令和3年4月28日 市長定例記者会見

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ページ番号1010952  更新日 令和3年8月31日

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写真:令和3年4月28日 市長定例記者会見の様子


※記者会見の様子を岐阜市公式ユーチューブチャンネルでご覧いただけます。

発表内容

  • 新庁舎について
    1. 総合窓口・おくやみコーナーについて
    2. 岐阜市成年後見センターについて
    3. 福祉ショップOh・ENについて
  • 客引き行為等禁止区域の指定について
  • 令和2年度新成人のバーチャル記念写真環境等の提供について
  • 新型コロナウイルスワクチン接種に係る予約の開始について

会見資料

発言趣旨

【市長】
それでは令和3年度第2回定例記者会見をはじめます。
本日の発表事項は4点であります。
新庁舎における最初の市長定例会見を開催させていただきます。
新たな環境で、新しい設備を活用しながら、今後とも本市の様々な情報について皆さま方に発信のご協力をお願いしたいと思います。
それでは、本日の発表に先立ちまして、新庁舎への移転について、一言お伝えさせていただきます。
新庁舎は、防災機能や環境性能はもとより、「市民に開かれた庁舎」、さらには、「市民の集う場所である」として、様々な共有スペースを整備させていただいております。
先に開催しました一般内覧会では、多くの市民の皆さまから「ワンストップでの手続きは便利」、「子ども連れでも安心して利用できる」などご期待の声をいただきました。
新たなまちのシンボルとして、市民の皆さまの誇りへとつながることを願っております。
移転は順調に進んでおりまして、今月19日(月曜)からは教育委員会などが、また今週からは私や秘書課、議会事務局などが新庁舎にて業務を開始させていただいているところでございます。
そして、いよいよ、5月6日(木曜)には、総合窓口を始めとする窓口部署の開庁を迎えます。
これまで以上に丁寧で、きめ細やかな行政サービスを提供してまいりたいと思いますので、市民の皆さまにはご期待をいただきたいと思います。
新庁舎の様々な取り組みですが、まずひとつめに総合窓口・おくやみコーナーについてです。
総合窓口については出生・婚姻・転入・転出など、ライフイベントに応じた手続きについて、これまでは市役所内の様々な部署に足を運び、何度も住所などを書いていただく必要がありましたが、新庁舎では、これらをワンストップで対応する総合窓口を開設いたしました。
5月6日(木曜)の新庁舎開庁日に開設をし、場所は1階の西側であります。
開設時間は、平日が午前8時30分から午後5時30分、土日祝日は午前9時15分から午後4時ということで、これはいずれも現在と同じであります。
ただし、土日祝日は、これまでの市民課では、「戸籍の届出」の受付のみでございましたが、総合窓口では、新たに証明書の発行も行います。
取扱業務ですが、住所異動や戸籍の届出など、現在は7種類41項目でありますが、総合窓口では、出生や転入・転出など7つのライフイベントに関連する国民健康保険、福祉や子どもの手続き32種類50項目を加え、合計39種類91項目に拡大いたします。
また、証明書発行については、現在は住民票の写しや戸籍の証明書40種類ですが、総合窓口では、新たに9種類の税務証明書を加え、合計49種類に拡大いたします。
新規に導入する主なシステムとして、窓口の混雑状況、いわゆる待ち人数がタブレットやスマートフォンでリアルタイムに確認できる「混雑情報案内システム」や、発券機でレシートを受け取った後、レシートのQRコードを読み込めば、呼び出しの順番が近づくとメールでお知らせする「メール呼び出しシステム」を導入しました。
