載して積極的に情報発信をしてまいります。
なお、会場におきましてはスタッフや関係者はもちろんのこと、ご来場いただく市民の皆さまにも感染防止対策の徹底をお願いいたします。
こうした感染防止対策の基本的な対策をしっかりと行いながら、中心市街地を存分に楽しんでいただきたいと思います。
今回は「岐阜市産業・農業祭~ぎふ信長まつり~」と名称を新たに、従来の信長まつりと農業まつりの相乗効果によって、より多くの皆さまに中心市街地にお越しいただきたいと考えております。
また、「日本食文化会議全国大会2022岐阜」や「日本プリンアワード2022」などのイベントも同じ期間にあわせて開催していただくことで、まさに第7波の終了後、こうした市民の皆さまに喜んでいただけるイベントをしっかりと開催していただきたいと思っています。

(2)岐阜市防災フェア2022inカラフルタウン岐阜の開催について

2点目です。
「岐阜市防災フェア2022inカラフルタウン岐阜」の開催について発表いたします。
開催概要ですが、令和3年10月17日にこの市庁舎や、ぎふメディアコスモス広場等におきまして、岐阜市防災フェア2021を開催いたしました。
令和4年度は、市民の皆さまの防災意識の高揚や普及啓発、自助力を高めるために10月15日土曜日と16日日曜日の2日間に岐阜市とカラフルタウン岐阜、トヨタモビリティパーツ株式会社岐阜支社さまの3者によって官民が連携して、「岐阜市防災フェア2022inカラフルタウン岐阜」を開催いたします。
岐阜市と災害時応援協定を締結していただいております行政機関やライフライン事業者、関係団体などにご協力をいただき、防災にかかわる体験・展示ブースや災害用車両の展示、ステージイベント、キーワードラリー、岐阜市プロモーション大使の参加など、楽しみながら防災について学んでいただく機会を設けてまいります。
開催日時は、先ほど申し上げましたように10月15日と16日の2日間で、午前10時から午後4時まで、カラフルタウン岐阜にて開催する予定です。
カラフルタウン岐阜で防災フェアを開催する狙いについては、令和3年度に開催いたしました防災フェア2021は参加者数が約3,600人でございました。
多くの方に参加していただきましたが、令和4年度はカラフルタウン岐阜で2日間開催することで、令和3年を上回る方々にご参加いただけることを期待しております。
また、災害に備えるための行動につなげるため、カラフルタウン岐阜にはスーパーや家電量販店、衣料品店、ペットショップなど、備蓄品や災害の備えるための商品やサービスを取り扱う店舗も多数入店しておられますので、防災フェアに参加後、備蓄用としての食料や日用品を購入するなど、各家庭の備えを充実する行動につなげていただくこと、自助の向上につなげていただくことも期待をして、このカラフルタウン岐阜で開催するものです。
体験・展示ブースや災害用車両展示ブース、またステージイベントではソフトバンク株式会社の人型ロボット「Pepper」の防災講話や災害時に役立つ料理教室、防災クイズなどは昨年度に引き続き開催いたしますし、新たに事前申込制で高齢者を対象としたスマートフォンの体験教室や、ペットとの同行避難に役立つペット防災セミナー、災害時に役立つ保険セミナーなど新しいイベントも今回開催いたします。
さらに、防災給電イベントといたしまして、災害時の車の使い方や電動車の給電方法のご紹介をするコーナーもございます。
そのほか、カラフルタウン岐阜店内外5か所に設けたポイントですべての文字を記載すると言葉が完成するキーワードラリーを開催し、あわせてアンケートに答えていただくと防災に関する景品をお渡しする取り組みもございます。
キャラクターのうーたんやミナモは両日来場、また、岐阜市プロモーション大使の永田薫さんには16日午後にご来場いただき防災フェアを盛り上げていただきたいと思います。
感染防止対策の徹底ももちろんでございますけれども、近年は非常に災害も頻発・激甚化をしております。
災害発生時にはフェアの中止や規模の縮小等もございますので、その点はご了承いただきたいと思います。

