有毒植物による食中毒に注意しましょう
春は山菜狩りのシーズンですが、毎年、有毒植物による食中毒が発生しています。スイセンをニラと間違えた事例やチョウセンアサガオをゴボウと間違えた事例などが発生しています。 県内でも、平成28年4月に山林で採取したハシリドコロを喫食したことで意識障害を起こした食中毒が発生しました。
植物の中には、食用になるものがある一方、スイセンやチョウセンアサガオなどのように毒成分を持つ有毒植物も多くあります。
有毒植物を誤って食べると、下痢、おう吐、けいれんなどの症状が出ることがあり、最悪の場合死亡することもありますので、注意してください。
- 食用と確実に判断できない植物は絶対に採らない、食べない、売らない、人にあげない。
新芽や根だけで種類を見分けることは困難です。少しでも疑わしい場合は食べないようにしましょう。 - 食べられる山菜と有毒植物が入り混じって生えていることがあるので、採取時には十分注意する。
家庭菜園や畑などのそばで、鑑賞用の植物を栽培するのはやめましょう。山菜狩りなどをする時は、一本一本よく確認して採りましょう。また、調理前にもう一度確認しましょう。 - 異常を感じた時はすみやかに医師の診察を受ける。
植物によっては、生命に関わることがあります。野草を食べて体調が悪くなったら、すぐに医師の診察を受けましょう。
【有毒植物の例】
- スイセン 葉をニラやノビル、鱗茎(球根)をタマネギと間違えやすい
- チョウセンアサガオ 根をゴボウと間違えやすい
- ハシリドコロ 新芽をフキノトウやタラの芽と間違えやすい
- イヌサフラン 葉をギョウジャニンニクやギボウシ、鱗茎(球根)をジャガイモやタマネギと間違えやすい
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