令和3年4月8日 市長定例記者会見

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ページ番号1006215  更新日 令和3年8月31日

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写真:令和3年4月8日 市長定例記者会見の様子


※記者会見の様子を岐阜市公式ユーチューブチャンネルでご覧いただけます。

発表内容

  • 高齢者向けワクチン接種スケジュールについて
  • シビックプライドプレイスホームページの開設について
  • ぎふ長良川の鵜飼について
  • 歴史博物館のリニューアル及び岐阜大仏の三次元映像について
  • キャッシュレス決済を活用した地域経済活性化事業第二弾の実施について

会見資料

発言趣旨

【市長】
それでは令和3年度第1回定例会見をはじめます。
本日の発表事項は5点であります。
まず1点目ですけれども、高齢者向けワクチン接種スケジュールについてであります。
3月2日に岐阜市医師会長同席のもと、この場で概要を発表させていただいておりますが、岐阜市においては公共施設や病院での集団接種と地域のかかりつけ医での個別接種を組み合わせたハイブリッド方式で接種を進めていくこととしております。
接種に際しては医療機関の皆さんの協力が不可欠でありますが、4月7日現在で病院での集団接種は9か所、診療所や病院での個別接種は218か所で実施できる見込みとなりました。
この間、多数の医療機関の皆さまにご理解・ご協力を賜っておりまして、厚く御礼申し上げたいと思います。
本日は、3月2日の発表の際に未定となっておりました、65歳以上の高齢者向けの詳細スケジュールについて、発表させていただきます。
まず国の動向でありますけれども、国は4月5日の週に原則、各都道府県に約2,000回分(2箱)ずつとして、全国で約10万回分(100箱)、4月12日、19日の週に原則、各都道府県に約1万回分(10箱)ずつとして、全国でそれぞれ約50万回分(500箱)、4月26日の週に全市区町村に約1,000回分(1箱)ずつ配布すると発表しておられます。
また、その後も5月9日までに全国で約400万回分(4,000箱)、5月10日からの2週間で約1,600万回分(1万6,000箱)近くを配布するとしており、それ以降は、自治体の需要に応じて配布できるとしています。
こうした中、岐阜県は4月5日の週に配布される2箱、約1,000人分を岐阜市に分配するとの発表がされました。
そのため、本市では4月12日(月曜)から高齢者向けワクチン接種を開始いたしますが、配布されるワクチンは、限られた数量でありますから、まずは5つの高齢者施設の入所者及び従事者から接種をスタートすることといたしました。
お手元の配布資料の1ページ目の下段を見ていただくとわかると思います。
引き続き、5月9日までに配布されるワクチンを用いて、残りの約250の高齢者施設で優先的に接種を行うということでございます。
そしてその後、施設に入所していない方についても公共施設での集団接種を5月22日(土曜)から実施をいたします。
また、病院や診療所での集団・個別接種を5月24日(月曜)から実施いただけるよう調整を進めてまいります。
次に、一連の手続きに係るスケジュールでありますが、今回のワクチン接種には接種券が必要となりますので、65歳以上の方の接種券、約12万3,000人分を4月23日(金曜)から4月27日(火曜)にかけて郵送いたします。
その後、5月14日(金曜)から公共施設における集団接種の予約を開始いたします。
公共施設の集団接種の予約受付は、岐阜市がインターネットまたはコールセンターで行いますが、予約開始当初は電話がつながりにくくなる可能性もございますが、インターネットでは24時間いつでもお申込をしていただけます。
市民の皆さまにはできる限りインターネットで予約を行っていただくようご協力をお願いします。
病院や診療所における集団・個別接種についても5月14日(金曜)から予約の受付を開始いたしますが、医療機関によって予約開始時期が異なりますので、接種を希望される病院や診療所にご確認いただきたいと思います。
次に配布資料の2枚目の上段をご覧ください。
公共施設における接種スケジュールについてご説明させていただきます。
公共施設では、毎週土曜日と日曜日に接種を行いますが、まず、5月22日(土曜)から南・北保健センターで接種を開始いたします。
その後、6月5日(土曜)から新庁舎での接種を開始いたします。
なお、小中学校体育館については、27か所の体育館を巡回して接種を行いますが、詳細な日程や会場については現在調整を行っているところでございます。
最後に2ページ目の下段、予約や相談・広報についてご覧いただきたいと思います。
3月15日に岐阜市ワクチンコールセンターをすでに開設しておりまして、多くの市民の方にご利用いただいているところであります。
引き続き、ご質問等があればご活用いただきたいと思っております。
また、接種開始時期や接種可能施設の一覧表を掲載した「ワクチン接種のご案内」を接種券の発送に合わせて、4月下旬に市内の全戸に配布いたしますので、市民の皆さまにはご覧いただきたいと考えております。
64歳以下の方については、今後、高齢者の方の接種完了のめどが立ち次第、順次接種を行っていきますので、今しばらくお待ちいただきたいと考えております。
また、接種券をお送りしてから、接種するまでに一定の時間がかかりますので、市民の皆さまには接種券をなくさないよう、大切に保管していただきたいと思います。