こうした、取扱業務の拡充や新たなシステムを導入した総合窓口の開設により、市民の皆さまには可能な限り「歩かせない・待たせない・書かせない」窓口を実現し、来庁者の利便性を高めるとともに、現下のコロナ禍において、できる限り混雑の解消を図ることで、エリア内が「密」とならないように努めてまいりたいと考えております。
現在、各種システムの確認や、委託事業者も含めた実地研修の大詰めを迎え、総合窓口開設後に、混乱やトラブルが生じないよう、万全な準備を図り、市民の皆さまをお迎えしたいと考えております。
次に、おくやみコーナーについてでありますけれども、総合窓口エリアの一角に、「おくやみコーナー」を開設いたします。
身近な方に、ご不幸があると、ご遺族は悲しみの最中に、故人に関する様々な手続きを行う必要がございます。
また、「どのような手続きが必要で、どこの窓口に行けばいいのか」といった市民の皆さまの不安の声を耳にしてまいりました。
そこで、こうした不安を解消し、市民に寄り添う施策のひとつとして、死亡時の手続き等に特化した「おくやみコーナー」を設置いたします。
「おくやみコーナー」の開設にあたっては、昨年度、市民生活部の若手職員によるプロジェクトチームを立ち上げ、若手職員には、この取り組みを通じて、基礎自治体の職員として、改めて、市民の皆さまに寄り添う意識を醸成してほしいとの思いで取り組みを進めてきました。
このプロジェクトチームを中心に、他都市の「おくやみ窓口」の実態調査や、おくやみ時に必要な手続きの洗い出し、それぞれの手続きの難易度や取扱件数、所要時間の分析などを重ね、取り扱う手続きや運用を検討してまいりました。
その結果、本市の「おくやみコーナー」は、多忙なご遺族に配慮し、スムーズな手続きと待ち時間解消のため、予約制といたしました。予約開始日は開庁日である5月6日(木曜)から、運用開始日は5月7日(金曜)からであります。
開設時間は平日の午前8時30分から午後5時まで、窓口については2つの窓口を設置し、1日14件の対応を予定しており、専任の職員3名を配置させていただきます。
取扱業務については、「新庁舎版おくやみハンドブック」を活用しながら、多くのご遺族に共通する手続きとして、後期高齢者医療保険や国民健康保険の葬祭費の受付、年金手続きの案内、住民票の写しや戸籍謄抄本の取得などのほか、各種相談にも応じてまいりたいと考えております。
故人の生前の状況もあり、必要となる全ての手続きの受付やご案内を、この「おくやみコーナー」で完結できないものについては、関係の窓口にご案内することもありますが、利用者の皆さまの声を参考に、今後も手続き項目の拡大や内容の充実を図ってまいりたいと考えております。
いずれにしても、大切なご家族などを亡くされたご遺族の一助となるよう、お一人おひとりに寄り添った、きめ細かな支援に努めてまいりたいと考えております。
このように、市民に開かれた庁舎を目指し、万全の準備を図っているところでありますが、現下のコロナ禍にあって、特に、5月6日(木曜)、7日(金曜)の2日間と、10日(月曜)からの1週間は、窓口が大変混雑することが予想されております。
新型コロナウイルス感染症拡大防止も極めて重要でありますので、市民の皆さまには比較的混雑が緩和されると見込まれる夕刻の来庁や、地域の事務所での手続きへのご協力にも、ぜひご理解をお願いしたいと考えております。
次に岐阜市成年後見センターについてです。
新庁舎開庁に合わせまして、令和3年5月6日(木曜)から、1階にあります高齢福祉課内に岐阜市成年後見センターを新設します。
お手元には岐阜市成年後見センターのご案内というパンフレットを配布しておりますので、ご参照いただきたいと思います。
この新設の目的ですが、本市では政策のベクトルのひとつに「寄り添う福祉」を掲げております。
