平成30年5月29日 市長の記者会見

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ページ番号1006254  更新日 令和3年8月31日

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写真:平成30年度6月補正予算記者発表をする市長


※記者会見の様子を岐阜市公式ユーチューブチャンネルでご覧いただけます。

発表内容

平成30年度6月補正予算案について

会見資料

発言要旨

【市長】
岐阜市の平成30年度6月補正予算案について発表いたします。
平成30年度当初予算については、政策判断を伴う新規・拡大事業を原則計上しない、骨格予算としての編成をさせていただきました。
私の「岐阜を動かす」という政策を本格展開するにあたりまして、「政策総点検」や、「若手職員プロジェクト会議」等の議論を経て、本格的に執り行うのは平成31年度の予算編成となりますけれども、スピード感を持って市政に取り組んでいくために、本年度から着手可能な新規拡大事業については肉付け予算として編成し、未来につながる施策の種まきをさせていただきたいと考えております。
加えて、国あるいは県の補助内示に伴う基盤整備事業経費もございますので、この6月補正予算案で合わせて計上させていただくこととなりました。

まずはじめに、補正予算案の規模、事業の内容について肉付け予算の部分のご説明をさせていただきます。
規模ですけれども、平成30年度6月補正予算案の合計は44億79万円。
内訳は、一般会計が37億9,459万円、企業会計は6億620万円でございます。
そのうち肉付け予算の規模につきましては、合計で17億2,570万円であります。
内訳は、一般会計16億7,850万円、企業会計4,720万円です。
なお肉付け予算の財源として、財政調整基金から12億円を充当いたしました。
予算の状況ですけれども、平成30年度当初予算に6月補正の肉付けの部分を加えると、対前年度比で約30億円の増ということでございます。
平成30年度当初予算に6月補正全体を加えますと、対前年度比約33億円の増となっております。
私は、「岐阜を動かす」というテーマのもと、「成長都市の基盤づくり」、「こどもファースト」、「働く場づくり」、「本物志向の観光まちづくり」、「健康で元気な安心・安全の社会づくり」を掲げております。
補正予算案の肉付け予算については、この5つの重点分野に沿って説明させていただきます。

まずはじめに、「成長都市の基盤づくり」に3億3,546万円を計上いたしました。
一つ目でありますが、インフラ都市基盤の整備ということで、「岐阜駅前の活性化方策検討」に1,200万円の予算を計上しております。
これは県都岐阜の玄関口でありますJR岐阜駅前の再開発の促進に向けまして、どのような高度利用方策があるか等、他都市の動向も調査しながらの検討、また駅前が動いていく周知をするためのPR映像の作成という形であります。
民間開発による駅前の更なる活性化といったような、リニアインパクトを見据えた取り組みを今から進めていくということで、計上いたしました。
次に、「無電柱化推進」をいたします。
約1,700万円の予算を計上いたしますけれども、地域としては蕪城町、玉宮町の地域でございます。
「世界のタマミヤ」ということで、民間主導で活性化をしておりますけれども、この地域の無電柱化を実現することによって美しく、快適な歩行空間を作っていく、そういった事業とさせていただいております。
次に「公共交通自動運転技術活用調査」に350万円計上いたしました。
これは私がかねてから提案をしております自動運転について情報収集、あるいはどのように岐阜市において活用できるか等の条件の調査をするために実施するものでございます。
コミュニティバスなど、地域公共交通における活用を検討していきたいということで種まきをすることといたしました。
次に「ファミリーパーク総合スポーツ公園化検討」です。
予算としては500万円計上いたしました。
陸上競技が可能なグラウンドの整備など、既存の計画を活かしながら、総合スポーツ公園化についての検討をいたします。
総合スポーツ公園にすることによってスマートインターチェンジがすぐそばにできるファミリーパークの魅力を更にアップし、多くの方に利用してもらえるようにしていきたいということでございます。
次に人口増加というテーマでありますけれども、一つ目に「まちなか居住支援」として240万円計上いたします。
従来からも取り組んでいることでありますが、今回は新築住宅取得した2人以上の世帯に補助をするとともに、子育て世代、また市外からの転入については補助を上乗せする形で、子育てをしている若い世代に、岐阜市への転入をうながすといったインセンティブをつけた居住支援策とさせていただきました。
二つ目に「はじめての就職定住支援」に59万円を計上いたしました。
これは初めて就職をする若者に対して、Uターンを促していくというものであります。
若者が岐阜県から流出しているという時代の中にあって、若者の定着を私たちの街で図り、将来は結婚子育ての世帯の増加を目指すという観点から、まず若者が就職するにあたっての居住、引っ越しに対する支援という形でメッセージを発信していきたいと考えております。
企業の就職活動がどんどん行われていく時期でありますので、来年度の当初予算では遅すぎるという観点で6月補正予算案に計上し、スピード感を持って取り組むことといたしました。