なお、先ほどもお話いたしましたが、コールセンターは土日もご利用していただける体制としておりますが、予約や質問の電話が増加し、つながりにくくなることも考えられます。
そのため、できる限り予約はインターネットで行っていただくよう市民の皆さまには、ご理解・ご協力をお願いしたいと思います。
いずれにいたしましても、高齢者の方のワクチン接種がスタートしてまいります。
市民の皆さまに適切にワクチンを接種できるよう、私どもとしても引き続き準備をしてまいりたいと考えております。
発表事項の2点目であります。
シビックプライドプレイスのホームページの開設について、であります。
お手元に2枚配布資料をお配りしておりますので、ご参照いただきたいと思います。
まずこのシビックプライドでありますが、持続可能な岐阜市を実現するためには、市民の皆さまの地域への愛着や誇り、このシビックプライドの醸成が不可欠であると私は考えております。
これまで様々な施策を展開してまいりましたが、本年度は、「シビックプライド」を5つの政策のベクトルのひとつに掲げまして、「本物志向の観光まちづくり」「シティプロモーション」「市民協働」をキーワードに、シビックプライドのさらなる醸成に取り組んでいくわけでございます。
今年度、シビックプライドの拠点として進化を続けるぎふメディアコスモスに、岐阜の魅力を伝える情報集積のシンボルエリアとして「シビックプライドプレイス」を整備いたします。
配布資料の1枚目をご覧いただければ、これはあくまでもイメージ図でありますけれども、想像していただけると思います。
この「シビックプライドプレイス」は、市民の皆さまのシビックプライドにつながる多様な情報を集約し、これを市民協働で編集して情報発信していくプラットフォームとしたいと考えております。
この「シビックプライドプレイス」の整備に先駆けまして、シビックプライドにつながる情報を発信していくために、このたび、「シビックプライド」に特化したホームページを制作いたしました。
このホームページは、シビックプライドプレイスの「電子版」の位置づけとなっております。
キャッチフレーズは、「岐阜の文化を伝える、つなぐ。」といたしました。
配布資料の2枚目をご覧いただきますと、どのようなページがわかっていただけると思いますが、「イベント紹介」のコーナーでは、今後、開催するイベント情報のほか、これまでにシビックプライド講座ですとか、シビックプライドライブラリー、おとなの夜学等を開催してきておりますが、こうしたイベントの開催レポートを紹介しております。
また、「珍ちんな人(ちんちんなじん)」のコーナーでは、この「ちんちんな」とは、岐阜の方言で「あつあつ」のことを意味しておりますけれども、ホットでユニークな活動によって岐阜の魅力と可能性を生み出している方々をご紹介しております。
「ギャラリー」や「動画コンテンツ」のコーナーでは、岐阜の魅力を感じられる画像や動画コンテンツを庁内横断的に収集し掲載しております。
ぎふメディアコスモスのWEBサイトのトップページにこの「シビックプライドプレイス」のバナーを設置いたしまして、スマートフォンにも対応しておりますので、ぜひ多くの市民の皆さまにサイトを訪れていただき、岐阜の多様な魅力に触れて、シビックプライドを育んでいただきたいと思います。
今後も順次、コンテンツを追加・更新しながら、市民の皆さまとともに創っていくためのイベント情報や、シビックプライドにつながる岐阜の魅力を発信していきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。
次に3点目です。
ぎふ長良川の鵜飼について、いくつか発表したいと思います。
すでに4月5日(月曜)から、今年度の鵜飼の予約受付を開始いたしました。
速報値ですけれども、現在491隻、1万102人のご予約を承っております。
今シーズンの運航方法でありますが、コロナ対策をしっかりと行ったうえで運行してまいります。
すでに発表しておりますように、船内での飲食を再開するということで、飛沫感染防止対策として一部を除く観覧船にアクリル板を設置し飲食を再開いたします。
お客さまからのニーズが高い船内飲食の再開によりまして、昨年度激減した鵜飼観覧船乗船客の需要回復に努めてまいりたいと考えております。
2つ目に、こちらに掲示をしておりますが、岐阜市観光ポスターを今年は「ぎふ長良川の鵜飼」版でリニューアルいたしました。
「ぎふ長良川の鵜飼」の魅力を国内外に発信するためにリニューアルしたものであります。
今回のデザインコンセプトは、歴史・伝統を誇る「ぎふ長良川の鵜飼」。
そして静と動ということで、2つのコントラストを用いて表現をさせていただきました。
それぞれの美しさにコントラストをつけて目にした方の心に響き、記憶に残り、訴求力をアップさせるデザインとしております。
ポスターはB1・縦を基本としますが、日本語版、英語版も用意させていただいております。
鵜飼観覧事業の開始を踏まえ、本日より、観光関係機関、交通関係機関、旅行事業者等に配布し周知・啓発に努めてまいりたいと考えております。
3つ目に、「ぎふ長良川の鵜飼&観光PRオリジナルTシャツ」を販売してまいります。
お客さまから「船員が着ているような」Tシャツが欲しいという声をいただいておりまして、お客さまの声をカタチにするということで、初めての物品販売をスタートすることといたしました。
これは持続可能な鵜飼観覧船事業の推進に向けて収益改善や観光振興の活性化を目的に行うものでありまして、鵜飼開きのある5月11日から販売をスタートいたします。
販売価格は税込1,500円。
販売場所は鵜飼観覧船事務所で販売をいたします。
着心地はいかがですか。

