令和4年6月30日 市長定例記者会見

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ページ番号1017234  更新日 令和4年7月19日

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写真:令和4年6月30日 市長定例記者会見の様子


※記者会見の様子を岐阜市公式ユーチューブチャンネルでご覧いただけます。

発表内容

  • 「ぎふ未来トップアスリート育成プロジェクト」強化指定選手の認定について
  • 岐阜市科学館特別展「科学de妖怪やしき」の開催について
  • ぎふメディアコスモス開館7周年記念イベントについて

会見資料

発言趣旨

【市長】
それでは、令和4年度第4回定例記者会見をはじめます。
本日の発表事項は3点です。

(1)「ぎふ未来トップアスリート育成プロジェクト」強化指定選手の認定について

まず1点目は、「ぎふ未来トップアスリート育成プロジェクト」強化指定選手の認定についてです。
東京2020オリンピック・パラリンピックのレガシーを市のスポーツ振興につなげていくため、ぎふ未来トップアスリート育成プロジェクトを実施しているところです。
このプロジェクトは、オリンピック・パラリンピック出場選手等の経験や技術を子どもたちに伝えるトップアスリート次世代継承事業をはじめ、スポーツスタートアップ事業や、ハイレベル指導者派遣事業を通じて、還元・普及・育成・強化へと好循環を目指す取り組みです。
例えば、このトップアスリート次世代継承事業では、新体操でご活躍された松原 梨恵さんや、先般のパラリンピックの車いすバスケットボールで活躍をされた秋田 啓さんに市内小中学校でご活動いただく予定です。
このような活動を通じて、東京2020オリンピック・パラリンピックのレガシーが末永く繋がっていくことを期待しております。
このプロジェクトの中に、強化指定選手の認定という岐阜市トップアスリート支援事業がございますが、今回オリンピック・パラリンピックへの出場と活躍が期待される岐阜市ゆかりの選手、これは岐阜市在住であるとか、または岐阜市の出身であるなど、こうした選手を支援するために令和4年度の強化指定選手を認定いたします。
認定にあたりましては、これまで国際大会等で優秀な成績を収め、各競技団体から推薦された選手について、有識者のご意見をお聞きして決定をしたものです。
今回は、2024年のパリ オリンピック・パラリンピックと、2026年のミラノ・コルティナダンペッツォ オリンピック・パラリンピックの出場を目指す14名の選手を認定いたします。
まず、夏季大会では、東京2020オリンピックで活躍されたバドミントン女子ダブルスの福島 由紀さんと廣田 彩花さん、フェンシングフルーレの辻 すみれさん、先の日本選手権の女子200m平泳ぎで初優勝を果たした今井 月さんや、パラリンピック視覚障害者柔道の木本 宏幸さん、パラ水泳の井戸 夢翔さんなどを認定します。
次に、冬季大会では、北京冬季オリンピックで銅メダルを獲得されたスノーボードの村瀬 心椛さんのほか、村瀬 由徠さん、パラアイスホッケーの那須 智彦さんを認定します。
この、強化指定選手に対しては、補助金を交付いたします。
また、認定式を7月7日木曜日午後4時30分から、この会場で開催する予定でございます。
トップアスリートの皆さまが挑戦する姿は、東京2020オリンピック・パラリンピック大会でも多くの市民の皆さまに希望をもたらしてくれました。
これからも、各アスリートの皆さまが夢や志の実現に向けご活躍をいただけるよう応援してまいりたいと考えております。
なお、本日、強化指定選手の認定を発表させていただいた村瀬心椛さんには、明日7月1日金曜日10時から開催する令和4年度岐阜市民栄誉賞・岐阜市政功労表彰式におきまして、岐阜市民栄誉賞を贈呈いたします。

