令和5年11月22日 市長定例記者会見

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ページ番号1021016  更新日 令和5年12月6日

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写真:令和5年11月22日 市長定例記者会見の様子

※記者会見の様子を岐阜市公式ユーチューブチャンネルでご覧いただけます。

発表項目

  • 公共交通施策に関連して
  • セントラルパーク金公園 クリスマスイベントについて

配布資料

発言趣旨

【市長】
ただいまから、定例会見を始めます。
本日の発表事項は大きく2点であります。

(1)公共交通施策に関連して

まず1点目ですが、公共交通施策に関連して発表します。
いよいよ今週末の11月25日から5年間にわたる継続運行をスタートする「自動運転バスのデザイン」について発表します。
9月に自動運転バスの運行について、ルートや便数などの概要を発表させていただきましたが、10月から乗車予約の受付を開始しており、土日については大変好調です。
今回の自動運転バスは、公共交通のデザインで有名な水戸岡鋭治氏に手がけていただきました。
水戸岡鋭治氏は、「ななつ星in九州」や、岐阜市の「清流ライナー」のデザインも手がけていただいている方です。
自動運転バスは赤を基調としたデザインで、「GIFU HEART BUS(ギフハートバス)」と命名をさせていただきました。
「GIFU HEART BUS」のデザインコンセプトです。
赤バス「GIFU HEART BUS」は、岐阜の街の経済と文化と人を結ぶ公共移動装置という、コンセプトでデザインをしていただきました。
また、赤バス「GIFU HEART BUS」は、岐阜という地域のアイデンティティを洗練された形で表現しており、なぜ赤色か?というと、改革精神を色で表現すると、赤ではないだろうかということです。
そして、岐阜のまちが変わろうとする進化のシンボルを赤バス(GIFU HEART BUS)に託すということです。
最後に楽しくて、元気で、明るくて、やさしい、ワクワク・ドキドキさせるバスの色は、赤が最もふさわしいというコンセプトでデザインいただいております。
さらに水戸岡氏にはバスの内装や、バス停のデザインも手がけていただきました。
バス停は車両と合わせてあわせて同じく赤を基調としたもので、バスの内装については青を基調としたシートですが、3台の車両それぞれ異なるデザインをしていただいております。
私もこれらのデザインを見て、まず基調となっている赤については大変エネルギッシュですし、岐阜市の新たな公共交通が動き始める躍動感に溢れていると感じております。
また、真っ赤なGIFU HEART BUSが、岐阜の街を掛け巡る姿を想像し、大変ワクワクしておりますし、GIFU HEART BUSという愛称とともに市民の皆さまに愛され、親しんでいただけるものと考えております。
運行初日の11月25日の土曜日には、ぎふメディアコスモスみんなの広場カオカオにて、国土交通省や岐阜県警をはじめとした方々、また経済界や地域の方々など、自動運転バスの運行にご協力をいただいている皆さまにお集まりをいただいて、出発式を開催いたします。
この出発式において、市内を運行する3台のGIFU HEART BUSを、皆さまの前でご披露させていただきます。