【鵜飼観覧船事務所 職員】
速乾の生地になっておりますので、サラッとしています。

【市長】
そうですね。
素材は速乾性ということで、吸水性に優れたドライ生地でございますし、プリントは洗濯を繰り返しても劣化しにくいシルクプリント加工をしているということでございます。
このTシャツは船頭さんが着ておられるTシャツでありまして、ここには鵜飼の様子と岐阜城、さらには5月6日に開庁する新庁舎を模したデザインで、これは私ども鵜飼観覧船事務所の職員がオリジナルでデザインをしたということでございますので、ぜひ多くの方にご購入いただき、着用していただきたいなと思います。
後ろはチーム鵜飼ということで、おなじみのロゴを入れておりますし、こういったTシャツをご購入いただいた方には船頭さんも着ておりますから、一緒に記念写真も取っていただくということもぜひ承ってまいりたいと考えております。
4つ目であります。
鵜舟の完成及び公開についてであります。
持続可能な鵜飼の実現に向けて、鵜飼観覧船造船所で鵜舟の造船に初めて挑戦しまして、令和3年3月に鵜舟が完成いたしました。
完成した鵜舟の見学会を開催したいと思っております。
こうしたことに取り組んでおりますのも、現在、岐阜県内には鵜舟の船大工の造船技術をお持ちの方が2名しかいらっしゃらないということで、次世代の船大工にこの造船技術を継承していただくことも大事なポイントであります。
見学会の詳細ですが、記者の皆さまには令和3年4月15日(木曜)15時から見学会を開催いたします。
このときには、杉山雅彦鵜匠代表もご出席をいただく予定であります。
一般の皆さまには令和3年4月18日(日曜)10時~12時、13時~15時、時間内に随時ご説明をさせていただきます。
見学会の場所は鵜飼観覧船造船所(岐阜市湊町391-5)。
内容については、造船に関わった舟大工(田尻浩氏等)による解説や、パネル展示、造船道具の展示等をさせていただきます。
なお事前申込は不要でございますので、随時お越しをいただきたいと思います。
なおコロナ禍でありますから、感染防止の徹底ということで、マスク着用や手指の消毒等はしっかりとお願いしたいと考えております。
また大人数でいらっしゃった場合には、人数を制限させていただく場合もございます。
見学会では、今年度進水予定の鵜飼観覧船も造船所であわせてご見学いただける予定でございます。
鵜舟と鵜飼観覧船には、様々な違いがございますので、こうした船体の構造や大きさ、船底の反り加減など、ぜひ見比べていただくことも鵜飼をご理解いただく貴重な機会ではないかと思います。
なお、見学会以降も、鵜舟については鵜飼観覧船造船所で常時公開をしていきたいと考えております。
最後5つ目です。
長良川遊覧船の運航ということで、ゴールデンウィークに、長良川を遊覧しながら金華山など河畔の景色を楽しめる遊覧船を運航いたします。
運航日は4月24日(土曜)~5月5日(水曜)の12日間。
乗船料は大人500円、小人300円、3歳未満は無料でございます。
航路については観覧船のりば~上流までということで、お山下までを遊覧するという予定でございます。
定員は1便につき28名。
時間は1日6便ということで、10時~16時まで出航いたします。
予約開始ですが、令和3年4月12日(月曜)からお電話にて先着順での予約受付とさせていただきます。
なお、3月に運航した遊覧船も大変皆さま方にご好評でありました。
増水のために運休してしまった日もありまして大変残念でしたけれども、こうした長良川の遊覧船は多くの市民の皆さんの需要をいただいておりまして、今回もコロナに気をつけながらお楽しみいただければありがたいと思います。
発表事項の4点目です。
