令和5年4月6日 市長定例記者会見

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ページ番号1021008  更新日 令和5年4月19日

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写真:令和5年4月6日 市長定例記者会見の様子


※記者会見の様子を岐阜市公式ユーチューブチャンネルでご覧いただけます。

発表内容

  • 居心地が良く歩きたくなる岐阜市のまちなかについて
  • 旧いとう旅館活用整備事業の完了について
  • 自分らしい学びを促す不登校支援 寄附金の募集開始について
  • ふるさと納税返礼品・ぎふ長良川花火大会応援席チケットについて
  • 「クアオルト健康ウオーキング」新コースの設定!について

会見資料

発言趣旨

【市長】
では令和5年度の第1回定例会見を始めます。
まず新年度のスタートにあたり、様々なところで申し上げていますが、政策のベクトルは不変ということで、しっかりと各施策の深化を図る1年にしていきたいと思います。
また皆さま方にも、こうした会見等を通じまして、積極的に情報発信に心がけて参りたいと思いますので、新年度もよろしくお願いいたします。
本日の発表事項は5点ございます。

(1)居心地が良く歩きたくなる岐阜市のまちなかについて

まず岐阜市のセンターゾーンについてです。これまでもセンターゾーンの未来風景というものを発表して、市民の皆さまに岐阜市の近未来がどのように変化をしていくのか、ということをお伝えするということや、またそうしたまちの姿、近未来の変化に共感していただくということで、市民の皆さまとまさに「オール岐阜」で「岐阜を動かす」ということに取り組んできたところです。
その中で先般、3月4日には柳ケ瀬におきまして、柳ケ瀬グラッスル35の竣工とセントラルパーク金公園がオープンをいたしましたし、さらに3月22日には岐阜駅北中央東地区及び中央西地区の市街地再開発事業において、組合設立の合同発表会が開催されまして、超高層のツインタワー計画の概要も発表されたところであります。
そうした中でこのセンターゾーン全体をさらに魅力あるエリアにしていくためにはこの連携軸の強化を図ることが大事だと考えてまいりました。
近年は中心市街地におきましても自動車の通行量が減少しておりますので、自動車を中心とした道路の使い方を見直して市民の皆さまが主役になる、そうした中心市街地の道路空間をまちづくりに活用することが重要です。
少しこれまでの取り組みをおさらいしておきますと、岐阜市では令和3年12月に「岐阜市中心市街地道路空間利活用懇談会」を立ち上げました。
これは今後の中心市街地の道路空間のあり方を検討するために学識経験者の方や岐阜県をはじめとする道路管理者の皆さん、また地域や商店街の皆さまとの専門的かつ幅広い意見交換の場として、この利活用懇談会を開催してきました。
今回の懇談会では金華橋通り、長良橋通り、そして柳ケ瀬商店街の道路と玉宮通りなど中心市街地の4つの道路空間について、その特徴や現状を整理するとともに、沿道の住民の方や広く市民の皆さまにもアンケート等でご意見をいただきまして、道路空間の利活用の方向性について意見交換を重ねてきたものです。
今回パンフレットができ上がりましたので、皆さんに発表したいと思います。
まず金華橋通りですが、これは戦前、凱旋道路といわれた通りでした。戦後は平和通りといわれ、今は金華橋通りといいます。片側4車線の36メートルの幅員でありますし、JR岐阜駅から真正面に位置する道路です。
令和2年に行いました「ヤナガセパークライン」という社会実験では、中央分離帯の両側を車線規制させていただいて、例えばハンモックでくつろいでくださる市民の方とか、あるいはスケートボードの体験のコーナーもありましたし、音楽を奏でていただいたり、小型モビリティの試乗体験なども行いました。いわばこういった道路空間を車ではなく市民の方が多様に表現をし、活用できる空間、まさにまちづくりの空間として使ってみたわけでございますが、非常に多くの皆さんからご好評いただきました。
また実際には1車線だけ残して公共交通のバス、それから一般車も通っていただきましたが、大きな交通渋滞等の影響はなかったということもわかっております。