認知症、知的障がい、精神障がいなどにより判断能力に不安を抱えている方が、住み慣れた地域で自分らしく安心して暮らせるよう、本人の意思を尊重して、生活や財産を守る成年後見制度の利用を支援する中核機関となる岐阜市成年後見センターを新設するものです。
場所は先ほどお話をしましたが、市役所1階の高齢福祉課内に設置をいたします。
開設時間は、月曜日から金曜日午前8時45分から午後5時30分であります。
業務内容ですが、講演会や研修会などを開催し、成年後見制度を「周知・啓発」すること。
生活や財産に関する困りごとの「相談支援」を行うこと。
後見人と福祉関係者をつなぐ「後見人支援」を行うことであります。
この事業は、岐阜市社会福祉協議会に委託をし、社会福祉士3名を配置いたします。
また、成年後見センター開設記念講演会として、7月9日(金曜)、ぎふメディアコスモス「みんなのホール」にて講演会を開催する予定でございます。
市民の皆さまには気軽に岐阜市成年後見センターをご利用していただきたいと思っております。
次に、福祉ショップOh・EN(オー・エン)についてです。
障がいのある人が作ったグッズや商品を販売するお店が新庁舎内にオープンするということでございまして、新庁舎開庁に合わせて、令和3年5月6日(木曜)から、1階エントランスモールに「福祉ショップ Oh・EN」を常設いたします。
お手元には岐阜市新庁舎の1階の図面と写真も掲載させていただいておりますのでご確認をください。
目的でありますが、政策のベクトルのひとつに「寄り添う福祉」を掲げておりますが、多様な働き方を支援するワークダイバーシティの推進と障がいのある方への理解促進を図るため、障害福祉サービス事業所の自主生産品を販売する福祉ショップを新庁舎内に常設します。
令和2年度には、7月と12月に現庁舎内に開設をいたしました。
場所は先ほどもお話いたしましたが、市役所1階です。
時間については、月曜日から金曜日午前11時から午後2時です。
現在、出展者は市内19事業所が予定をしていただいておりまして、これは令和2年度に開設をしたときよりも多い、新たな事業所も加わっている数字でございます。
出店スケジュールについては、2つの事業所が日替わりで出店していただき、お配りをしております資料の中に5月のスケジュールがございますけれども、別紙のとおりでございます。
なお、6月以降は、店頭及び障がい福祉課ホームページでお知らせしたいと思います。
働く障がいのある方々を応援するため、多くの皆さまのご利用をお待ちしております。
私も時々のぞきたいと思います。
それでは2点目です。
客引き行為等禁止区域の指定についてです。
お手元には、客引き行為等の禁止等に関する条例を制定しましたという資料のほか3枚をお配りしておりますのでご参照いただきたいと思います。
このたび岐阜市では、「岐阜市客引き行為等の禁止等に関する条例」を制定いたしました。
制定の経過でありますが、数年前より、岐阜駅北地区、これは玉宮町、住田町、名鉄岐阜駅前等でありますけれども、多数の客引き行為等による通行妨害や不快な声掛け等の問題が発生しておりまして、地域の生活環境が損なわれてきました。
これに対し、地域の皆さまが自主的に対策を開始し、市や警察も参画しながら、定期的な合同パトロールを実施してきたところであります。
しかし、状況は改善しませんでした。
昨年2月、条例の制定を求める要望書が860名の署名を添えて提出されました。
本市では、地域の生活環境を脅かす状況にあるならば、条例による規制もやむを得ないとして、市民アンケートや来街者アンケートによる市民の皆さまの意向も確認しながら、条例制定に向け取り組んでまいりました。
そこで、この本条例は、本年4月1日に一部施行でございますが、これに基づき、本日4月28日、客引き行為等禁止区域を指定いたしました。