歴史博物館のリニューアル及び岐阜大仏の三次元映像について、であります。
まず、岐阜市歴史博物館2階常設展示室に戦国コーナーの展示を拡充する件でありますが、「麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館」が開設されておりました2階常設展示室をリニューアルオープンいたします。
従来の岐阜市の歴史を紹介する「ぎふ歴史物語」に、大河ドラマ館のレガシーを加えて、戦国コーナーの展示を拡充いたしました。
なお主要説明パネルには日本語・英語・中国語〈簡体字・繁体字〉・韓国語の多言語表記をしたいと考えております。
日時ですが、令和3年4月10日(土曜)からリニューアルオープンをいたします。
主な見どころといたしまして、まず大河ドラマ館資料の活用ということで、大河ドラマ館で好評だったドラマのセットと撮影風景をジオラマで表現した模型を展示いたします。
スライドにあるとおりでございます。
また武将関係資料の充実ということで、ちょうど右側に甲冑が出ておりますが、今回甲冑の展示ケースを新設いたしまして、今後、岐阜市に寄贈された甲冑コレクションを随時公開してまいりたいと考えております。
4月10日からの展示資料といたしましては、このスライドにありますように、黒漆五枚胴具足(くろうるしごまいどうぐそく)といわれるものでして、これは伊達政宗所用の甲冑を模した資料ということで、これを展示させていただきたいと思います。
また、刀銘 濃州岐阜住兼舛作(かたなめい のうしゅうぎふじゅうかねますさく)の展示も行ってまいります。
この刀は岐阜市指定重要文化財で、銘から天正8年(1580年)に岐阜で作刀したことが確実にわかっており、大変貴重なものであります。
当時の岐阜城の城主は織田信忠であります。
さらにスライドの真ん中にありますが、新指定文化財の展示として、このたび新たに市重要文化財となりました「稲葉城趾之図(いなばじょうしのず)」(伊奈波神社蔵)を岐阜城跡出土品とともに展示をいたします。
展示については令和3年4月24日(土曜)~令和3年5月5日(水曜・祝日)まで。
その他の期間は複製を展示することとなりますので、ぜひ本物をこの期間にご覧いただければありがたいというふうに思います。
この稲葉城趾之図は大変貴重でございまして、私ども様々な発掘をこの間進めておりますけれども、この稲葉城址之図が非常に正確であるということが発掘調査からも裏付けをされておりますので、今後この稲葉城趾之図をさらに見ながら発掘をすると石垣が出てくると、こうした先人のご努力に感謝したいなと思っております。
次に、岐阜大仏3D映像の公開について、であります。
令和元年度及び2年度に、文化的景観保護推進事業の一環として、金鳳山正法寺(きんぽうざんしょうぼうじ)の「大仏」と「大仏殿」の3Dスキャンデータを基に映像番組を作成いたしました。
歴史博物館のリニューアルオープンに合わせて2階ラウンジにて動画公開したいと考えております。
また、岐阜市公式YouTubeチャンネルでも公開をする予定でございます。
博物館での公開期間は令和3年4月10日(土曜)~令和3年5月30日(日曜)までであります。
後ほど少し見ていただきますけれども、特徴といたしまして、大仏と大仏殿の同時3Dスキャンは全国初の試みであるということ。
360度3次元測量を363か所で実施し、約22億点に及ぶ最小1mmピッチの1点ずつ色データを持つ点群データということで、大変興味深いものであります。
映像時間3分34秒、英語字幕入でございますが、すべて皆さんに見ていただくわけにはいきませんので、それは後ほどYouTube等でご覧いただいて、まずは少し動画を見ていただければありがたいと思います。