(3)岐阜市粗大ごみオンライン受付システムの導入について

3点目です。
岐阜市粗大ごみオンライン受付システムの導入について発表します。
現在、岐阜市の粗大ごみの収集はあらかじめ東部クリーンセンターにございます粗大ごみ受付センターにお電話のみで事前予約をしていただく形で、市内3か所の自己搬入施設に直接搬入していただくか、ご家庭に収集に伺う戸別収集によって粗大ごみの対応を行っております。
近年の粗大ごみの排出状況については、実は全国的に大変増加しており、特にコロナ禍でステイホームということで在宅をする時間も増えたということもあり、例えば岐阜市の粗大ごみの排出量も平成28年度は年間約4,800トンであったのが、令和2年度は年間約7,000トンということで、約1.5倍になっています。また、取り扱い件数も平成28年度は年間約12万1,000件でしたが、令和2年度は年間約18万3,000件と、こちらも約1.5倍となっています。
特に家庭内で不要物を整理することが多い休日の翌日や、大掃除をされる年末、また転入・転出時期と重なる年度末の時期には粗大ごみの排出が大変多く、受付センターの電話が込み合い、市民の皆さまにご不便をおかけしてきたところです。
そのため、今回の粗大ごみの増加に対応し、受付センターの電話のつながりにくさを軽減するために粗大ごみオンライン受付システムを導入することといたしました。
令和4年10月1日土曜日から、ご自宅のパソコンやスマートフォンにて、オンラインで申し込みが可能となります。なお、電話での受付もこれまでどおり行います。
受付システムはLoGoフォームという自治体向けの汎用システムを活用し、岐阜市の職員が作成をいたしました。
受付対象は、一般家庭を対象に、粗大ごみを自己搬入施設に自ら直接搬入していただけるものについて、最大20品目、1品目あたり20個まで申し込みが可能です。
また、オンラインでございますので、受付は24時間利用可能でございます。
なお、注意事項といたしまして、粗大ごみの搬入希望日は搬入施設の準備の関係から、入力日の翌々日以降、1か月以内の事前予約制とさせていただきます。
土・日・祝日などもございますので、搬入施設の閉所日などをしっかりと確認していただき、受付システムの案内をご参照いただきたいと思います。
また、当日や翌日に搬入を希望される場合については、これまでどおり粗大ごみ受付センターにお電話で申し込みいただきたいと思います。
市民の皆さまには今後年末年始を迎え、粗大ごみの搬出が多くなるため、「広報ぎふ」や岐阜市公式ホームページ、また自治会連合会を通じて広く市民周知を図っていきたいと考えています。
この受付システムの導入は、市民の皆さまの利便性の向上や、受付センターの電話のつながりにくさの軽減とともに、現在岐阜市が進めております行政サービスのデジタルトランスフォーメーションに資する取り組みであり、市民の皆さまにはぜひ積極的にご活用をいただきたいと考えております。

(4)長森連絡所の開設について

4点目です。
長森連絡所の開設についてです。
住民票の写しや印鑑登録証明書など、各種証明書の発行窓口でありました長森北連絡所と長森南連絡所をこのたび長森コミュニティセンター内に統合し、10月1日土曜日に新たに長森連絡所を開設いたします。
岐阜市には連絡所が8か所あり、本庁の市民課や地域の事務所を補完し、各種証明書発行業務を担い、地域住民の皆さまの利便性向上を図ってまいりました。
一方で、こうした連絡所を取り巻く状況は、コンビニ交付サービスをはじめとした行政のデジタル化の進展や、事務所での福祉機能の拡充、リノベーションによる利便性・快適性の向上、あるいは施設の老朽化など、近年、大きく変化をしてまいりました。
そのため、これまで連絡所の今後のあり方について利用実態の調査や市民アンケート調査を行ってまいりました。
こうした検討を重ね、連絡所のあり方の方針や見直しの方向性を、令和3年11月に「連絡所の在り方」という形で策定したところです。
この中では、長森北連絡所及び長森南連絡所は利用ニーズの高い連絡所として位置付けを行いつつ、長森北連絡所については施設の老朽化が著しいことに加え、専用の駐車場がないという課題が示されました。
また、長森南連絡所は、長森南小学校の敷地内の長森南公民館内に開設をしており、場所がややわかりにくく、周辺の道路も狭あいであるといった課題が示されてきたところです。
こうした点や、市民の皆さまからのアンケートの結果を参考に、長森北と長森南の両連絡所のほぼ中間地点に位置する長森コミュニティセンター内に統合し、その1階に長森連絡所を開設することにいたしました。
令和4年5月よりコミュニティセンター内の設置工事を開始し、備品類などの準備などを経て、10月4日火曜日9時から業務を開始いたします。
また、長森連絡所では、地域や地域の皆さまの活動等をご紹介したり、ご案内したりするスペースを新たに設け、より住民の皆さまに親しんでいただける連絡所にしてまいりたいと考えております。
開所式ですが、業務開始となる10月4日火曜日、午前8時30分より現地で行いますので、皆さま方にはぜひ新しい連絡所をご見学しながらご取材いただければありがたいと思います。
本日の発表事項は以上です。