2番目の「こどもファースト」です。
9億5,582万円を計上いたしました。
まず教育の分野ですけれども、「主体的・対話的な学びの在り方推進」ということで、全小学校に総合学習の場所であるアゴラ教室を整備することに7,000万円を計上いたしました。
教育立市としての岐阜市を更に継続発展させていく、という観点で取り組んだものでございます。
図書館についてですけれども、「図書館、共読環境整備」に150万円、また「図書館ブランディング」に50万円を計上させていただきました。
図書館の共読環境整備は移動型の書架及び黒板等を活用して共読スペースを整備するということで、中学生・高校生を中心に読書への関心を喚起していきたい、そういった環境整備であります。
更には大変多くの方に利用していただいております市立図書館の魅力を更に向上させるため、図書館のブランド化に向けたオリジナルバッグの作成をするということで、この50万円を作成費として計上したものでございます。
先進的な図書館としてのイメージを向上して、ファンの一層の拡大に努めていきたいということでございます。
次に子育ての分野ですが、子育てにおいては「母子健康包括支援センター」を中・南・北の各市民健康センターに設置し、妊産婦の女性にきめ細かい支援を行います。
また、「産後ケア」の分野にも力を入れてまいります。
新たに市内の医療機関で産後ケアを実施して、子育てをしておられる方たちに安心して子供を産み、育てていただける環境整備をしようというものです。
特に心身のケアに重点を置いていきたいと考えております。
次に「私立教育・保育施設整備費助成」に8,873万円を計上いたします。
これは2か所の小規模保育事業所の整備助成を考えております。
待機児童ゼロを継続していくために、こういった事業にも力を注いでまいります。
「児童館等防犯カメラの設置」に564万円を計上し、児童館、児童センターの全14か所に防犯カメラの設置をいたします。
昨今様々な、子どもに関する残念な痛ましい事件が起きておりますけれども、地域に開かれた子どもたちの場所の安心・安全を確保していくために、スピード感を持ってカメラの設置をすることを決定いたしました。
そのほかにも児童センターの駐車場の整備でありますとか、学校の洋式便器の設置等々、子どもたちの環境づくりに力を注いております。

3番目、「働く場づくり」に5,141万円を計上いたしました。
まず、産業・雇用ということで、「ぎふ信長楽市運営」に655万円計上しております。
JR岐阜駅から柳ケ瀬までの間において、店舗と様々な集客イベントを連結させた「ぎふ信長楽市」を今年も11月の第1土曜日・日曜日に開催をいたします。
中心市街地の活性化につなげていけるように取り組んでまいりたいと思います。
次に「中央卸売市場 経営展望策定及び整備手法検討」に1,720万円を計上いたします。
中央卸売市場については市場のあり方検討委員会からの答申を踏まえまして、再整備及び改修に向けて、経営展望の策定と概算事業費も含めた整備手法について検討に着手をしたいということでございます。
地域の生鮮食料品の安定供給をする拠点として、あり方検討委員会の答申に基づいて進めていく方向性を定めてまいりたいと考えております。
次に「農業用施設整備調査設計」に250万円を計上いたします。
これは岐阜大学の東に位置する下城田寺地区において、農業基盤整備を行う県営事業の採択に必要な計画策定に向けた調査及び基本設計を行います。
生産性向上による農地の集約・集積により「儲かる農業」への転換を図るべく、予算をつけさせていただきました。