・・・動画再生・・・

短縮版ですので、じっくり見たい方はぜひ歴史博物館に行ってご覧いただければと思います。
なお、今回歴史博物館のリニューアルの機会に、岐阜大仏も合わせてご覧いただきたいと考えておりまして、岐阜城や鵜飼観覧に並ぶ観光の目玉として、城下町周遊に繋げてまいりたいと考えております。
なおこの3Dデータは、修理箇所を明確に把握して修理方法をパソコン上でシミュレーションすることもできますし、また3Dプリンタで様々なサイズの大仏殿などを作成することが可能ということで、大いなる可能性を秘めた調査になったと考えております。
発表事項の5点目であります。
「キャッシュレス決済を活用した地域経済活性化事業第2弾」の実施について、であります。
まず事業の実施についてでありますが、昨年末の新型コロナウイルス感染症第3波発生時に発出された緊急事態宣言により、市内の小売・サービス業など様々な業種で、大幅な売上減少という影響を受けました。
こうした中、市内店舗を対象に感染拡大防止に努めながら、本市経済の回復を図ることを目的に「やっぱ岐阜やて!“対象店舗で最大20%”たんと戻るよキャンペーン 第2弾」を実施することといたしました。
本キャンペーンの実施にあたりましては、昨年10月実施をした際には「PayPay株式会社」、「KDDI株式会社」の2社にご協力いただきましたけれども、今回新たに「株式会社NTTドコモ」にも参画いただき、計3社と協定を結び、「非接触型」のQRコード方式によるキャッシュレス決済を活用したポイント還元を行います。
この機会に、市民の皆さまをはじめ、市外から本市にお越しいただいた方にも、市内の対象店舗でお買い物をしていただき、本市経済の回復に努めてまいりたいと考えております。
事業詳細でございますが、利用できるサービスは、前回の「PayPay」、「au PAY」に加えまして、「d払い」が新たに利用できます。
本キャンペーンの還元率は、最大20%、1回の利用で最大1,000円相当、期間中最大1万円相当のポイントが付与されます。
本キャンペーンは、市民の皆さま、市外からお越しの皆さまを対象に、市内対象店舗で利用が可能でございます。
本キャンペーンの実施にあわせまして、市民を対象とした「スマホ教室」を各キャッシュレス決済事業者が実施し、スマートフォンや当該アプリの操作についてご案内させていただきます。
詳細については、経済部商工課のホームページでご確認いただきたいと思います。
また、本市とソフトバンク株式会社における包括連携協定に基づき、ぎふメディアコスモスにおいて、60歳以上の市民を対象に、実際にスマートフォンを操作しながら、キャッシュレス決済について学ぶ、「はじめてのスマホ決済講座」を4月下旬から5月上旬にかけて7回実施する予定でございます。
この地域活性化事業の第2弾の事業実施期間ですが、5月6日(木曜)~6月6日(日曜)まで、ゴールデンウィーク明けからの経済回復を図ってまいります。
PRや周知でありますが、本日から市のホームページで、また「広報ぎふ」4月15日号、5月1日号でも、事業についてご案内いたします。
「PayPay」、「au PAY」、「d払い」に登録している対象店舗では、キャンペーン開始までにポスター等による告知を予定しており、ぜひ、キャッシュレス決済をご利用いただきたいと考えております。
また、その他の関連事業といたしまして、岐阜市広告宣伝支援事業補助金についてお話をいたします。
本市では、昨年に引き続き、本年4月1日より岐阜市広告宣伝支援事業を行うことといたしました。
新型コロナウイルス感染症の影響により売上げが減少した、市内の中小企業者等が行う、広告、宣伝等に要する経費を支援することで市内経済の活性化を図ってまいります。
市内の中小企業者等におかれましては、ぜひ、こちらの補助金もご活用いただき、売上げ向上に役立てていただきたいと考えております。
内容については、補助額が上限10万円、補助対象経費の10/10、ということでございます。
1事業者1回限りの活用ということで、昨年度大変市内の事業者の方に好評でございまして、そうした声を受けまして、この新年度も改めてこの事業を行わせていただき、岐阜市内の経済の活性化を図っていきたいと考えております。