禁止区域はお配りをしております、配布資料の客引き行為等を禁止する区域ということで、赤く塗られている区域でございます。
この禁止区域は、客引き行為等が頻繁に行われていること、居酒屋等の立地が多い区域であることなどを総合的に判断し、必要最小限の禁止区域を決定したものであります。
今後は、10月1日に条例を全面施行いたしますが、禁止区域内の公共の場所、道路や公園で、すべての客引き行為等が禁止されます。
本条例は、権利を規制する内容を含みますので、十分な周知を図ることが必要であります。
そこで、4月30日(金曜)午後2時から、岐阜市、地域の皆さま、警察と合同で、当該区域内にポスターを掲示、また店舗へのチラシの配布を行います。
私も参加いたします。
その他、チラシやポスターの作製・配布、「広報ぎふ」や岐阜市公式ホームページへの記事掲載、案内看板や路面標示などのハード面の整備等により、区域内をはじめ、市民の皆さまに周知をしてまいります。
また、条例の全面施行となる10月1日からは、客引き行為等対策指導員による巡回指導も行ってまいります。
禁止される行為ですが、区域内における具体的な禁止行為は、お手元にお配りしたチラシの裏面に書いてありますが、例えば客引き行為は通行人その他不特定の者の中から相手方を特定して、客となるよう誘う行為、勧誘行為は通行人その他不特定の者の中から相手方を特定して、役務に従事するよう勧誘する行為、客待ち・勧誘待ち行為として客引き行為や勧誘行為をする目的で、相手方となるべき者を待つ行為、こういったものを具体的な禁止行為とされております。
なお、条例が全面施工される10月1日以降に違反行為があった場合には、中止命令に違反したり、立入検査拒否・虚偽報告が行われた場合は、過料を科し、氏名等を公表します。
行為等をさせた店舗等にも過料を科し、店舗名等を公表します。
市民の皆さまにはこうした取り組みへのご理解とご協力をお願いするとともに禁止区域内において、「客引き行為等をしない、させない、利用しない」をどうぞよろしくお願いいたします。
今後も、快適で、安全に安心して楽しめるまちづくりを目指し、10月1日からの、条例の全面施行に向け、鋭意、準備を進めてまいります。
発表事項の3点目です。
令和2年度新成人のバーチャル記念写真環境の提供等について、成人式の関係であります。
まずはじめに、このたび新型コロナウイルス感染症拡大の影響によりまして、令和3年5月2日(日曜)・3日(月曜・祝日)に開催予定でありました自治会連合会主催の新成人を祝い励ます会については、中止となりました。
各自治会連合会は、これまで令和3年1月、そして令和3年5月と2回「新成人を祝い励ます会」の開催準備をしていただいておりまして、心から感謝申し上げます。
ただし、これ以上自治会連合会の皆さま方にご負担はおかけできないと考えております。
岐阜県が「第4波」非常事態宣言を発令したなど、新型コロナウイルス第4波は勢いを増している状況下で、本市として新成人の皆さまに何かできることはないか検討してまいりました。
そこで、バーチャル記念写真環境の提供等を行ってまいります。
まず内容ですが、新成人の皆さまにとって、成人式は、記念の写真を撮る・共有する機会でもあり、また同級生と集う機会でもあると考えております。
そのため次の対応策を5月1日に実施いたします。
まずひとつめに、市長メッセージの発信でありますが、私が現状と激励のメッセージ、および市の実施策を発信させていただきます。
これは岐阜市公式YouTubeチャンネルで配信いたしますし、岐阜市公式ホームページ、SNSで掲載情報をお知らせいたします。
また、新成人の皆さまがやりたいことの提供ということで、この5月に集まる機会は避けなければいけない時期ということでございますので、AR、拡張現実アプリを活用した記念写真とについて、無料アプリ「AR記念館看板」をご紹介し、AR記念看板を画像内へ自由に配置して撮影ができるということで、成人式の雰囲気がある記念写真をご自身や少人数で撮影していただきたいということが一つ目であります。
もうひとつは、バーチャル背景素材の提供ということで、合成アプリを活用した記念写真の背景となる画像素材を提供いたします。
お手元の配布資料の右側でありますが、例えば川原町や駅前の丸窓電車など市内フォトスポットの写真を用意させていただき、当初5点を用意いたしますけれども、リクエストに応じて追加も可能でございます。
そこに個々が撮った写真を合成し、集合写真にすることもできるというものでございます。
なお、Instagramは大変若い方に人気でありますけれども、撮影していただいた写真や作った写真を公開し、仲間の皆さんと共有するために、例えば“#岐阜市(地域名)新成人R2”というような感じで共有していただけるといいのではないかと思います。
例えば私の地域では、“#岐阜市則武新成人R2”というように入れていただくと、例えば則武の同級生の仲間と共有できるということでございます。
なお、今申し上げましたAR拡張アプリを活用した記念写真、バーチャル背景素材の提供、そしてInstagramでの共有についての情報は岐阜市公式ホームページに掲載いたします。
