介護保険施設等における非常災害対策計画の作成及び避難訓練の実施【令和2年11月12日掲載】

介護保険施設等における非常災害対策計画の策定状況や避難訓練の実施状況（実施時期等）について状況調査を行っています。以下の通知文を参考に今後取り組みの強化に努められるようお願いします。

• 介護保険施設等における非常災害対策計画の作成及び避難訓練の実施状況の点検及び指導・助言について（令和2年7月22日） （PDF 110.6KB）
• 介護保険施設等における利用者の安全確保及び非常災害時の体制整備の強化・徹底について（平成28年9月9日） （PDF 310.0KB）
• 介護保険施設等における非常災害対策計画の策定及び避難訓練の実施の点検及び指導・助言について（平成29年1月31日） （PDF 201.8KB）

なお、非常災害対策計画は、作成が義務付けられていますので、上記の通知等を参考のうえ、それぞれの施設の属する地域・地形、想定され る災害の種類などを考慮し作成することが必要となります。計画に盛り込む具体的な項目例としては下記のような項目が挙げられます。

具体的な項目例

• 介護保険施設等の立地条件（地形 等）
• 災害に関する情報の入手方法（「避難準備情報」等の情報の入手方法の確認等）
• 災害時の連絡先及び通信手段の確認（自治体、家族、職員等）
• 避難を開始する時期、判断基準（「避難準備情報発令」時 等）
• 避難場所（市町村が指定する避難場所、施設内の安全なスペース 等）
• 避難経路（避難場所までのルート（複数 、所要時間 等）
• 避難方法（利用者ごとの避難方法（車いす、徒歩等） 等）
• 災害時の人員体制、指揮系統災害時の参集方法、役割分担、避難に必要な職員数 等）
• 関係機関との連携体制　等

あわせて、避難訓練の実施も義務付けられており、消防法等の他法令に基づく訓練のみならず、作成した非常災害対策計画に基づく内容も盛り込んだ内容で訓練を行うことが必要となりますのでご留意をお願いいたします。