【記者】
発表事項で2点、まず伺いたいと思います。
まず、ぎふ信長まつりについて、木村拓哉さんと伊藤英明さんが出演されるということですが、決まるまでの経緯について、市から働きかけたのか、先方から出たいという依頼があったのかという経緯と、市長が期待されていることを伺います。
もう1点が、長森連絡所の開設について、長森北連絡所と長森南連絡所を今後どうするのかについて決まっていましたら教えてください。

【市長】
まず1点目、ぎふ信長まつりへのお二人のご出演の経緯についてです。
実は伊藤英明さんには、2009年の第53回ぎふ信長まつりにおいて織田信長公役でご出演いただいてパレードをしていただきました。
私も、本当に大勢の市民の皆さまが神田町通りを埋め尽くして、大変な人気だったということを懐かしく覚えております。
伊藤英明さんご自身もこのときの思い出があり、今回、伊藤さんから東映の側にぎふ信長まつりについてご紹介をしていただき、信長まつりでのパレードをぜひ映画のPRにということで今回のご参加に繋がったという経緯です。
私が期待することは、まずぎふ信長まつりを3年ぶりに開催をするにあたって、木村拓哉さんと伊藤英明さんが岐阜市にお越しいただき、騎馬武者行列に参加していただけるということは、私どもとして大変嬉しいことです。
ぜひ市民の皆さまとコロナが終息してきて、様々な社会経済活動が再開していく中、ぎふ信長まつりが3年ぶりに復活するという喜びをお互いに分かち合いたいと、市民の皆さまの笑顔を見たいというふうに思っております。
また、伊藤英明さんとは、例えば聖火リレーでもご一緒させていただきましたが、かねてよりふるさと岐阜市に対する大変温かいお気持ちを持ってくださっておりまして、岐阜市のまちづくりですとか、いろいろなことに深いご関心を持っていただけております。
今回もそういった伊藤さん自身の思いの中で、ご提案を東映の側にしていただいたことに心から感謝を申し上げたいと思っております。
2点目の長森連絡所の開設にあたって、現在の連絡所の今後についてですが、まず長森北連絡所については大変老朽化が進んでおりますので解体をいたします。
その後、どうするかについてはよく協議をしたいと思います。
長森南連絡所については、公民館の中にありましたので、引き続き公民館として利用させていただきます。

【記者】
ぎふ信長まつりの件について、人出の見込みを教えてください。

【市長】
私どもといたしましては、道三まつりが3年ぶりの開催でしたが、16万人の人出でございました。
今回のぎふ信長まつりは、農業祭や「日本プリンアワード2022」、「日本食文化会議全国大会2022岐阜」の開催と、この期間に一点集中でお客さまに来ていただけるように考えていますので、当然、倍以上の方に来ていただきたいと思います。しかし、コロナ禍でございますので、皆さまには感染防止にしっかりと気をつけていただき1人でも多くの市民の方に中心市街地に足を運んでいただきたい思っております。