次に関連して、「公共交通フェスタ2023」について発表いたします。
GIFU HEART BUSの出発式当日の25日と翌26日の2日間、同じくカオカオ広場にて、「公共交通フェスタ2023」を開催いたします。
この公共交通フェスタは、市民の皆さまに公共交通に親しんでいただくイベントとして開催をしており、毎回多くのお子さま連れのご家族を中心に、ご来場いただいております。
令和5年度で記念すべき10回目ということで、開催場所も私が就任してからも、長良橋通りや金華橋通りなどさまざまな場所で開催し、令和5年度はカオカオ広場ということです。
これも大変ありがたいことですが、平成26年当初の約3倍となる13団体の皆さんにご協力ご参画をいただいております。
実施概要ですが、先ほど申し上げた出発式のほか、この公共交通フェスタでしか見られない水戸岡氏デザインのGIFU HEART BUSと連節バスの2台が並んだ車両展示や、会場内において、未来の無人自動運転を体験いただける「レベル4自動運転バスの乗車体験」、また令和4年に大盛況でありました、公共交通フェスタと岐阜市立女子短期大学の学生とのコラボレーションによる連節バスをステージとしたファッションショーをパワーアップし、「自動運転バスと連節バスdeファッションショー」を開催します。
さらに、会場へのご来場やイベント参加の特典として、ペーパークラフトや風船などGIFU HEART BUS関連グッズを多数用意しておりますので、市民の皆さまにはぜひご期待をいただき、ご来場いただきたいと思います。
他にも、令和4年に好評でありました、幼いお子様向けにバスに親しんでもらえるよう、市立図書館によるコミュニティバス車内でのバスにまつわる絵本の読み聞かせをはじめ、毎年恒例となっております、お子様に大人気のパトカーや白バイ、災害時に活躍する津波・大規模風水害対策車など、普段間近で触れることができない、働くクルマの展示も予定しております。
また会場にはキッチンカーも出展していただいて、1日中楽しめるイベントとなるように準備をしておりますので、多くの皆さまにご来場いただきたいと思います。
市民の皆さまにとって、公共交通はなくてはならない重要なインフラでありますし、将来にわたって持続可能な公共交通とするためには、自動運転技術の導入が不可欠だという思いで、この自動運転の実証実験に取り組んでおります。
まずは安全を第一に運行し、市民の皆さま、関係者の皆さまのご理解とご協力をいただきながら、「自動運転バスがいつも走っているまち・岐阜市」を実現していきたいと考えております。
また公共交通フェスタでは、多くの皆さまに公共交通について楽しみながら、ご理解を深めるとともに、ますます公共交通をご利用いただき、オール岐阜でこれからの公共交通を創り、守り、育てていきたいと考えております。

(2)セントラルパーク金公園 クリスマスイベントについて

次に2点目の発表事項です。
セントラルパーク金公園でのクリスマスイベントの開催について発表いたします。
リニューアルしたセントラルパーク金公園は、令和5年3月に完成をいたしました。
公園の様子を見ますと、芝生の上で思い思いに過ごす市民の方や、遊具や斜面すべりで楽しんでくださっている子どもたちなど、多くの市民の皆さんにご利用いただいており、大変うれしく思っております。
また土日を中心としたキッチンカーの出店や、マルシェの開催、また10月下旬には、金公園で映画を楽しむパークシネマを若い皆さんが開催をしてくださいました。
先週17日からは、岐阜駅から金公園までの区間で、イルミネーションも始まりましたし、市民の皆さまにさまざまな公園の活用を方法についてお示しをしてきたところです。
その結果、整備前の令和2年度に比べて、公園の使用申請は約10倍まで増加をしてまいりました。
こうした中で来月には、セントラルパーク金公園をリニューアルしてはじめてのクリスマスを迎えます。
公園をさらに楽しんでいただき、賑わいの創出や回遊性の向上につなげるため、『冬でも楽しめる特別な空間』を提供し、公園の多様な使い方について検証する社会実験イベントを実施いたします。
開催期間は12月15日(金曜)から24日(日曜)までの10日間です。
「メリークリスマス エブリワン みんなの場所で、みんなのクリスマス」をテーマに、さまざまな催しを準備しております。
セントラルパーク金公園で、クリスマスのひと時をご家族や友人と一緒に楽しんでいただきたいと考えております。
主な内容ですが、まず公園を楽しむ特別な空間として、竹を使用したかまくら型のドーム、「オープン エアー バンブー リビング」を芝生広場に設置し、期間中毎日ご利用いただけます。
ベンチやテーブル、毛布やクッションを用意し、特に寒い日の夜にはストーブを用意して、冬でも暖かく、憩い、うるおう空間を提供いたします。
このドームの中では、本を読んでいただいたり、会話を楽しんでいただいたり、飲食もできますし、公園で楽しい特別な時間を過ごしていただきたいと考えております。
また飲食を楽しむ特別な空間として、週末には夜空にきらめく星をイメージした巨大な「スターテント」を設置いたします。
イルミネーションがきらめく公園の中で、コーヒーやホットワイン、ウイスキーをはじめ、ホットサンドやピザなどの食事が楽しめる「コガネナイトカフェ」を開催します。
このコガネナイトカフェは5日間開催し、8店舗が日替わりで出店をしていただきますので、皆さんにできれば毎日でも、楽しんでいただきたいと思っております。
さらに買い物を楽しむ特別な空間として、期間中、クリスマス限定のマーケットイベントを含む3つのマーケットイベントを開催し、皆さまをおもてなしいたします。
17日(日曜)は皆さまご存じの「サンデービルヂングマーケット」が開催されますし、21日(木曜)は木曜日限定で開催される「ワイモクマーケット」、さらに23日(土曜)と24日(日曜)の2日間はクリスマス限定マーケットを開催します。
アンティーク雑貨をはじめ、クリスマスアイテムなどの買い物もできますので、ぜひお楽しみいただきたいと思います。
その他にもセントラルパークの楽しみ方などをご紹介する「案内人(コンシェルジュ)」がフィンランドの伝統的なゲームである「モルック」やバドミントン、移動式遊具(モップス)など、いろいろなアイテムをご案内いたします。
また、サンビルを開催する17日(日曜)には、クリスマスアンサンブルコンサートを開催し、セントラルパークが音楽で彩られ、楽しいクリスマスを演出いたします。
中心市街地のにぎわいを創出するためには、民間と行政が力を合わせながら、まちの魅力を向上させることが重要です。
そうした中、セントラルパーク金公園が、にぎわい創出の拠点となるよう、官民が連携し、さまざまなアイデアにより、新しい公園の使い方を提案して、市民の皆さまに体感していただきたいと考えております。
是非ともご友人やご家族をお誘い合わせの上、皆さんでセントラルパーク金公園にお越しいただき、クリスマスを楽しんでいただきたいと思います。
本日の発表事項は以上です。