【記者】
新型コロナウイルスについてお伺いいたします。
昨日も専門家会議が県で開かれ、東京・大阪・愛知ではかなり新規感染者が増えている状況です。
岐阜市内でも接客を伴う飲食店でクラスターが発生するなど、決して油断できない状況だと思いますが、現在の市長の受け止め、今後の対策、検討されていることがありましたら教えてください。

【市長】
新型コロナウイルスに関してですが、3月中旬以降、感染者が再増加をしておりまして、1週間あたりの感染者数は、2月中旬以降1桁代、ゼロの日もあったわけですが、3月16日以降、3週連続で2桁の感染者を確認しているという状況です。
こうした患者の増加に伴いまして病床使用率も上昇し、3月23日時点では、岐阜県で9.7%と聞いております。
3月下旬には、飲食店クラスター、4月に入りまして、職場でのクラスターが複数発生している中でありまして、感染再拡大の兆候が見られ、県内でも変異株の感染が報告されており、警戒感を強めております。
現状は、第4波に入ったと認識を持っております。
今後の対策でありますが、市民、事業者の皆さまには注意喚起を引き続き重点的に行ってまいりたいと考えております。
当然のことでありますけれども、「人との距離の確保」「マスクの着用」「手洗い・手指消毒」「3密回避」「体調不良の時は外出しない」などの基本的感染防止対策の徹底をお願いしたいと考えております。
また、飲食についてはマスク無しでの会話や長時間・大人数・大声を出す飲食は避けていただき、消毒液やアクリル板等の設置や換気の良い対策が徹底されたお店をご利用いただきたいと考えております。
県をまたぐ移動は、特に、まん延防止等重点措置の実施区域への往来は避けていただきたいと考えておりますし、企業の皆さまにはテレワークや時差出勤などぜひ推進していただきたいと考えております。
飲食店での対策ですけれども、飲食店における感染防止対策を徹底するために、本市といたしましても飲食店に対し啓発と見回り調査を行う予定でございます。
昨晩開催された、県の感染症対策専門家会議において、現在の感染状況や今後の対策について、専門家の方々からご意見をいただきました。
ちょうど本日午後、県の対策本部員会議が開催されますので、おそらくそこではゴールデンウィークに向けて今後の対策が発表される予定でありますから、こうしたことを踏まえて、県と市としっかり連携して対策を行っていきたいと考えております。

【記者】
ワクチンの件でいくつかご質問させてください。
高齢者接種の接種が国からのワクチンの入ってくる状況にもよるかと思いますけれども、現状ですべて完了するめどというのは何か考えられている時期というのはありますでしょうか。