4番目、「本物志向の観光まちづくり」に5,846万円を計上いたしました。
まず、「観光ビジョンの策定」に1,356万円を計上しております。
これは岐阜市の中長期的な観光戦略の指針となる観光ビジョンを今回初めて策定をするものであります。
この策定にあたりましては民間の事業者にもワーキンググループ等でご意見をいただきながら、オール岐阜での観光ビジョン作りに取り組みたいと考えております。
二つ目は「外国人観光客受入環境整備支援」に500万円計上いたしました。
これは増加を続ける外国人観光客の方への対応のため、多言語化、Wi-Fiの整備に加えて、トイレの洋式化や電子マネー対応などの補助メニューの追加をして、「おもてなし」岐阜を進めてまいりたいと考えております。
三つ目が「岐阜公園 歴史文化資産整備検討」に800万円を計上いたします。
岐阜公園の再整備に向けまして、歴史文化資産等の効率的な整備・管理運営手法を検討してまいります。
岐阜公園の価値を高めてより多くの方に来ていただくために、どのような手法がいいのか、また民間資金を活かす方法はないのか、そういったことも研究することで岐阜公園の再整備の種まきとさせていただきたいと思います。
次に「史跡岐阜城跡保存整備」に1,500万円計上いたします。
これは山上部の発掘調査を実施するための予算でございます。
石垣の保存、保全、樹木の伐採等も合わせて実施しながら岐阜城の魅力を発信してまいりたいと考えています。
今回新しい石垣も発見されたことによって、岐阜城の価値を更に高めることができると思っていますし、全国的な岐阜城に対する認知度も向上させ、多くの方に来ていただきたい、そんな思いでこの事業の予算を計上させていただいております。
次に「旧加納町役場跡地整備」に1,740万円を計上いたしました。
中山道沿道の景観形成につながる拠点施設の整備ということで、基本・実施設計を行っていくものでございます。
今、岐阜城・岐阜公園等に私は力を入れているわけですが、当然中山道も岐阜市の大事な財産ということで、歴史を活かしたまちづくり活動を推進するといった観点から旧加納町役場の跡地整備についても力を注いでまいります。
また、歴史基本文化構想の策定も合わせて行います。
岐阜の持つ観光資源、観光ルートの拡大につながっていくよう、基本構想を制定して発信につなげていきたいと考えております。

五つ目、「健康で元気な安心・安全の社会づくり」に3億1,813万円を計上いたします。
まず、医療・介護・障がい福祉の分野でありますが、「市民病院 中央診療棟重症患者管理病棟設計」に3,000万円を計上いたします。
これは市民病院の急性期病院としての機能の強化をするためで、HCU(ハイケアユニット)20床の増設や、既設のICU(集中治療室)6床の機能強化に向けた設計を行い、救急医療の充実と重症患者管理体制を整備することによって市民の皆さんの安心安全にしっかりと応えていける体制を作ってまいりたいと考えております。
健康・活躍の分野では、「みんなで健幸・みんなで歩こう推進」に150万円を計上いたします。
これは岐阜県が今年度実施する「清流の国ぎふ健康ポイント」事業と連携してミナモ健康カードを配布するものでございます。
更には県内の協賛企業の協力により、買い物の際の割引を行うほか、抽選で景品を配付する等により、健康づくりの推進に、更には各種検診の受診率の向上に繋げてまいりたい、そういった思いで岐阜県と連携をしてまいりたいと考えております。
安心・安全の防災として、「災害用浄水機配備」に3,825万円計上いたします。
これはすべての指定拠点避難所50か所へ災害用浄水機を各1機、合計50機配備するとともに、帰宅困難者用にじゅうろくプラザに1機配備をするものであります。
避難者の飲料水・生活用水を確保するものでありまして、非常に緊急性が高いという判断から50か所すべてをこの補正予算でスピード感を持って設置をすることといたしました。