【記者】
11月17日(金曜)から19日(日曜)に開かれた金華橋ストリートパークラインについてですが、天候に恵まれないところもあったかと思うのですが、現段階での成果と課題等ありましたら教えてください。

【市長】
11月17日(金曜)から3日間、道路空間の利活用ということで、社会実験である「金華橋ストリートパークライン」を開催いたしました。
中心市街地において自動車交通量が減少している中、また人口減少を見据えて、道路を「車中心から人中心」への空間に転換をしたいということで、行ったものですし、さらにまちなかにおける回遊性の向上を図ることも重要ですので、この道路空間を活用したまちづくりの取り組みを進めております。
今回の実験では、新たな道路空間の活用について、まずは市民の皆さまに体験していただくこと、さらに、さまざまな関係者との課題を共有すること、そして交通への影響を検証することで、広く機運の醸成を図ることを目的として実施したものです。
まず平日の17日(金曜)は午前中を中心に雨となりましたが、交通量調査としては、晴れの日と比べて、ご通勤やご通学のための送迎も加わり、有用なデータが取れたのではないかと考えております。
また18日(土曜)は気温が低く風も強かったですが、19日(日曜)については、日差しに恵まれ多くの来場者に楽しんでいただきました。
来場者からは、「道路が交流の場となり楽しかった」や、「ベンチでゆったり滞在できるのがよい」といったご意見をいただくなど、まちづくりへの活用が期待される道路空間の将来イメージを市民の皆さまと共有できたものと考えております。
今回の社会実験では、現在、自動車や歩行者交通量などの取りまとめを行っておりますので、データを詳しく解析し、道路交通への影響等について具体的に検証します。
また、来訪者へのアンケート調査や、沿道企業、店舗の皆さま、交通事業者、運送事業者等にアンケート調査を行っておりますので、さまざまな観点から分析を行ってまいります。
今回及び1月に予定している長良橋通りでの社会実験の結果を踏まえ、中心市街地の道路空間をより活きた空間、魅力的な空間として活用できるよう、さらに検討を進めていきたいと考えております。

【記者】
アンケート調査の取りまとめはいつ頃になる予定でしょうか。

【市長】
実際にいただいたアンケートをどう分析をするかについては一定の時間をいただきたいと思っております。
まだ「いつ発表しますよ」ということは決めてないですが、しっかり分析をすることが大事ですし、民間の皆さんにも、今回の実験の後に、またワークショップを開いていただいて、民間のお立場からもいろいろと意見をまとめていただくことになっておりますので、そういった多方面のご意見や調査を総合的にあわせて、岐阜市として今回どうであったかを、しっかり分析したいと思っております。

