第6回再生ビジョン部会(第5回勉強会)概要
日時
平成17年3月6日(日曜) 14時00分~15時30分
場所
日光コミュニティセンター 大集会室
出席委員
吉田部会長、富樫副部会長、大野委員、清水委員
一般参加者
21名(報道関係者除く)
次第
- 開会
- 勉強会の概要について
- 第5回勉強会趣旨説明
- 意見交換「再発防止の仕組み(吉田私案)について」
- その他
議事概要
勉強会の概要について:富樫副部会長より説明(資料1)
- 第1回は産廃問題の基本的な問題点の理解をテーマに行った。第2回から4回までは今回の事案だけではなく、今後産廃問題を考える上でどういう取り組みが必要かということを主眼に開催した。
- 様々な意見があるが、意見を集約していくためにはこうしたことを繰り返しやっていく必要がある。
勉強会主旨説明:吉田部会長より説明(レジュメ)
- 産廃問題は、椿洞の事案を処理したら済むというようなものではなく、環境都市の構築と今回の事案処理という2点を兼ね備えたような委員会を設置したらどうかと考えている。
- 具体的な撤去方法についての議論は結果がまとまる次回以降に行うこととして、本日は、この再発防止の仕組みづくりについてご意見いただきたい。
- 勉強会での意見全てを委員会の提言に反映はできないと思うが、できるだけ採り入れていきたい。
意見交換「再発防止の仕組みづくりについて」(参考資料)
- 本当に安全なのかが一番心配な問題であり、そこをもう少ししっかりやってもらいたい。
- 市民の参加が減っているが、勉強会の内容が堂々巡りしている気がする。
- これまでステップを踏んだ結果、再発防止の組織や監視システムを作り上げていくというところまでやっともってこられたと考えている。
- そういう委員会を設けることは必要。ただこれは工学部的な問題ではなく、法律の問題だと思う。
- 委員会の設置は賛成だが、ある程度権限を有した意味のある組織にする必要がある。
- 産廃問題は国や県が責任を持って、市レベルでなく広域的な単位でシステム化すべき。
- 事業者や弁護士なども含めて産廃問題をシステム的に練っていけるような協議会をぜひ構築していただきたい。
- 新組織の委員会は住民の声が全部通るようなものにしてほしい。
- 市の納税者人口で割れば、1人あたり10万円もかからずに全て処理できてしまうのだから、費用を分担して早く処理しましょうというのが一番。
- 多くの人がこの問題に関わっていくという意味で委員会の立ち上げには賛成。
- 市民代表の枠を広域権限を持たせるという形でいけるならばいいと思う。
- 環環問題の根本は住民の意識だと思う。ごみ問題は私たちにも責任があり、出口ばかりでなく入口も押さえていかねばならない。
- 市民への啓発や情報提供を責任もって分かりやすくやってもらうためには、こうした委員会は必要。
- 委員会を設置した場合、現場をしっかり見せてもらえるような形をとってもらいたい。
- 化学物質などの発生源を断つための研究を、これを機に産官学協働でやってもらいたい。
まとめ
- 環境問題を考えるには、国や産業界に動いてもらう必要がある。市レベル以上の部分に対する注文も含めて、市民の強い声を踏まえた附帯事項として提案に含めていきたい。
- 再発防止の委員会については、これまでの検討をベースとして、委員会の原案としてまとめていく。
- 次回開催予定については、技術部会の検討も踏まえて、5月末ぐらいに開催したい。
資料請求等
なし
意見箱提出意見
4通
- 1
- 現状の調査が終って無いのに再生ビジョンも無いだろうが、ガス抜きセレモニーとしての役目はそれなりに終ったのだろう。―応市民参加の形はとったものの真の市民参加の委員会が立ち上がるのならば、窓口としても必要であろう。任命は誰がするのか疑問だが、立候補制として、専門家は勿論、市民代表を少なくとも5名以上にして、お手盛御用委員でない事は選ばれた人を見れば解ります。現場立入は当然の事で、やはり現場に入らなければ臨場感が無い。社会システムヘの飛躍的課題に持って行く事により、現状解決を曇らせる常套手段では?
- 2
- 委員会を作る事で産廃を忘れないという事では必要と思いますし、産廃を法律的に守られる様にする為にも必要と思います。ただ現場に足を踏み入れる事が一般市民に許可されていないのが不思議に思います。専門家(意見をもっている人々)が入らせてもらえないので私有地だからと言われるのは納得できない所です。意見をもっている者がメンバーと一緒に入らせていただけるなど、地元の人々が一番現場の状況を知っているのですから、地元の人々と一緒に納得のいく調査ができているかどうか知りたいですね。
- 3
-
- 吉田私案を見ましたが、内容不十分ですね。
- 今回の「善商」の問題となぜ「まちづくり」がリンクするのでしょうか。
- 行政が市民の方向に立った仕事をしなかったことが問題なのではないでしょうか。
- 具体的な役割を明示するために市民等への理解を得るシナリオを示さねばわからないと思います。
- 内容
- まず一番に必要なのは、「排出事業者」「処理業者」なのではないでしょうか。
- 産業廃棄物はゴミでは。利用用途の拡大とは?
- 組織の構成員に市役所は参加すべきではないと考えます。オブザーバーとして「金」をを出せぱ十分です。
- 4
-
今回の私案に関しては賛成です。目的が、“問題を風化させない!!”為の委員会だと理解するからです。ただ、役割が多岐にわたる感があり、pointがあいまいになりそうですので、例えば、教育の点であるなら、環境全般ではなく、“環境に対する道徳心”にしぼるなど、pointを明確にした方が良いと思います。
一考して頂ければ幸いです。
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