なお8月の予定でございますが、感染拡大が収束したのちに集まる機会としましては、仮称でありますが、令和2年度新成人が集う会を開催予定しております。
従来の成人式は自治会連合会が主催でございますけれども、(仮称)令和2年度新成人が集う会は岐阜市が主催したいと考えております。
時期については8月中旬のお盆を予定しております。
会場は新庁舎北側のみんなの広場カオカオで、会場周辺では記念撮影用パネルを設置いたします。
また、複数回に分けて開催するなど、具体的には今後詰めてまいりますけれども、7月上旬ごろに岐阜市公式ホームページ等でお知らせする予定でございます。
コロナ禍で新成人の皆さまはいろいろとご苦労をされておりますけれども、いい思い出を作っていただくためにも、まずは十分な感染症感染防止対策に努めるということで適切な行動をお願いしたいと考えております。
最後、4点目です。
新型コロナウイルスワクチン接種に係る「予約の開始について」であります。
現在、本市では4月12日(月曜)から、すでに報道にもございますけれども、5つの高齢者施設において入所者等のワクチン接種を開始しております。
また、65歳以上の高齢者の接種券については約12万3,000人分を4月23日(金曜)から4月27日(火曜)にかけて郵送いたしました。
あわせて、接種開始時期や接種可能施設の一覧を掲載した、皆さんすでにご存じだと思いますが、「ワクチン接種のご案内」というものを4月19日(月曜)から4月30日(金曜)にかけまして、市内の全戸に配送させていただいているところでございます。
今後のスケジュールですが、先日の定例記者会見でも発表しましたとおり、5月14日(金曜)から、公共施設及び病院・診療所での高齢者の接種の予約受付を開始いたします。
5月22日(土曜)から、公共施設における集団接種、5月24日(月曜)から、病院・診療所における接種を開始する予定であります。
ワクチン接種の予約についてでありますが、5月10日(日曜)から高齢者施設では一部行うものもございますけれども、現在おおむね5月22日(土曜)から6月6日(日曜)までの2週間で、高齢者施設、公共施設および病院・診療所等において2万人強の1回目の接種を見込んでいるところでございます。
6月7日(月曜)以降もワクチンは順次供給される予定でございますが、医師や看護師などの多数の従事者が必要となり、接種体制には限りがあるのが現実であります、
公共施設の集団接種については、まず、5月22日(土曜)から接種を開始する南・北保健センター、6月5日(土曜)から接種を開始する市役所新庁舎における6月末までの予約を受け付けます。
先ほども申し上げましたけれども、ワクチン接種にはマンパワーが必要であります。
そのため接種体制には限りがあるということであります。
そのため、まずは重症化する割合がより高い傾向にある75歳以上の方から優先的に接種していただきたいと考えております。
その他の希望される方には、必ず接種ができるため、焦らずに、しばらくお待ちいただいてから予約するようお願いしたいと思います。
時間がかかりご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。
なお、75歳以上の方の優先接種については、「広報ぎふ」、岐阜市公式ホームページなど多様な媒体を活用し、広くご協力をお願いしてまいります。
報道の皆さまにもぜひとも周知のご協力をお願いしたいと思います。
5月24日から開始される病院・診療所の接種については、かかりつけ医等と相談しながら予約していただきたいと思います。
なお、7月以降には小中学校体育館での集団接種を開始する予定でありますが、小中学校体育館を含めた受付については、6月中旬以降に行う見込みでございます。
予約に当たってのお願いですが、予約受付開始当初は、他の自治他でも起こっておりますが、電話がつながりにくく、予約がとりづらい状況が予想されております。
できるだけ、インターネットが利用できる方についてはインターネットで予約を行っていただくようご協力をお願いします。
また、ワクチンを無駄にしないため、接種の予約をした方については、無断でキャンセルすることがないようお願いしたいと思います。
なお、公共施設での集団接種の予約をキャンセルする場合には、いろんな事情があるわけですので、万が一にもそういうことがあるわけですが、接種日の前日までにご連絡いただけますと大変ありがたいと思います。
また、複数の予約をせず、必ず一つの接種会場で予約をしていただきたいということでございます。
なお、岐阜市役所、岐阜市保健所、南・北保健センター等に直接お越しいただいてもワクチン接種の予約をすることはできませんので、ご承知おきいただきたいと思います。
いずれにしても、5月22日から本格的なワクチン接種がスタートいたします。
なかなか予約が取れないなどご迷惑をおかけすることもありますが、必ず接種を受けることはできますので、焦らずにお待ちいただきたいと思います。
市民の皆さまが適切にワクチンを接種できるよう引き続き準備を進め、必要な情報を迅速にお伝えしてまいりたいと考えております。
発表事項は以上です。

