カンピロバクターによる食中毒に注意しましょう

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ページ番号1002731  更新日 令和6年2月29日

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カンピロバクター食中毒

ノロウイルスによる食中毒と並んで、発生件数の多い食中毒の原因菌です。
カンピロバクターは、家畜、ペット、野生動物など多くの動物の腸管内に住み、肉などの食品や飲料水を介して感染します。

特徴

  • 動物の腸管内や河川、下水など自然界に広く分布している。
  • 比較的少量の菌(一般に1g中に100個以上)でも発症することが知られており、急性胃腸炎を起こす。
  • 潜伏期間は他の細菌性食中毒菌の場合に比べて長い。(2日~5日程度)

原因食品

  • 食肉(特に鶏肉)の生(鶏わさ、鶏レバ刺し、ササミ等)およびその加工品、飲料水など。
  • 調理器具や人の手などを介して二次的に汚染された食品。(サラダ、野菜など未加熱の食品)

症状と潜伏期間

  • 下痢、腹痛、倦怠感、発熱、頭痛、悪寒など。
  • 水様便が1日に2~6回、多いときで10回以上に及ぶこともある。
  • 摂食後2~5日に症状が出ることが多い。
  • まれに、ギラン・バレー症候群という神経マヒの症状が起こることもある。

予防のポイント

  • 食肉の生食は避けて、十分に加熱(中心温度75℃1分間以上、中心部の色が変わるまで)調理する。
  • 調理の際には必ず手を洗う。生の食肉を素手で触ったら、洗わないまま他の食品などに触れない。
  • 生の食肉は専用の箸かトングを使用し、生の食肉に触れた箸等で食事をしない。
  • 食肉は専用の包丁やまな板を使用し、調理器具等を十分に洗浄した後は、熱湯消毒などの殺菌をする。
  • 食肉は冷蔵庫内で適正管理する(他の食品と接触させない、肉汁の漏れに注意)。

感染力の強い菌に対して「新鮮だから」は通用しません。特に、乳幼児や高齢者のほか、抵抗力が弱い方は、発症すると症状が重くなりやすいため注意が必要です。生肉や加熱不十分な食肉を食べることは控えてください。

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