【市長】
高齢者の方については、高齢者の方のご予約のスピードとか、そういったことにもよりますので、私どもとしていつということはなかなか申し上げにくいところでありますけれども、皆さま方には早めに予約をしていただいて接種をしていただくのが私どもとしてはありがたいなというふうに思っております。
国からは供給をされるということですので、その供給の状況を見ながら早め早めの予約をお願いしたいと考えております。

【記者】
ワクチンの予約についてお伺いいたします。
予約については、接種できる方、高齢者施設の方はその施設でやれると思いますが、一般の方については予約された方から順番に、言ってみれば早いもの順のようなことなのか、どういうスケジュールでどういうふうな予約になるのでしょうか。

【市長】
高齢者施設でない方についてはハイブリッド方式ということでありますので、例えばかかりつけのお医者さまがいらっしゃって、基礎疾患等をお持ちの方はお医者さまに早めのご確認していただいて、そこで予約をしていただく方式です。
お医者さまもそういう意味では適切なアドバイスをしていただけると受け止めておりますので、円滑に進めていけるだろうと思いますし、そうでない方については集団接種ということですので、これもインターネットが一番適切ですので、インターネットを中心に早めのご予約をいただければ、予約の空いているところからどんどんご本人のスケジュールに合わせて入れていだだけるということで、順調に進んでいくのではないかと考えております。

【記者】
インターネットの予約についは岐阜市のホームページなどでということですか、市のホームページに特設のサイトというのかそういったものができてくるようなイメージでしょうか。

【市長】
特設サイトといいますか、ここからインターネットで申し込んでくださいよという形で促していきたいと考えております。
情報は様々な方法で発信し、全戸配布もいたしますし、「広報ぎふ」もございますので、そういったところからどこかで情報を得てアクセスしていただける環境になると思います。
わからない方はお電話いただければと思っております。

【記者】
新型コロナの変異株についてお伺いさせてください。
先ほどの質問にもありましたが、感染状況が厳しい中で、一方で変異株の感染拡大というのもかなり叫ばれております。
なかなか県の発表のほうでは県内で何人出られたという発表が主ですけれども、岐阜市の教えていただける範囲で結構ですが、変異株の状況、例えばどのくらいの割合の方が変異株で、今、陽性になっているとか、市内の変異株の状況というのは何か教えていただくことがあればお願いします。

【市長】
変異株については国の方針によって都道府県単位での発表となっておりますので、私どもからそれ以上申し上げることはございませんが、いずれにしても岐阜県内でも変異株の方が確認されておりますので、警戒感を持っているというところであります。

【記者】
高齢者の方のワクチン接種についてお伺いいたします。
岐阜市が来週から県内では最も早く医療従事者以外の一般の方に向けた接種が始まるということですが、副反応とか、どういったことを特に気をつけてやろうという体制を取っていらっしゃるのか教えてください。

【市長】
4月12日から高齢者施設で行いますけれども、この高齢者施設については従事者も含めということですし、医療関係者、しっかりとスタッフをそろえてもらいまして、確実に接種をしていただきますので、そういった中でいよいよそれ以外のところにつながってくるということをしっかりと私どもも知見を高めながら取り組んでいきたいと思っておりますし、万が一副反応等がある場合には消防本部、あるいは医療機関ともしっかりと連携をしておりますので、そのあたりも万が一に備えた体制で取り組んでいきたいと考えております。

【記者】
次のページで公共施設での集団接種のスケジュールが出ていますが、小中学校の体育館を使うメリットというか、どういう流れでここを使うことになったのか教えてください。

【市長】
南・北保健センター、新庁舎はひとつの形ではありますけれども、やはりそういったところに距離的には遠い地域もたくさんあるわけでございますので、地域の皆さんのより身近なところの小中学校の体育館、ある程度のキャパシティーがあって、感染防止対策もできるという中で、この小中学校の体育館を巡回させるような形でいきたいというのが私どもの狙いであります。
そもそも基礎疾患等をお持ちの方は身近なかかりつけ医でということとなっておりますので、そういったところまでは必要はないけれども、やはり身近なところで安心して接種を受けたいという方についてはこういった体育館を巡回させることが適切ではないかなと考えたところです。