【記者】
まず新しく移られた執務室の居心地はいかがでしょうか。

【市長】
今までは応接セットであったのを、新庁舎ではテーブルとイスに変えました。
すごく些細な事ですけれども、やはり協議にするについては非常にやりやすい環境になったなと私としては思っております。
新庁舎が完成したのもひとえに市民の皆さまのご理解とご協力のおかげでありますので、先ほどもお話しましたけれども、より丁寧にきめ細やかサービスを提供するということと、私の使命としては市民の皆さまの幸せに貢献するということですので、この新しい環境の中で最大限に私も努力してまいりたいと考えております。

【記者】
あと新型コロナウイルスの関連ですが、とりあえず11日の鵜飼開きは延期ということになっておりますが、その後、どのように進めていこうという、現段階でよろしいので、進め方、例えば飲食のやり方とか何かあれば教えてください。

【市長】
現段階では非常事態宣言が5月11日までということで、はからずもその期限最終日が鵜飼開きということで、まず5月11日については中止ということを決めました。
今後については、このゴールデンウイークの状況と、県が中心になって専門家会議が開催されるでしょうし、本部会議も開催されると思いますので、この非常事態宣言が今後どのような形になっていくのか、しっかりと見定めたうえで判断してまいりたいと考えております。

【記者】
とりあえず、最短12日からを目指すという形になるのでしょうか。

【市長】
感染がしっかりと収束の方向に向かっていくことを、私どもとしては願っておりますが、これはひとえにゴールデンウイークの感染状況にかかっていると思います。

【記者】
ワクチンのことで1点お伺いさせてください。
マンパワーがかなり必要となるというところで、75歳以上の方から優先的に受けていただきたいということだったかと思いますが、これに関してはあくまでも呼びかけ、協力を求めるというレベルでの市民の方にお伝えしていると、そういう認識でよろしいでしょうか。

【市長】
今回、75歳以上の方をということで、私どもは呼びかけてまいりますが、この間も様々な感染防止対策について市民の皆さまには深いご理解とご協力をいただいて、共に乗り越えてきました。
私はこの新型コロナウイルス感染症の拡大当初から、この戦いは長期戦であると、皆さんと一緒に戦っていただきたいと呼びかけてまいりましたけれども、まさに1年以上にわたる長期戦の中で本当に皆さまにご協力していただいております。
したがいまして、今回も75歳以上の方と、特にかかりつけのお医者さんで接種していただける方はそれに越したことはありませんけれども、すべてのかかりつけのお医者様が今回手を挙げていただけるわけではありませんので、まずはそういった中でどうしても自分のかかりつけのお医者様が接種できる体制ではないという75歳以上の方に、公共施設での接種は優先的に接種を受けていただきたいというのが私どもの思いでありますので、その思いは市民の皆さんに十二分のご理解をいただけると考えているところであります。
様々な形を通じて市民の方にご協力を呼び掛けてまいりたいと考えております。

