第2回再生ビジョン部会(第1回勉強会)概要
日時
平成16年7月3日(土曜) 14時00分~16時30分
場所
岐阜市北部コミュニティセンター大集会室
出席委員
大野委員、衣笠委員、駒宮委員、清水委員、富樫委員、肥後委員、吉田委員
一般参加者
45名(話し合い参加者30名)
次第
- 開会
- 岐阜市からの提供資料・説明
- 資料説明についての質議
- 話し合い
議事概要
勉強会の開催について
産廃の問題により破壊された自然をどう再生していくかという点と今後こういう問題が再発しないような仕組みづくりについて、再生ビジョン部会としては、市民と協働で、一緒に考えていきたい。この問題は短期間では片づかないと思われるので、何らかの会を作り検討していくということも考えられる。市からの説明の後、車座になり意見交換をしたい。
岐阜市からの提供資料・説明
- 産業廃棄物について
- 不法投棄現場の状況
- 豊田市の事例
資料説明についての質問等
(意見)
ダイオキシン類は基準内とのことだが、注意していく必要がある。
(質問)
一般廃棄物と産業廃棄物の割合は。アスベストの分類はどこか。
(回答)
平成13年度は一廃 5,209万t、産廃 40,024万t。アスベストは産廃に分類される。
(質問)
硫化水素の発生原因は。
(回答)
石膏ボードに含まれる硫黄分が、微生物の作用により空気のない状態で還元されて発生する。
(質問)
善商への排出事業者は特定されているのか。
(回答)
一部は特定されているが、今後更に調査を進めていく。
(質問)
東海環状自動車道の関係での委員はいないのか。
(回答)
現在は入っていないが、今後必要があれば検討していく。
話し合いでの意見等
- 委員が考えているこの勉強会のビジョンを示してほしい。
- 椿洞問題の処理と再生プランの二つを考えていく上では、責任追及と再生プランの二つの側面のビジョンを示して議論する方が良い。
- 今後勉強会を継続するにはコアになる人のグループが必要で、そこで作られたビジョンを市長や議会に提出するというような市民解決の方法を探りたい。
- 対応検証委員会と対策検討委員会の役割分担について説明をしてほしい。
- 検証委員会はどうしてここまでになったのかの原因を追及する委員会で、学者・弁護士5人で構成している。検討委員会は、学者・自治会長・市会議員他17人の委員で構成され、その中の技術部会では廃棄物の性状・量等を調査した上で対策・対応を検討し、再生ビジョン部会では地域再生について行政と市民が一緒になって当たっていきたい。
- 市民としてどういう協力ができるかの話し合いの場であれば意義がある。
- まず原因究明をやらないと、その上に立つ計画はできないと思う。
- 排出事業者、建設業者、中間産廃業者を全て公表するべきだ。
- ここに東海環状自動車道のサービスエリアを作る運動を一緒にやってはどうか。
- 私たちは「産業廃棄物を考える市民の会」に入ってやってきているが、再生ビジョン部会では、なにをやろうとしているのか。
- この問題についての岐阜市の解決の仕方を逐次情報公開していく努力をしない限り小さくなっていく。大きく拡げていけば市民の英知も結集されるので、検討してほしい。
- 行政も頑張ってやっていたが、それでも甘かったと考えたい。
- この勉強会は、検討委員会の再生ビジョン部会だけでは持ちきれない段階があるので、市民の声を聞き、再生ビジョンの内容をより充実して豊かなものにしたいのだと捉えたい。
- 問題発生から3ヶ月経ったが、実態はつかみにくいし、市民としては不安がある。是非、再生ビジョン部会だけでも市民参加という形でお願いしたい。
- 委員会は傍聴はできるが発言できないので、ここで委員長や市長との意見交換を検討してはどうか。
まとめ
- この勉強会は、基本的には市民の意見を直接聞いて、検討委員会に反映させるためのものであり、できれば定期的に行いたい。
- この会に核になって参加してもらえる方には、個別に連絡したい。
- 勉強会をこれからも継続していくことに賛同していただいたので、今後も何度か会合を重ねていきたい。
資料請求等
なし
より良いホームページにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
環境政策課
〒500-8701 岐阜市司町40番地1 市庁舎14階
- 電話番号
- 058-214-2165
- 058-214-2175