【記者】
社会実験の影響を取りまとめているところだと思いますが、今の時点で、例えば「朝方、夕方、渋滞がひどかった」や、あとは「消防や警察署も近くにあるところで、緊急車両が通るときに影響があった」など何か混乱が無かったか教えてください。

【市長】
大きな混乱はないと思いますが、我々としても非常に有用なデータだと思っていまして、通常よりも雨が降りましたので、当然、駅等へのご通勤またはご通学で送迎される方が、晴れている日よりはやはり多かったのではないかと思っております。
ですから、このような天候の時に、通常よりも交通量が増える中で、ある意味でいうと最大値の影響について「どういうことがあったのか」ということが分析できるわけですので、非常に有効だったと私どもは受けとめております。
中身については分析をしているところですので、またしっかりと検証したいと思っております。

【記者】
自動運転バスのところですが、先ほども言及がありましたが、改めて自動運転の狙いと目標をお願いします。

【市長】
岐阜市はこれまで車社会の中で、まちが発展してきたわけですが、ご高齢の方も増えておりますし、免許を返納される方も増えてきている中で、いかに公共交通を守るかということが岐阜市のまちづくりからも重要だと思っております。
その中でやはり運転手不足というのが、非常に大きな課題であり、この間も1割運転手が減少しています。しかも運転手の中心は50代、60代ですので、これから10年経ちますと、中心になっておられる方々が、60代、70代とシフトしていくわけです。当然、運転できる年齢には上限がありますので、次の世代の運転手がなかなかいらっしゃらない現状を考えると、この自動運転というものを公共交通にいかに取り入れていくかということが、重要なテーマだと思っております。
従って岐阜市としては、公共交通における自動運転技術の導入について、実験を重ね、課題を一つずつ毎回クリアにしながら、実験の精度を高めてきております。これは岐阜市の課題であるとともに、日本国全体の課題ということで、岐阜市がこの分野については、日本のトップランナーとして牽引をしたいと思っています。
これから5年間、毎日走らせますので、相当のデータを蓄積できると確信をしております。

【記者】
将来的には、ルートも拡充される予定でしょうか。

【市長】
まずは一定の道路の幅員で運行できる中心部ルートで毎日走行し、一方で、土日祝日については川原町や岐阜公園、あるいは御鮨街道で、歩行者の問題や、少しレベルの高い場所で実験をします。この実験にも非常に大きな意味があって、将来、公共交通と自動運転でいえば、中心部の道路ばかりではありませんので、そういったところにも当然、導入を見据えていかなければいけないとしたときに、特に川原町などで走行するときのさまざまなデータが、活きるのではないかと思っておりますので、まずは5年間、今回の実証実験をきちんと成功させて、次につなげていきたいと思っております。

【記者】
今のルートで5年間実証実験をして、その成果を見て、将来的には別のルートでも考えていきたいということですか。

【市長】
技術レベルも上がると思いますし、国としても、運転手無しのレベル4での自動運転をこれから目指していかれるわけですので、まずはそこにどう行き着くかが、最初の目標ではないかと思っております。

【記者】
日野射撃場の訓練の中止についてお伺いしたいのですが、市長にコメントを出していただきましたが、11月6日の再開初日に不適切行為があって、また中止になってしまいました。
改めて市長のその行為に対する受けとめと、自衛隊は教育しているということで、中止をしているのですが、今後再開に向けて、求めていくことなどがあればお伺いさせてください。

【市長】
10月25日に訓練再開に関する説明のために、陸上自衛隊守山駐屯地司令のご訪問をいただきました。その際、私は住民の信頼が大切ですよとお伝えして、丁寧な対応を求めていましたので、今回のことは大変遺憾であると感じております。
私は今回のことがあって、陸上自衛隊の守山駐屯地司令から、本件についてのお電話をいただき、その際には謝罪と今後の対策について、きちんとお話をいただきました。
自衛隊には、確実な調査と慎重かつ適切な対応をお願いしますと、改めてお話をしましたし、何よりも地域の住民も含め、信頼回復が大事でありますので、そのことについても努めていただきたいとお話いたしました。
まずは、自衛隊において、本件の事案に係る検証をしっかりと行っていただいて、広く国民の皆さんの信頼にも関わる服務教育の再徹底が大前提でありますので、しっかりと信頼を回復していただくのが私としての一番の思いです。