(2)岐阜市科学館特別展「科学de妖怪やしき」の開催について

発表事項の2点目です。
岐阜市科学館特別展「科学de妖怪やしき」の開催についてです。
科学館では、夏の特別展ということで「科学de妖怪やしき」を7月22日金曜日から8月31日水曜日まで開催いたします。
この夏の特別展は、新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催ということで、今年は妖怪をテーマに30種類以上の妖怪を紹介します。
この夏の特別展企画は、非常に子どもたちにも人気でありまして、かつては恐竜や昆虫を取り上げて開催してきました。
妖怪はご案内のとおり、日本古来より畏怖・恐怖の対象として創り出された架空の生き物でありますが、江戸時代以降、日本人の自然感などの変容とともに人々の遊びや楽しみの一端を担うようになり、現在まで言い伝えられています。
近年では、テレビアニメやドラマの放映もありまして妖怪への注目が集まっているということで、子どもから大人まで親しみのある妖怪と科学とのコラボレーションにより、五感を使って楽しみ、科学に対する好奇心を子どもたちに高めていただきたいと思います。
主な展示内容ですが、3つの会場を設けまして、3Dやペイント、フィギュアで妖怪を紹介する「3D妖怪やしきゾーン」では肝試しを楽しんでいただきます。
また、多彩なサイエンスツールで不思議な体験を楽しめる「不思議体験ゾーン」、妖怪や3Dの仕組みについて学べる「妖怪紹介」会場も開設をいたします。
来場者数については、3万人以上のお客さまにお越しいただきたいと思っておりまして、節目節目には来場者の方に記念品を贈呈いたします。
なお、開場式を7月22日金曜日の午前9時10分から科学館1階エントランスホールで行う予定です。
チケットの販売は7月1日金曜日から7月21日木曜日まで、岐阜市科学館、岐阜新聞社販売店、マーサ21、チケットぴあで前売り券を販売いたします。
なお、長良川うかいミュージアム夏休み特別展示「長良川とぎふの妖怪たち」と連携をして、双方のチラシに割引券もつけてお互いに集客増につなげたいと思っています。
また、会場内につきましては、職員関係者等はもちろんですが、ご来場皆さまにも感染防止対策を徹底していただきまして、夏休みに安心してご来館をいただきたいというふうに考えています。

(3)ぎふメディアコスモス開館7周年記念イベントについて

発表事項の3点目です。
ぎふメディアコスモス会館7周年記念イベントについてです。
ぎふメディアコスモスは、2015年7月18日に誕生してまもなく7周年を迎えます。
開館以来、多くの市民の皆さまにご利用いただいており、現在、来館者数は累計で約760万人になりました。
2021年の5月に新庁舎が開庁したことで、広場を挟んだ一体的なパブリックスペースとして、この「つかさのまち」にさらなるにぎわいが生まれていると感じております。
例えば今年の3月には、シビックプライドという私の大事なキーワードですが、持続可能な岐阜市を実現するため、市民の皆さまに地域への愛着や誇りを高めていただこうということで、岐阜の魅力を伝える情報集積のシンボルエリアとして「シビックプライドプレイス」というものを開設いたしました。
メディアコスモスに行っていただくと、お子さまや市民の皆さまがタッチパネルを操作して、例えば年配の方がお孫さまなどに懐かしい写真のお話をしていただいているとか、若い方々は見たことがないかつての岐阜のまちを、こういったまちだったんだと見ていただけるようなすてきな空間になっています。
まさに岐阜の魅力を知る「窓」として、多くの市民にご利用いただいていると感じています。
なお、中央図書館については、2020年、2021年と従来のコロナ前と比べて非常に来館者数が減っておりましたが、これまで感染対策として2時間までの滞在としていた時間制限をなくしておりますし、お隣と一定の距離を確保した上で、学習スペースについても解禁をしており、日常を取り戻しつつあり、ご来館の方が増えてきています。
ぜひ、ぎふメディアコスモスにお越しをいただきたいと思っています。
ぎふメディアコスモス7周年の記念イベントですが、7月16日土曜日、17日日曜日、18日月曜日・祝日の3日間、「ゆったりカルチャー3days」と題して様々なイベントを実施いたします。
具体的にどんなイベントを開催するかというと、7月16日土曜日には岐阜県出身の直木賞作家である米澤穂信さんのトークイベントを午後2時から、みんなのホールで開催をいたします。
すでに会場での観覧は定員の120名に達しておりまして募集は終了しておりますが、オンラインでの視聴が可能でございますので、岐阜市立図書館のホームページからオンライン視聴をご希望の方はお申し込みいただきたいと思っております。
2日目の17日日曜日については、午後1時30分からシビックプライドプレイスの愛称を発表したいと考えております。
また、トークイベントとして「それぞれのシビックプライド~岐阜で楽しく豊かに暮らすために~」を開催します。
これは岐阜で楽しく豊かに暮らすヒントを探るために、「地域コミュニティ」と「シビックプライド」をテーマに、コミュニティデザイナーとしてご活躍の山崎亮さんをお迎えし開催する予定をしております。
また17日日曜日・18日月曜日の2日間は、みんなの広場カオカオでマルシェを開催いたします。
両日とも地元のお店やキッチンカーなど50店舗ほどが出店をするほか、ステージイベントも開催をいたします。
また、みんなのギャラリーでは、アートイベントとして「みんなの森の住人たち」を開催します。
これは岐阜で活躍をする美術家の中島 法晃さんを講師にお迎えして、ダンボールなどの紙を使って2日間にわたり想像上の生き物のオブジェをそれぞれが自由に楽しみながら製作するワークショップです。
出来上がったオブジェについては、その後メディアコスモス館内に展示をして、みんなの森の住人として暮らしていただこうという企画です。
このほかにも、絵本の読み聞かせや図書館を巡るウォークラリーなど、3日間にわたり多くのイベントを実施いたしますので、皆さまのご来場をお待ちしております。
本日の発表事項は以上です。