従いまして、こうした社会実験の結果を踏まえますと、今後、金華橋通りの将来像は、ぎふメディアコスモスの西側に連なる緑豊かなテニテオとの連続性により思わず人が歩きたくなるような空間、様々なイベントや交流、そして公共交通やモビリティとの共存ができるような空間に変えることで、まさに車中心から人中心の空間に変えて、エリアの価値を向上したいと思っています。
金華橋通りはまさに本市の中心市街地の核を担う道路であり、また県道でありますので、今後も引き続き社会実験等を行いながら活用整備による影響、効果などを具体的に検証して道路管理者など、関係部局と連携をしながらこの道路空間の利活用について、再構築を検討していきたいと考えているところです。
次に長良橋通りですが、市内で最多のバスの通行がある道路です。片側2車線で25メートルの幅員があり、アーケードのある歩道沿いに多くの飲食店や店舗が軒を連ねている商業施設が立地する幹線道路という特徴がございます。
現在、岐阜市商店街振興組合連合会の皆さんが、「ほこみち」ということで、「歩行者利便増進道路制度」を活用して、まちづくりに取り組んでおられる地域です。その活用をさらに広げようというようなイメージを持たしていただきました。
歩道にあるファニチャーで市民の方が座ることができるとか、店舗と一体でご利用していただくとか、今も「ほこみち」で一部やっていますが、そういったことが日常的に行える空間といえるのではないかと思います。
次に同じく長良橋通りですが、公共交通と共存する道路空間ということで、名鉄岐阜駅のところを現在と大きく形の変わる道路空間をイメージしております。
公共交通サービスを向上させることで、快適な歩行エリアを確保した、まさにトランジットモール空間です。例えば、一般車の通行は規制をして、自動運転のEVバスですとか、岐阜バス、清流ライナー等の公共交通を軸としたトランジットモール空間にするというのが、名鉄岐阜駅前の長良橋通りの姿であります。
車両の通行を規制することにより歩道も広げることができますし、植栽やベンチなどを配置して街行く人が心地よく過ごせる空間にしていき、まさに多様な人を迎え入れる公共交通と共存する空間を将来のイメージとさせていただきました。
次に柳ケ瀬エリアです。
柳ケ瀬エリアは昭和30年代からアーケードが整備をされて、現在は歩行者と自転車専用の道路となっています。
将来のイメージとしては植栽がたくさんあったり、まさに商店街にお越しの皆さんが滞在できるような空間を作ることで、様々な世代の皆さんが1日商店街でお買い物をしたり休憩をしたり楽しんでいただけるような柳ケ瀬の商店街にしていき、滞留施設を整備していこうというのが将来のイメージです。
一方で大きく現在の形と変わり老朽化したアーケードは撤去するというイメージを描きました。明るい日差しですとか心地よい風を取り入れて、また建物からはオーニングテントも出していただいて、開放的で良好な景観を作っていこうということです。まさに「多様なニーズに応える公園のような道路空間」を柳ケ瀬エリアでは将来のイメージとさせていただいております。
次に4つ目は玉宮です。
玉宮については現在多くの飲食店が軒を連ねますが、一部区間、車両通行規制のある幅員約6メートルの道路になっております。
事業を進めている電線の地中化とともに建物を道路境界から後退して建てるセットバック等を地元の皆さんの協定によりまして、緑豊かで歩きやすい「駅から柳ケ瀬をつなぐ多彩な表情を味わえる道路空間」をイメージさせていただきました。
現在でもセットバックをしていない所もございますし、また今後という所もありますが、将来的にはセットバックが行われた「多彩な表情を味わえる空間」が玉宮にもでき上がるということでございます。
以上が中心市街地の道路空間のあり方の将来像であります。今後も引き続き、市民の皆さまや関係者の皆さまと共に中心市街地の道路空間の再構築の実現に向けて、スピード感を持って検討を進めたいと考えています。こうした道路空間がより活きた空間になっていきますと、本当にまちがダイナミックに変わっていくということがいえると思います。
それぞれ駅前、柳ケ瀬、この司町、岐阜公園とセンターゾーンに4つのエリアがあり、事業をそれぞれ進めているところでございますが、こうしたものをつなぐのが道路空間というものであって、これを連携軸にまちづくりに大いに生かしていくという将来のイメージを皆さんにお示しをしながら、しっかりと検討を進めてまいりたいと考えています。