【記者】
一方で、やはりどうしても少しでも早く打ちたいという、それこそ基礎疾患がある75歳以下の方もいらっしゃると思いますが、そういった方々もいずれワクチンが届くとはいえど、大体の目安を知りたいというご意見もあるかなと思うのですが、そういった方に優先的にという意味でもだいたいどのくらいの目安から75歳未満の方々は予約をすればいいのかなと。
その辺の感覚とか、たぶん決まっていないところも多いと思いますが、どうでしょうか。

【市長】
かかりつけのお医者さんについては75歳以上でなければならないという、こういう敷居にはしておりませんので、あくまでも私どもの公共施設における接種でのご協力のお願いでございます。
お医者さんは各患者の体調や基礎疾患等については十分にご理解しておりますので、市民の方で特に基礎疾患等がある方はかかりつけ医のお医者さんと十二分に事前に話し合いをしていただいて、適切な時期に予約していただくのが一番ではないかと思っております。

【記者】
あと、発表事案とは関係ないのですが、新型コロナウイルス関連で引き続き質問です。
県も非常事態宣言を出されて、知事もおっしゃられておりましたが、変異株の問題が今はかなり拡大してきていると言われております。
県の発表なものですから、細かな自治体まではということもあるかと思いますが、市民の方に変異株の危険性とかを呼びかけていかなければならない中で、市長として市の変異株の状況というのはどのように評価されているのでしょうか。
またそれに伴い、どういうことを改めて市民の方に呼びかけていきたいのか、お答えをお願いできますでしょうか。

【市長】
現在、変異株の陽性率が急拡大しているということで、私どもの認識は県とまったく一致しております。
そういった中で現在の感染者数については非常に増加をしてきているわけで、第3波のときで言うと12月中旬から下旬と同程度というような状況であります。
したがいまして、年末から年始は非常に大きな感染が広がっていったわけですので、今は手前の状況であるということですから、このゴールデンウイークがいかに大事かは市民の皆さまとも共有していただけるかと思います。
この変異株については、専門家会議でも言われておりますように、取り組まなければならないことは、基本的な感染防止対策を徹底するということが一番大事でありますので、市民の皆さんにはこれまでもマスクの着用や手指消毒等を呼びかけさせていただいておりますし、特に県外で感染が非常に拡大している、変異株が発生している県外への往来というのは、これは自粛延期をしていただくのが大事ではないかということは私ども分析をしておりますので、そのことはぜひ市民の皆さまに徹底していただきたいと思っております。
また、先般、私ども対策本部会議でも私のメッセージとしてお伝えしましたけれども、ゴールデンウイークは県外への往来は自粛延期していただくと同時に、県内でも感染リスクの高い場所や行動を行えば、それは当然変異株はじめ感染リスクにさらされるわけで、特に私もバーベキューのことや、マスクなしの会食等についてお伝えしましたが、県内だから大丈夫ということではなくて、感染リスクの高い行動をすることが危ないということを、それはどこの場所とか関係なく危ないということで、基本的な感染防止対策の徹底をお願いしたいと考えております。

【記者】
成人式について教えてください。
集う会というのを8月中旬になされると今発表がありましたけれども、これは具体的に、写真パネルを設置して、リアルで集まると書いてありますけれども、どんな形ですか。
というのは、もともとは46会場で自治会連合会主催でというのは存じ上げておりますけれども、今回は市の主催になるとはいえ、事実上、以前の話しですと延期ではなくて中止だよということでしたけれども、これは事実上延期ということになるのかなと思ったのですが、そのあたりの認識を教えてください。
もうひとつ、8月に集める機会を作った場合、成人の人にとってはいいのかなと思いつつ、46会場でバラバラでやっていたのが1個の会場になるので、時間や地域単位でずらすのかどうなのか、密よりならないような対策は考えていらっしゃるのか、どんな方法になるのか教えてください。