【記者】
ぎふ未来トップアスリート育成プロジェクトの強化指定選手に関して、市長ご自身で選手に対して想いがありましたら教えてください。

【市長】
今、若い世代のアスリートの活躍が非常に多くの人に希望を与えるということを実感しております。
特に明日、岐阜市民栄誉賞を送らせていただく村瀬心椛さんが市役所にご来庁いただいたときは、本当に多くの市民の皆さまが市役所にお越しいただいていましたし、偶然お手続きなどでいらっしゃった方も、村瀬さんがいらっしゃるということで、その場でエールを送りに来てくださったということで、こういった若い人への期待感は非常に高いと実感をしています。
今回指定をさせていただいた方には、例えば村瀬心椛さんの妹である由徠さんも指定をさせておりまして、ミラノでの冬季オリンピックを目指して頑張っていかれるということで、本当にこうした10代の若い方々の活躍に期待をしています。

【記者】
改めてですが、今行われております参議院選挙の件で何点かお尋ねします。
すでにをお聞きされているかもわかりませんが、今回の選挙の争点は何だと思われますか。

【市長】
参議院選挙は衆議院総選挙と違って、ある意味ではひとつの通過点としての政権への評価でありますので、有権者の皆さまが岸田政権の様々な政策についてそれぞれのお考えで評価されるというふうに私は受けとめています。

【記者】
特に注目したい議論はございますか。

【市長】
先日もNATOで大きな節目となる会議がスペインのマドリードで行われましたが、我が国を取り巻く安全保障の環境は非常に激変していると思いますので、こうした安全保障政策というものは国政の最優先のテーマであり、それぞれの各党が政策を掲げていただいて、それに対して有権者がどの政策に賛同されるのかということは、現在進行形の問題でありますので、非常に注目が高いのではないかなと思います。

【記者】
現在の情勢ですが、岐阜県内には野党の国会議員がいなくて、今回の参議院選挙を見ましても、もっと与党の議席をおびやかして奪ってやろうというような勢いがあるとは必ずしも言い切れないところがありますが、県内野党の何が足りないと思われますか。

【市長】
各党がご努力はされてると思いますが、政権与党の皆さまは様々な政策の実行力であるとか、あるいはその地域の中で県民・市民の皆さまに目に見える形で日ごろの政治活動も行っておられると思います。
政治は、そのような積み重ねでありますので、有権者の皆さまがそれぞれの立場でご判断をされている結果だろうと思います。

【記者】
今年の市長選のときに伺った覚えがありますが、柴橋市長は合計10年の浪人期間があると聞いた覚えがあるのですが、その経験から県内野党に対してご助言したいことやアドバイスをしたいことはございますか。

【市長】
皆さまがそれぞれの立場でご努力されてますので、私がアドバイスをするのは非常におこがましいと思いますが、一人ひとりの政治家が志を持ってこの政治の世界に入っているわけですので、日々努力を重ね、1人でも多くの有権者の皆さまとお会いをしてその声をお聞きする、またその思いを伝えていくという地道な活動がすべての政治家に必要なことでありますので、それぞれでまた頑張っていただきたいと思います。

【記者】
最後に、現職の渡辺さんに対する評価やご意見はございますか。

【市長】
渡辺猛之先生につきましては、国土交通副大臣というお立場で、岐阜市でも、名鉄名古屋本線の鉄道高架化事業で事業認可をいただきましたし、また先般、事業が始まりました国道21号の岐阜市内立体化についても具体的に動いておりますので、こうした国土交通行政と岐阜市のまちづくりは非常に密接なかかわりがありますし、目に見える形でいろいろな事業が動いてるということは、一定数、我々としては岐阜市に対する貢献をしていただいてるというふうに受けとめております。

【記者】
小中学校の物価高対策としての小中学校の給食費の補助についてお伺いしたいと思います。
岐阜市の周辺の自治体では給食費の無償化をするところもありまして、岐南町はもともとやっておりましたが、山県市、羽島市、それから今度は本巣市も無償化をするということで調整を進めているようです。
岐阜市の場合は食材費が高騰した分を補助しますと、あとはいわゆる所得の低い世帯については枠組みの中で給食費についても補助しますというようなことになっておりますが、周辺の自治体が給食の無償化を進める中で、多少見劣りもするのではないかというようなこともあると思うのでが、改めてその給食費の補助の考え方について教えていただきたいと思います。

【市長】
給食については議会でも、教育長はじめ我々も答弁申し上げているように、就学援助という制度を我々も拡充してきました。本当に困っておられるご家庭のお子さまについては就学援助制度を通じてしっかりと支援をするというのが私どもの原理原則だというふうに思っております。
今回の高騰については補正予算を議会でお認めいただいて、高騰分についてそれを補助するということを今回議決いただいておりますので、そういった対策で岐阜市としては行こうという考え方です。

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