最後に「市民・行政 オール岐阜でまちづくり」に643万円を計上しております。
これは5つの重点分野の推進をするためには、市民・行政によるオール岐阜でのまちづくりが必要だという考えからこの分野を設定いたしました。
行政サービスにおいては、「飛び出す公務員サポート」制度に26万円を計上いたします。
これは公務とは別に一人の住民として地域貢献活動などを行う市職員を表彰・支援をするものであります。
職員による公務プラスワンの後押しとして地域貢献を推進してまいりたいと考えております。
二つ目に「がんばる公務員サポート」制度に68万円を計上いたします。
日常業務を地道に継続して頑張ってくれている職員の皆さんを表彰・支援する制度でありまして、私が着任時に掲げました働き甲斐のある職場づくりを実現していくために、職員の資質向上を図り、市民サービスの向上へと繋げてまいりたいという思いで作らせていただきます。
「行財政改革推進会議(政策総点検)」に26万円の予算を計上しております。
民間有識者を3人招聘いたしまして、政策総点検をサポートしていただこうと予算を計上しております。
最後に「『岐阜を動かす』若手職員プロジェクト会議」に45万円を計上しております。
若手職員の視点や有識者の専門的知見を施策に生かしながら、「岐阜を動かす」ための新たな施策への挑戦ということで、このプロジェクト会議を重視しておりまして、予算もしっかりと計上させていただく中で前進させていきたいと思います。
以上これらの事業にスピード感を持って全力で取り組みながら、市民の皆様には一日も早く岐阜が動いたことを実感していただけるように、市政を進めてまいりたいと思います。

【記者】
肉付け予算、一般会計、企業会計を合わせて17億2,570万円の内、「こどもファースト」の予算が9億5,582万円と半分を超えており、非常に重点を伴った予算配分だとお見受けします。
着手可能な新規事業については種まきという意味で早急に手当てをしたいという趣旨で今回の肉付け予算があげられてきたということなんですが、「こどもファースト」に重きをおいた予算配分は柴橋市長の意思によるものなのか、庁内の意見を積み上げてきた結果、このような予算配分になったのか、お聞かせください。

【市長】
まず、9億5,582万円のうちの5億円は教育施設整備基金の積み立てであります。
これは今後老朽化をした学校施設の大規模改修・改築に必要なものとして、未来に対する備えをするものであります。
特に子育ての分野については、従前から「こどもファースト」を掲げておりますので、各担当部の中で対話をしながら、例えば先ほど申し上げた防犯カメラの設置等は前倒しで行う等、私なりに指示をさせていただいて、子育てについてはどんどん進めるとしたものであります。
教育については、アゴラを全小学校に設置をするということで、これも教育立市を継続発展させていくというところから、補正予算に組み込むと判断しました。

【記者】
市長になられて、今回初めてご自分の意思を反映した予算と受け止めているのですが、今説明した中でも特に柴橋カラーが出せたなと自分で思っているものがあればいくつか教えてください。
実際に予算編成に取り組んで、みんなの声を拾って予算編成されたと思うのですが、苦労した点ですとか、難しかったこと、悩んだことがあれば教えてください。

【市長】
私のカラーについては、まず中心市街地の再開発については駅前を含めて申し上げてきましたので、これをまず前に進めるための研究ということで、来年の当初予算からスタートをするということではなく、この補正予算から出せるものは出すということで組み込みました。
自動運転にしても、今後公共交通の戦略を作っていきますから、まず研究という形でどう岐阜市の中で実現できるかということでスタートさせます。
本物志向の観光まちづくりについては、岐阜城・岐阜公園については多くのところで述べてきましたけれども、発掘調査についても、ちょうど新しい石垣も発見されて大きな後押しとなっておりますし、これも柴橋カラーとしてすぐに行おうということで組み込んでいます。全体として、当然財源的には制約がありますので、ハードの整備についてはほとんど入っていません。一定の財源の中で私なりに問題意識を持って、市政に関する重点課題を前に進めるということを一番念頭において取り組んだということです。