【記者】
公共交通に関連して、政府の方がライドシェアの導入を検討しているということで、市の方で導入の検討や方針は固まっているのでしょうか。また、市長の考えについてお伺いさせてください。

【市長】
岐阜市としては、まだ政府がご議論されているところですので、本件については特に何も検討している段階ではありません。
私自身いろいろなところで対話をしますので、タクシー関係の皆さんと個別に意見交換もさせていただいております。
タクシー業界としては、安全性、職員の研修、運行管理などをさまざまな規制の中で、安全を第一に仕事をしていただいておりますが、タクシー関係の皆さんが懸念しておられるのは、例えばライドシェアについて、安全性の確保が同じように担保されるのかということです。アメリカの事例などを見ると、そうではないのではないかというご指摘もある中で、その辺りの業界の関係者の皆さんの意見をしっかりと政府として取り入れながら、安全第一で、国としての責任を果たしていただきたいと思っております。

【記者】
自動運転のことで見解を教えていただきたいのですが、10月に福井県で自動運転車両が自転車に衝突する事故がありました。レベル4ということで、岐阜市が行う実験とは違いますが、その事故をどのように受けとめたのかと、その事故を受けとめて、何か市長が関係部署に指示したようなことはありますでしょうか。

【市長】
公共交通の自動運転技術の導入については、これまでも一つひとつ課題を毎年度クリアしながら、常に安全第一を基本に、準備を進めてきました。
私どもの実験は現在、まだレベル2であり、スタッフも常に乗車をして、緊急停止、安全確保を十分に図れる体制です。
従いまして、こういったことを念頭に置きながら、福井の事例もしっかりと勉強をさせていただいて、これまでもしっかり確認しながらやってきましたので、いよいよ25日を万全の体制で迎えることができると思っております。
一方で金華橋ストリートパークラインもそうですし、こういった自動運転の実証実験もそうですが、あくまでも実験段階ですので、さまざまな課題はあります。
その課題を克服していく中で、技術革新が起きるということですので、我々はそのさまざまな課題が起きることについて、臆することなく、5年間の実験に入っていこうと思っています。
そこでいろいろな課題が逆に見えてこれば、これは国土交通省にも、あるいは警察関係の皆さんにもフィードバックができるわけですし、この技術に取り組んでおられる企業にも、実験の結果としてフィードバックできます。そのことが、本来の目的である、公共交通をどう守っていくかという目的の達成のために、私は資することだと思っておりますので、安全を十分配慮しながら、しっかりやっていきたいと思っております。

【記者】
自衛隊の件なのですが、不適切事案があった後に守山駐屯地から電話があったということですが、言える範囲で構わないので、先方は今後の対応・対策をどうやっていくかなど何か具体的な話が出ていたら教えてください。

【市長】
詳細については私と司令の信頼関係なので申し上げませんが、隊員の服務教育についての再徹底ということは、非常に力点を置いてお話になっておられました。
我々としてはそのことを「しっかりとやってください」、「住民の信頼をしっかり確保してください」ということ、その点がもうほぼ中心と言っていいのではないかと思います。

【記者】
今後いつ再開されるとか、何か目途は立っているのでしょうか。

【市長】
特にそういう話はありませんでした。
あくまでも事案が起きた後の謝罪と再徹底ということの話でしたので、その段階と受けとめております。

【記者】
今後、岐阜市として、何かさらに説明を求めたりする予定はありますか。

【市長】
私からは、とにかく「住民の皆さんの信頼が大事ですよ」ということを申し上げてきましたので、隊員の皆さんがしっかりと再徹底されて、自衛隊の日頃の活動の中で、信頼を回復していくものだと思っておりますので、そのことを正面から受けとめてやっていただきたいということだけです。

【記者】
今の質問に関連して、自衛隊の関係なのですが、訓練の再開については市民の皆さんも非常に関心を持たれている事案かと思います。
この先は要望になるのですが、自衛隊として市長にお伝えになったということは、その市民の代表者として地元の行政機関にお伝えになっているという意味合いもあると思いますので、機密もあるかと思いますが、再開の情報が入りましたら、市民の方に速やかに広報いただくような体制でご検討いただけるとうれしいなと思います。
よろしくお願いいたします。

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