第11回再生ビジョン部会(第8回勉強会)概要
日時
平成18年2月18日(土曜) 14時00分~15時30分
場所
岐阜市役所本庁低層部3階 大会議室
出席委員
吉田部会長、富樫副部会長、大野委員、駒宮委員、清水委員
一般参加者
18名(報道関係者除く)
次第
- 開会
- 勉強会趣旨説明
- 意見交換
- まとめ
- 閉会
議事概要
第8回勉強会趣旨説明:吉田部会長より説明
- 今回の不法投棄について、岐阜市だけなく、国、県、大きいのは業者がどのように重任をとるかが重要なことだ。今日はそれぞれの役割はどうあるべきかについて、皆さん方からご意見を出していただいており、これを参考にして話し合いを進めたい。
- 対策案についてはさまざまな意見があり、善商に対しては全量撤去を要求していかなければならないが、環境と財政的な問題の両方を考慮しなければならないという意見があり、現実問題として、どこまでを代執行で行うべきなのかというところで意見が大きく分かれている。
- 業者と国と県と市と、市民も入ると思うが、それぞれがどのような役割を果たすべきなのかについて議論いただきたい。
意見交換「市、県、国、業界の役割分担について」
- 県は平成2年に森林法の復旧命令を出しており現在まで継続しているが、一向に動かない。市と県とで調整する必要があるのではないか。
- 市はいつ、だれがどのように環境省に行ったかを書類で出して欲しい。
(事務局)公文書公開の手続をお願いします。 - 産業廃棄物の処理は民間事業者が行うこととしマニフェスト等制度をつくったが、不法投棄はなくならない、国の産業廃棄物の行政施策がうまく機能していない。
- 県と市が一緒になり、環境省、国交省、経済産業省などに話を持っていかなければいけない。
- 協議会をつくり協議会に権限を与えマニフェストを公開するべきだ。
- 市民の場内立ち入りができるようにすべきだ。
- 一刻も早くあの不法投棄された廃棄物を処理することが目的であり、だれが悪いかといったことを論じるのが目的ではない。
- 違法行為がないものを含めて、マニフェスト全体を公開することは法的に可能なのか。
(事務局)マニフェストをもとに撤去要請を行っており、今すぐ公表することはできない。 - 経済性より岐阜市の環境を守り、子孫を守るためという思いで申し上げている。一部撤去だと不法投棄を許す土壌になってしまう。断固とした覚悟を持って、本気でこの問題を解決して、二度と起こさせないぞという覚悟を全国に示していくということがとても大事だ。
- お金の問題は協議会をつくり、排出者責任を追及していけば少しずつ解決していくと思う。
- 現場の近くに東海環状自動車道が計画されている。あそこの山のかなりの部分が残土とコンクリート廃材だ。高速道路を建設する場合の資源として活用できないか。
- 混合物を早く撤去してほしい。それが地元の大きな希望です。
まとめ
- 勉強会は今日が最後になるが、来週の火曜日に開かれる再生ビジョン部会で、県、国、市の役割についてきちんと明言したい。
- これまでに8回勉強会を開き、非常に貴重な意見をいただいた。市民の思いも伝わってきたということに対して、皆さん方にお礼を申し上げたい。
資料請求等
なし
意見箱提出意見
なし
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