(2)旧いとう旅館活用整備事業の完了について

次は2点目です。
旧いとう旅館の活用整備事業の完了について発表いたします。
まずこの旧いとう旅館の活用整備の位置付けでございますが、すでに皆さま方もご案内の通り、「ぎふ長良川鵜飼かわまちづくり計画」というものを国土交通省にお認めをいただきまして、岐阜市としても様々な取り組みをしているところです。
この計画に基づいて、国、そして民間事業者、地元の皆さんと連携して水辺空間とまち空間の融合した魅力的な空間形成を目指しています。
昨年度の取り組みといたしまして、まず、国においては白い玉石で覆われたかつての砂礫河原の景観を復元していただきました。ちょうどホテルパークの前あたりでございますが、川の様子が本来の川辺という状態になったと思います。
2つ目が長良川右岸のプロムナードにおいては岐阜市が担当いたしまして、夜市やマルシェなどのイベントも昨年度開催いただき、こういったものを支援する電源盤の設置を行いました。そして川原町ではこの旧いとう旅館の活用整備を進めてきたということでございます。
この旧いとう旅館ですが、戦後間もなくの昭和21年に建築されたもので、高松宮ご夫妻も幾度となく宿泊をされたという縁がございますし、さらにNHK大河ドラマ第1作目の『花の生涯』の原作者である舟橋聖一さんが岐阜を舞台とする小説『白い魔魚』を執筆されたといった歴史もございます。
平成27年に前所有者の「歴史あるまちづくりに生かしてほしい」とのご意志を受けまして、岐阜市に寄附をいただいたものです。
その後、旧いとう旅館をご寄附いただいた方のご意志に基づき、どのように生かしていくのかということで様々な検討を重ねてまいりましたが、今回、民間活力によって整備等を一体的に行うということで令和4年3月にプロポーザルを行いました。
結果として十八楼様が活用事業者に選定をされ、当該事業者がリニューアルを行いまして、3月に整備が完了したということでございます。
新たな施設ですが、東西2棟からなる一棟貸しの滞在型宿泊施設ということで、旧いとう旅館には、耐震性の問題とか老朽化の問題が様々ございましたので事業者でご検討いただきリニューアルをしていただきました。
旧いとう旅館の歴史を引き継ぐということで、お名前は「十八楼離れ 宿いとう」という名前にされたそうでございます。まず壁を従来の壁の色とは少し異なりますが活かしておりますし、それから建物の中の梁も、活かせるものは活かそうということで、旧いとう旅館の梁を活かしていただいております。
また無双窓といいますが、スライドすると風が入ってくるという日本家屋の非常に典型的な窓でございますが、この無双窓もそのまま活かしていただいております。
それからお庭にあるこういった灯篭も旧いとう旅館にもともとあったものを活かすということでご活用をいただきました。
こうしたことによって歴史的に価値ある部材と既存施設を活用できるものは活用するということですし、また川原町の景観にも配慮するということで良質な滞在空間をご提供いただきます。築70年以上が経過をしておりますので、建物の耐震性の確保ということにもいろいろとご苦労をいただきました。
今後のスケジュールですが、株式会社十八楼主催による竣工式典と内覧会を4月18日、火曜日の13時から行われます。営業自体は5月からという予定でございます。
なお市民向けのイベントも開催をする予定でございまして、これは4月18日ではございませんが、例えば民話ライブ等ですね、この旧いとう旅館を活用して市民の皆さんにも開催していきたいと考えているところでございます。
いずれにしても、ポストコロナということで、観光についても非常に大事な施策であります。これからも新たな観光スポットができましたので岐阜市の魅力としてこの旧いとう旅館を多くの皆さんにご宿泊いただければと思っております。