【市長】
詳細については今後詰めてまいりたいと思っておりますが、先ほどもお話しましたように岐阜市の場合は成人式はあくまでも自治会連合会が主催をされるということで、これまで2回準備を重ね、いずれも中止ということになったわけで、これ以上自治会の皆さまにご負担をおかけするわけにはいかないというのが率直な思いであります。
したがって自治会主催での成人式という従来の形は中止ではありますけれども、新成人の皆さまは、一番は同級生に会いたいと、これはとても大事なことでありますので、市主催という形で集う会というようなものを、ひとつの同級生が会う機会を作らせていただこうということを考えたわけであります。
したがって当然感染防止は重要でありますので、みんなの広場カオカオというオープンな場所で、複数回、どのようなかたちにするかは今後の検討でございますけれども複数回の開催にして、会う機会を作りたいと思います。
これは同級生で会うということを通じて、中には当然県外にすでに大学進学や就職等で引っ越している方も一定数いるわけですけれども、将来、ふるさとに帰ってくるというひとつのきっかけにもなりますので、何とかこういう機会を新成人のために作ってあげたいという思いです。

【記者】
そうすると、具体的には今後詰められるにせよ、新成人全員が同じタイミングでカオカオに集まるという感じではなさそうですか。

【市長】
複数回に分けてということですので、50回に分けるのはちょっと非現実的ですけれども、一定の距離が保てるような形がいいのか、開催の規模も今は規模の縮小や時間の短縮など感染防止対策では必要となりますので、そういったことももろもろ検討してまいりたいと考えております。

【記者】
これをやるときは、写真パネルを設置してということがありますけれども、ほかに市長がメッセージ出すとか、セレモニーというものは考えていらっしゃるのでしょうか。

【市長】
何かしらは考えたいと思っておりますけれども、いずれにしてもあまり長時間密になるわけにもいきませんので、感染防止対策とのバランスを取る中で今後検討してまいりたいと思っております。

【記者】
最後に当然県外で大学・専門学校、就職で出られている方もたくさんいる、このタイミングでの成人式ですけれども、そういった方もこのタイミングで県外から帰ってきても、それはウエルカムというか、当然感染状況次第だと思いますが、いかがでしょうか。

【市長】
お盆の時期ということですので、通常は皆さんふるさとに帰ってくる時期だと認識しております。
ただし、年末年始等も含め、この感染拡大期は県をまたぐ往来は控えるというようなことが国及び都道府県知事から出されることは十分に想定されるわけですので、万が一そういう時期ならば、特に都道府県知事が発生される感染防止対策に従った行動となろうかと思います。

【記者】
ワクチンの接種の件についてお伺いいたします。
4月12日からの高齢者施設でのワクチン接種が進められておりますけれども、今までの実績何人打っただとか、あとは副反応とかもし分かれば教えていただきたいと思います。
あと、今後高齢者一般の方の接種が進みますけれども、この点についてどういうことが課題だと考えているのか、お話いただければと思います。

【市長】
一つ目の点についは、私どもの保健所長が出席しておりますので、保健所長から正確なところをお答えさせていただきと思っております。
二点目ですが、私ども岐阜県内では断トツの人口規模を誇っておりますので、特に高齢者の方12万3,000人の皆さまに円滑に接種を行うということと、当然医療従事者のマンパワーには限りがあるということが私どもの大きな課題であります。
特に医療従事者の皆さまには一般診療を行っていただきながらこのワクチン接種も行っていただきます。
あるいは一般診療のない土日に、公共施設における接種にもご協力をいただくことで、限られた医療従事者のマンパワーと、ワクチン接種を円滑に進めるということの関係ということが、私どもの大きな課題であります。これに対してはすでに国に要望等をさせていただいておりますので、更なる国の支援なり、県全体の様々なご協力もいただいていければありがたいと思っております。

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