【記者】
まだ時期は調整中となっておりますが、子どもたちが使わない時期、夏休みなどを利用するということですか。

【市長】
これは週末のみの利用ですので、まさにそういったところにいろんな社会人のご利用とか少年団の活動とかありますので、教育委員会とよくよく調整をして、スケジュールを確定させていきたいと考えております。

【記者】
ここに出ているスケジュールはあくまで高齢者向けということですが、若い人にはまた別という考えですか。

【市長】
これはあくまでも65歳以上の方のスケジュールということで、まずはここについてのワクチン供給が国から私どものところに来ておりますので、これはまずしっかりと行って、次の64歳以下の方に移っていきたいと考えております。

【記者】
発表項目からで、鵜飼の関係がたくさんございましたけれども、Tシャツの販売ですとか新しいことがありますが、それは昨シーズンの観覧客の落ち込みであったり、そうした危機感から発生しているとこともあるかなと思うのですが、改めて今季の鵜飼シーズンを迎えるにあたって今季の思いをお聞かせいただけたらと思います。

【市長】
鵜飼についてご質問をいただきました、ありがとうございます。
私が市長に就任させていただいて、毎年この鵜飼関係ではいろんな自然災害との戦いですとか、感染症との戦いですとか、毎年問題が百出でして、いかに持続可能な鵜飼観覧船事業にするかということや、鵜匠の皆さんにもやはり長年の伝統をどう継承していただくかということは私どもに突き付けられた課題ということで、この間いろいろと取り組みをしてまいりました。
ですからコロナ禍ということはまだ引き続き変わりませんので、どう感染防止をしながら、しかし一人でも多くの方に鵜飼を楽しんでいただくのかという中で、今回も船内飲食の再開ということも感染防止対策を徹底しながら行うとか、ポスターも鵜飼に注目していただくとか、私どもで打てる手をどんどん打ちながら広く鵜飼の価値を皆さんに知っていただきたいというのは心からの思いであります。
こうして第4波ということもありますので、観光という形で多くの皆さまが内外からお越しいただくことに非常に大きなハードルがあるわけですが、その中でこそ私どもまずは岐阜市民の皆さんにみんなで守り継承していく鵜飼という、こういう気持ちを皆さんと共有したいと思っておりますので、いろんな機会に鵜飼に親しんでいただくことを呼びかけしてまいりたいと思っております。

【記者】
キャッシュレスの第2弾ということで、キャッシュレスの第1弾のころに比べかなり普及してきたということもありますが、一方で第1弾で言われていたのが、なかなかキャッシュレスを使える人ばかりではないということで、特に高齢者の方が本当は商品券のほうがいいなというお声があったりしました。
一方、コロナ禍において経済施策を打っていくかということがいろいろと問われることがあったと思いますが、今回第2弾でスマホ教室を実施されるということで、ある程度第1弾のときに聞かれていた課題を補うような狙いもあるのかなと感じたのですが、第2弾にあたって改めて狙いの部分を教えていただいてよろしいでしょうか。

【市長】
今、DXが言われる時代ですので、キャッシュレスも社会の要請として確実に進んでいくだろうというふうに私は認識をしております。
今回、スマホ教室とか、スマホの決済講座等を開催していただくということで、ご関心を持っておられるご高齢の世代の方もいらっしゃいますので、こういった機会に使い方に触れていただいて、ぜひこのキャンペーンをきっかけに一度使っていただきたいと思います。
決して難しいことではありませんので、ぜひこの機会にキャッシュレス社会の中で生活の一部にしていただければありがたいなと思っております。
この間、事業者においても登録店舗を着実に増やしていただいてきておりますので、今、岐阜市内のかなりの店舗でご利用いただけるようになってきております。
これも第1弾、そして第2弾ということで、こうしたキャッシュレスにおける消費喚起策を打ってきたひとつの成果と言えますので、こうした事業者の側で普及してくるということと、市民の皆さんにもご利用が進んでくるという、この両面で岐阜市全体のDXがひとつの形として前に進んでくるのかなと思っておりますので、今回もしっかりと周知・啓発をして皆さんにご利用していただけるようにしていきたいと思います。

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