(3)自分らしい学びを促す不登校支援 寄附金の募集開始について

では次に3点目です。
自分らしい学びを促す不登校支援、寄附金の募集開始についてであります。
これは市内の不登校児童生徒が自分らしく学び、将来の自立を目指させるような学びの場を整え、誰一人取り残さない支援体制を構築するための寄附金を企業や個人の皆さまから募るという事業でございます。
現在の不登校児童生徒の現状と課題でございますが、全国的に不登校の児童生徒が増えているということで私も他の首長の皆さんとよく意見交換をしますが、どの自治体もこの不登校の児童生徒の増加ということを非常に重要な課題と受けとめておられます。
本市もまだ速報値ですので概略ですが、令和4年度では市立の小中学校で一千人を超える不登校児童生徒となっております。
平成30年度と比べると約2倍となる見込みでありますので、いかにこのコロナ禍という中で不登校の児童生徒が増えているかということがこの数字からも明らかでございます。
本市では、令和3年度に不登校特例校である草潤中学校を設置いたしましたが、この草潤中学校自体は非常に成果が上がっていて、ご案内の通り実際に学校に通学をして授業に参加をする生徒、オンラインで学習をしっかりと継続している生徒いますし、卒業生もそれぞれに初年度進学をして、全日制の高校に進学をした生徒も出てきたということです。
しかし、現在、不登校児童生徒はまだまだ多いという中で理由は様々でありまして、いろんな不安を抱えているとか、ご家庭のご事情もあり、そういった複雑化している中で個々に応じた様々な施策が必要だということを感じているところです。
私も草潤中学校の卒業生といろいろと話をする機会もありましたが、やはり一番いいところは自分で選べると、自分で選択できるということがとてもよかったということです。
従って適切な支援を行うことで、その子らしい成長や学びを促し、社会で生きる力を育むということに取り組んでいくことが大事です。
実際に予算の時にも説明したことでございますが、こうした自分らしい学びを促す場として、不登校児童生徒のための校内フリースペースの整備をしていくということです。
三輪中学校、岐阜清流中学校、梅林中学校、境川中学校、長森中学校の5校で展開をさせていただきます。
寄附金の募集については、市内外の企業や個人の皆さまから寄附を募りたいということで、魅力的で様々な学びに対応する空間づくりのため、教室に限らない学びや触れ合いの場の構築のため、そして支援を行う人材の充実などに活用するためということで募集をしていきます。
例えば普通の学校、クラスですとどうしても集団管理型という形になってしまうわけですが、個人のスペースが確保されていたり、数人でもお互いに共同の学びがしたいならそういう学びができるたり、様々な学びができる空間を学校に作って、先生も配置をさせていただくことで、集中して本を読む生徒、タブレットを活用して学ぶ生徒、先生と一緒にいろいろと話をしながら学ぶ生徒ということを、5つの中学校で実現をしたいと思います。
こうしたものに共感をしていただく企業や個人の方がいらっしゃることは、社会全体で不登校の児童生徒をみんなで支援しているということにも繋がりますし、そういったメッセージを通じて子供たちの自己肯定感にも繋げていきたいと思っております。
寄附金の募集ですが、令和5年4月6日木曜日、まさに本日から募集開始でございまして、チラシやホームページ、広報ぎふ等で発信をしてまいりたいと考えております。
なお、ふるさと納税ですが、岐阜市外にお住まいの個人で一定額以上の寄附をいただいた方には、ふるさと納税の対象となり岐阜市ゆかりの返礼品のお受け取りをしていただくことができます。
市外の企業様には、「企業版ふるさと納税制度」の適用が可能でございますので、積極的にご支援を賜りたいと思っています。

(4)ふるさと納税返礼品・ぎふ長良川花火大会応援席チケットについて

4点目です。
ふるさと納税の返礼品としてぎふ長良川花火大会の応援席のチケットを対象としたいと思います。
先般、実行委員会が令和5年8月11日に開催するぎふ長良川花火大会の応援席について発表し、すでに皆さんにも報道していただいております。
こうした中で岐阜市といたしましてもこの花火大会の開催に向けた気運を醸成したいということで、応援席を活用した新たなふるさと納税返礼品の取り扱いを明日4月7日から開始をいたします。
返礼品の内容ですが、応援チケットとして指定席の最前列を100席、指定席の2列目以降を500席、自由席の先行入場券付を500席の3種類合計1100席分をご用意いたしました。
岐阜市では3つのふるさと納税サイト、ふるさとチョイス、楽天ふるさと納税、auPayふるさと納税をご利用していただけます。
取り扱いは令和5年4月7日から6月30日までとさせていただきます。
なお申し込みの状況によりましては応援席の追加、また期間の延長も検討したいと考えております。
寄附金額ですが、指定席の最前列の場合は38,000円、指定席の2列目以降の場合は24,000円、自由席先行入場券付の場合は18,000円のご寄附が必要です。
新たな花火大会は「みんなで支える」ということでオール岐阜の花火大会にしたいと考えております。
ご期待いただいている市民の皆さまに笑顔をお届けしたいということで、ぜひこのふるさと納税制度をご活用いただき、1人でも多くの市外の皆さまにも応援していただきたいと思っておりますし、とりわけ開催時期も夏でございますので、岐阜市出身の市外にお住まいの方にもこの機会にふるさと納税をしていただいて、そして夏のこの時期に岐阜にご帰省をいただき応援をしていただければ、なおありがたいと思っております。