【記者】
先日の若手職員のワークショップの中でも「こどもファースト」と「観光」についてたくさんの案が出ているというお話でしたし、今日も岐阜公園を含めて観光・まちづくりに力を入れていきたいというお話がありましたが、「本物志向」という言葉の意味するところを教えてください。

【市長】
本物志向というのは、何か本物ではないものを作るということではなく、本物を市内外の皆さんに見ていただくということです。
例えば発掘調査を行うことでそこから石垣が出てくる、あるいは変化のビフォーアフターを見ていただけるということで、何かものを作るというよりも、今ある本物を見てもらうことに力点を置いているということが、本物志向のまちづくりの意味であります。

【記者】
財政上の具体的なこともあると思いますが、お金をかけて大きな箱ものを作るわけではなく、歴史遺産が持っている本物の部分を見てほしいという気持ちなんでしょうか。

【市長】
いわば作り物というのは一回見るとそれきりですけれども、本物というのは普遍的な価値があるし、常に評価をしてもらえると思っています。
あるいはそのことが調査・研究が進んでいくことで更に見ていただけるいい意味での変化があります。
ですから本物にこだわってその価値に評価をしていただける方にリピーターにもなってもらいたいし、口コミで岐阜にも来てもらいたいと思っています。
市民の皆さんには岐阜には本物があるということをシビックプライドという形で誇りに持ってやっていただきたいという観点です。

【記者】
歴史文化基本構想について、文化財という側面があって、その中で観光という部分もあると思うのですけれども、今現在文化財と観光の担当は別々の部署だと思うのですが、将来的には統合的な課であるとか、組織の改編を見据えての今回の予算編成なのでしょうか。

【市長】
組織の改編ということはまだ考えていませんけれども、今までは教育委員会は教育委員会で発掘調査をし、その後は施設等を考えてきたということだと思います。
発掘調査を長年やってきた成果がようやく日の目を見てきたわけであり、その本物を見ていただくことが、岐阜城・岐阜公園の全体の集客にも繋がってきますので、副市長や私のところでしっかり取りまとめをしながら、対外的にPRをしていきたいと考えています。
ですから山麓部分で行ってきた発掘調査を山上部にも広げていくということは商工観光部の所管である岐阜城の集客にも繋がってきますので、内部で組織の連携をしたいと思っています。

【記者】
児童館等の防犯カメラ設置なんですけれども、凄惨な事件という言及がありましたが、全ての児童館、児童センターに設置するという着想は、特定の事件の報道をご覧になってのことなのか、それとも以前から考えていらっしゃったことなのか教えてください。

【市長】
市民の皆さんからの情報がある中で、児童館に防犯カメラが設置されていないという声をお聞きいたしまして、カメラの設置をするべきではないかと考えました。
昨今子どもに関する事件は続出しておりますから、子どもの安心安全を考えて、市民の声もありこの6月補正で対応しようということで指示をしたものであります。

【記者】
まず、17億という補正予算の規模についてなんですけれども、限られた財源の中でというお話も出ましたが、市長としてはその規模についてどのように考えているのかお聞かせ下さい。もう一点、旧加納町役場の整備についてはこの中では設計費を計上されており、ハードの整備につながる予算かと思うのですが、この跡地整備を6月補正予算案に組み込んだ狙いを教えてください。

【市長】
予算の規模ですが、無理やり大きい予算にしようとは考えていなくて、限られた財源の中でその成果を出していく、スピード感を持つということを重視しましたので、頭を出せるものはこの補正予算で出して、来年度に繋げていこうということを意識した結果、ソフト的な事業が多いということです。
旧加納町役場については当初予算でという議論もありましたが、6月補正予算案の肉付け予算となりました。
もちろん地域の要望も強いということもありますが、合意形成を積み重ねてきたものですので、一定の方向が決まっているなら6月補正予算案でゴーサインを出して前に進めるべきではないかと考えました。

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