【記者】
信長公騎馬武者行列へのお二人の出演については、東映さんが映画のPRを兼ねて企画し、市側へ持ち込んだという解釈でよろしいでしょうか。

【市長】
正確に言うと、伊藤英明さんの熱い思いということです。もともと2009年に信長公役として騎馬武者行列に参加されたという、その思いを強く持っておられて、今回は映画のPRという切り口でありますけれども、ふるさと岐阜市の活性化のために、木村拓哉さんにもお声掛けをいただいて、ぜひ映画のPRを兼ねて信長まつりを活性化させようという思いでありますので、私どもとしても非常にありがたいご提案だということで、これまで準備を進めてきたという経緯です。

【記者】
2点ほどお伺いします。
まず先の議会答弁でも多くの議員さんが取り上げていた岐阜薬科大学の法人化についてです。
先日の答弁によると大学としては法人化の意向ではあるが、最終的な決定は市がするということですので、市長の受けとめや、今後どういうところを検討していく必要があるのか教えていただきたいと思います。

【市長】
岐阜薬科大学の法人化については、先の令和4年9月議会でも後藤副市長から答弁をしていただきました。
岐阜薬科大学の法人化というのは長年の課題であり、大学内での協議検討を重ねていただき、大学としては法人化の方向で進めていきたいと、私も報告を受けております。
岐阜薬科大学については、三田洞キャンパスの老朽化が進んでおり、キャンパスの移転統合に向けて整備候補地を本部キャンパスの南側から西側に変更し、移転統合に向けて具体的にアクションを起こしているところです。
市として大きなビジョンで考えると、ここは(仮称)岐阜インターの開通予定地ですので、岐阜薬科大学を移転統合することによって岐阜大学も含めた学術研究拠点をしっかりと作りたいと思います。
そのことは単に大学のキャンパスが集まっていることだけではなく、ライフサイエンス拠点をしっかりと形成をしていきたいというのが岐阜市の長年の方向性です。付加価値の高い産業集積を実現していくことが最終ゴール地点だと受けとめております。
岐阜薬科大学の法人化はその大きな一歩だと受けとめており、大事な案件ですので、重要課題検討委員会でしっかりと法人化についてのメリットもあれば、様々な課題もあろうかと思いますので協議をしていただき、そこで一定の方針が検討されたうえで私も出席する政策会議で最終的な判断をしていくことになります。
まずはその議論をしっかりと私としては見守っていきたいと思っております。

【記者】
ぎふ長良川鵜飼について2点質問があります。
令和4年はコロナ禍で過去2年に比べればお客さんの数が回復基調なんですが、まだ鵜飼じまい前ですが、現状での総括をお願いします。
もうひとつは、9月議会の決算でも出ていますが、収支がコロナ禍でちょっと悪化しているなと思うのですが、その受けとめをお願いします。

【市長】
10月15日の鵜飼じまいまで3週間をきりました。
まず、コロナ禍で、一定の乗船定員の制限をかけてきましたが、今回何とか5万人を超えそうだと聞いておりますので、多くの市民や観光客の皆さまには鵜飼観覧にお越しいただいて本当にありがたく思っております。
これは鵜匠さんや船頭の皆さんもそうですし、鵜飼に関係する旅館組合のみなさんも含めて、過去2年はコロナ禍あるいは自然災害で1万人台だったということに、非常にじくじたる思いがありました。往年の10万人まではいきませんが、しかし5万人を超える方々にこうして鵜飼に来ていただけたということは、まず私たちにとって大きな喜びですし、また来シーズンに繋がるものだなと思っております。
特に令和4年度に新たな挑戦として高級観覧船をスタートしましたが、高級観覧船に乗っておられるお客様の姿を違う船から見ていますと、とても楽しそうで、こういった高級観覧船にチャレンジしてよかったなと思っています。
また、この高級観覧船はかなりご予約を入れていただいていて、3隻すべてが予約でいっぱいという日も結構ございます。このように人気をいただいたという意味では、コロナでピンチになったときに新しく思い切ってチャレンジしたことが花を咲かせてきたなというふうに思います。
これからも多様な鵜飼観覧はテーマであり、「ぎふ長良川鵜飼かわまちづくり計画」においても、河川敷の鵜飼桟敷や水上座敷など、川辺でお客さまに見ていただくことや、プロムナードにて夜市を開くことなど船に乗るだけではない鵜飼の魅力づくりに、これからも努めていきたいと思っております。
いずれにしても、かつてと比べれば当然お客さまが少ない状況ですので、今後、どうお客さまをさらに増やしていくのかについても、シーズンが終わりましたらしっかりと検討を重ねていきたいと思います。