(5)「クアオルト健康ウオーキング」新コースの設定!について

5点目です。
クアオルト健康ウオーキングの新コースの設定について、新しい施設のオープンと合わせて皆さんに発表したいと思います。
これまで、柳ケ瀬グラッスル35の3階と4階に健康運動施設である「ウゴクテ」と子育て支援施設である「ツナグテ」の整備をし、いよいよ4月30日の日曜日にオープンが迫ってまいりました。
オープン当日ですが、「中保健センター移転、ウゴクテ・ツナグテ開館記念式典」を午前中に開催し、午後2時30分から「ウゴクテ」と「ツナグテ」の一般利用をスタートする予定です。
また開館記念イベントとして、午後1時30分から「ウゴクテ」を拠点とするクアオルト健康ウオーキングの新コース、「まちなかのクアオルト健康ウオーキング」の2つのコースの歩きはじめを実施いたします。
4月10日月曜日から健康増進課にて電話受付を開始いたしますので、ぜひ市民の皆さまにご参加をいただければありがたいと思っています。
まずクアオルト健康ウオーキングの新コースの設定です。これまでも岐阜市では市民の皆さまの運動、まさに健康寿命を延ばすということで取り組みをしてまいりました。
今回の健康運動施設である「ウゴクテ」も都市型クアオルトのクアオルト健康ウオーキングの拠点にしようということも一つのコンセプトでございましたので、クアオルト健康ウオーキングの定期講座等を開催しながら、新たなまちなかコースを2つ設定しました。
1つが「柳ケ瀬・粕森公園・梅林公園コース」、もう1つが「金公園・岐阜駅・清水川コース」の2つのコースでございます。
特徴ですが、これまでの岐阜公園、さらには長良川ふれあいの森ですと、百々ヶ峰や金華山がございますので、アップダウンや起伏をうまく使いながら運動をすることができたわけです。今回はまちなかでございますので、例えばまちなかの階段とか、岐阜駅を周っていくコースですと岐阜駅のデッキの階段を使ってウオーキングの強度を高めていくとか、あるいは清水川のところですと少し清水川のところで橋の下をくぐるとか、いろんな都市なりの地形をうまく使いながらですし、梅林公園や粕森公園ですとそれぞれ公園の少し上へ上がって、その起伏をうまく利用するというようなことでそれぞれコースの設定が行われております。
「柳ケ瀬・粕森公園・梅林公園コース」ですと全長が4.02kmで累積高度差が36mです。例えば粕森公園の展望台で「ヤッホー」と言ってみたり、梅林公園の芝生広場でストレッチをしたり、それぞれ特徴を生かしていきます。
「金公園・岐阜駅・清水川コース」は全長4.32kmで、累積高度差が27mです。セントラルパーク金公園の芝生で体操したり、先ほどお話をしましたように岐阜駅北口駅前広場では、歩行者デッキに上ることで運動強度を高めたり工夫をしておりますし、清水川のほとりも通ってまいりますので自然の風を感じながらお楽しみをいただきます。
乳幼児健診や健康相談などを行う中保健センターも、都通から5月8日月曜日に移転をいたします。ふれあい広場ということで、図書館との連携コーナーというものも整備をいたしました。
この図書館との連携コーナーというのは、中保健センターに乳幼児健診等でお越しをいただいた親子の皆さまがこの図書館との連携コーナーであるふれあい広場で絵本に親しんでいただこうということで本を図書館の司書さんに選書していただきました。皆さんも実際に現地行っていただきますと、子供の頃に読み聞かせしてもらったという懐かしい本がたくさんございます。「はらぺこあおむし」とか「ぐりとぐら」だとかそういう本ですが、こういったものの読み聞かせのイベントを行うなど、直接親子で読んでいただきたいと思っています。
ぜひ、オープンの際には取材をいただきたいと思っています。
メディアの皆さまには、まず例えば4月11日火曜日に施設の内覧会を10時~11時の間に予定しておりますので、「ツナグテ」「ウゴクテ」「中保健センター」にお越しをいただいて取材いただく、また他の日程でも取材いただける機会もございますし、5月8日は中保健センターもオープンいたしますので、様々な機会に取材いただければありがたいと思います。
特に4月11日は京町保育所の年長児の皆さんに先行して「ツナグテ」を体験していただこうというようなことも予定をしています。
ぜひ岐阜市の中心市街地にこうした拠点ができたということで、皆さま方にも取材をいただければと思います。
発表事項は以上です。