【記者】
ぎふ信長まつりの件で、もう一度確認したいのですが、最初の市長の発言の中で第7波終息後こういったイベントで中心市街地を活性化というお話の趣旨のご発言があったかと思います。現状のコロナ第7波についての市長の考え方と、今後あるいは再拡大なのか第8波なのかわかりませんが、市が関連するイベントについて、また感染が拡大してきた際には、どのように判断されていくのかというのを教えてください。

【市長】
第7波については連日、新規陽性者の方も減ってきており皆さまのご協力に感謝をしております。
また、国においても全数届け出の見直しを決定され、新しいステージに入ってきたなと受けとめております。本市としてはこれまでどおり基本的な感染防止対策を徹底していくことを市民の皆さまにお呼びかけをし、県と連携しながら保健所設置市としての責務をしっかりと果たしていくことは変わらないと思っております。
専門家の皆さまもいろいろとご発言をされておりますが、私どもとしては特に近年、コロナ感染対策によってインフルエンザにかかる方が非常に少なかったと感じています。
従来であればインフルエンザによる学級閉鎖が多く発生していますが、コロナ禍においてはなかったということなので、今後は、インフルエンザの感染拡大ということもあわせて警戒をしておく必要があるなと思っております。
また、当然症状が似通っておりますので、インフルエンザに感染したのかコロナに感染したのかどちらかわからないといったことも起きてくると思いますので、医師会の皆さまともよく連携しながら、特に子どもたちの健康をしっかり守っていくということは大切ではないかなと思っております。
今後のイベントについてですが、感染防止策と社会経済活動の両立ということは、国もしっかりと掲げておられるし、岐阜県においても、そして私ども岐阜市においても、この方針は変わらないと思っております。
したがいまして、様々なイベントを行うにあたっても感染防止対策をしっかりと講ずるということを前提に、私はぜひ開催をして、市民の皆さまには希望を持って、元気を出していただけるようにやっていきたいと思います。

【記者】
事後の質問になって申し訳ないですが、昨日(9月27日)の安倍氏の国葬についてお伺いします。柴橋市長は欠席されたと思いますが、改めて国葬の実施に関してのコメントと、安倍氏に対する何か思いやコメントをいただければと思います。

【市長】
昨日(9月27日)は14時から国葬が行われました。私どもは、岐阜市議会の閉会日で、ちょうど14時前に閉会をいたしました。
私は閉会の挨拶でも、改めて哀悼の意を表して、私なりの弔意を表現しました。
国葬については国が責任を持って、それぞれのお考えで開催されたことであり、特に私から何か申し上げることではないと思っております。
安倍元総理につきましては、2012年に国会にダライ・ラマ法王さまをお呼びして、国会議員や関係者でお迎えをし、スピーチをしていただく際に、当時は与野党を超えてお迎えをするチームの同じ仲間と言ったら恐縮ですけども、一緒に仕事をさせていただいたことが私にとっては唯一の思い出でございます。
そういったことも含め、幅広い見地から大変ご活躍をされた方だと思っておりますので、選挙期間中に非業の死を遂げられたことについては、私も悲しみを共有する1人であります。

【記者】
今の国葬について関連ですが、安倍氏の国葬については賛成反対いろいろな声があると思いますが、その国論を二分したひとつの責任は政府が国会への説明を十分していないのではないかとの指摘があると思います。
そこで、元国会議員という立場でもあった柴橋市長は、政府の説明のあり方というのは外から見てどのように感じられましたでしょうか。

【市長】
新聞でも記載をされておりましたが、こういった物事というのは過去の先例などをよく研究をして、先人の知恵にならうということが大切ではないかなというふうに私は思います。
当時、野党第一党にもしっかりとご相談申し上げて行われたとのことでございましたので、そういった先人の知恵を我々は常にどんな課題についてもしっかりと学びながら、対応をしていくことが大事ではないかなと改めて感じています。
 

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