【記者】
まちなかのことで関連になりますが、金公園リニューアルと柳ケ瀬グラッスル35のオープンからほぼ1ヶ月経ちましたが、現状で市長は何かその効果等々、実感しているようなことはありますでしょうか。

【市長】
実は先日ですね朝、金公園に行ってみました。
平日どんな感じかなと思って、これまで3月はもちろんたくさんのイベントを開催いただきましたので、本当に多くの皆さまがご利用いただいてとてもありがたいと思いますし、私もそういった金公園セントラルパークの姿をイメージしておりましたので、イメージ通りと思っております。
平日に私が伺ったときにベビーカーを押して歩いてこられる親子の方とか、あと公園の中でも若い方がお1人でこのベンチに座って本を読んでおられる姿とか散歩をしておられるご婦人がいらっしゃるとか、市民の皆さんの日常の生活の中にこのセントラルパーク金公園が当たり前のように存在しているということは大変うれしかったです。
それから少し夕方の時間にも気にして見てみましたら、先日バスケットゴールのところでおそらく10代の若い男の子たちだと思いますけども、一生懸命に仲間とバスケットで遊んでいる姿がありました。そういったことも決して芝生の中の皆さんと何か交錯するっていうことはなく、お互いにその市民それぞれが滞在しながら、楽しみ方を満喫していただいているなということも感じました。これがまさにセントラルパーク金公園が目指してきたものでありますので、これからも多様に自由に、市民の皆さまにご活用していただきたいと思っております。
柳ケ瀬グラッスル35については、我々の公共施設のオープンもこれからでございますし、そういった意味ではオープンしてからのグラッスルの人の流れも大変期待をしております。順次、上のマンションには引っ越しが進んでいるとお聞きをしております。
柳ケ瀬商店街の方とも話をしたら、これまでお顔見なかったような新しいお客様がいらっしゃったとか、そういった商店街の中の人の動きがあると仰ってましたので、これも1つの成果ではないかなと思っています。

【記者】
人流については今後、市の方で調査をしていくお考えはあるのでしょうか。

【市長】
ビッグデータでいつでも調べられますし、私も常々関心を持っていますので大掛かりなことではなくて、常日頃からいろいろと我々もこまめに関係部局も含め様子を見ながら、その成果をEBPMということを常に言っていますので見ていきたいと思っています。

【記者】
金華橋通りの道路空間ですが、現状は県管理ですが、将来的には市の管理とかに変わったりするのでしょうか。

【市長】
金華橋通りは、先ほども少し触れましたが長良橋通り、柳ケ瀬、玉宮と違って、ヤナガセパークラインの社会実験の様子を道路空間のイメージに入れさせていただいています。
これは私どもとしては中心の一番の軸になる道路ということですし、当然関係者も多数でありますので、丁寧に議論を重ねながら岐阜県初め関係者とも協議を重ねながら、今後の活用の仕方については検討を引き続きしていくということが今の現在地です。
今後、様々な実験というのかこの道路空間をどのように使ったらいいのかについては、我々もいろいろと仕掛けていきたいなと考えておるとこでございますので、まずは引き続き、県当局ともよく協議をしていきたいと思っています。
 

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