食生活改善普及運動の取組
食生活改善普及運動の実施
9月1日から30日までの1か月間、食生活改善普及運動を実施します。
この運動では、「食事をおいしく、バランスよく」を基本テーマとし、「主食・主菜・副菜をそろえたバランスの良い食事習慣の定着」「野菜と果物の摂取量の増加」「食塩摂取量の減少」及び「牛乳・乳製品の摂取習慣の定着」を目指した取り組みを行います。
大切にしてほしい栄養・食生活のポイントを紹介していますので、ぜひご覧ください。
栄養バランスのよい食事とは、
炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素が
偏りなくとれる食事のことを指します。
主食・主菜・副菜を組み合わせることで、栄養のバランスが整いやすくなります。
1日に2回は、主食・主菜・副菜のそろった食事をとるように心がけましょう。
市販のお弁当やお惣菜、デリバリーやテイクアウトした食品を
家庭や職場等に持ち帰って食べることを「中食」といいます。
コンビニ食やスーパーのお惣菜を上手に組み合わせて、
手軽にバランスを整えることもできますね。
食塩摂取量の1日の目標量は、男性7.5g未満、女性6.5g未満です。
岐阜県民はしょうゆ、みそ、塩など調味料から食塩をとり過ぎている傾向です。
1日マイナス2gを目指して、
・調味料を「かける」から「つける」に変える
・麺類の汁はすべて飲まず、残すようにする
・だしや香辛料を積極的に活用する
など、できることから取り組んでみましょう。
1日にとりたい野菜の目標量は350gです。
岐阜県民の野菜摂取量はあと70g程度不足しています。
これは、小鉢1皿分の野菜料理とほぼ同じくらいです。
毎日の食事にあと1皿、野菜をプラスしてみましょう。
習慣的に果物を食べていますか?
果物にはビタミンだけでなく、
ミネラルや食物繊維が豊富に含まれています。
1日200gを目安に、旬の果物を取り入れましょう。
牛乳・乳製品には、骨を丈夫にするために必要なカルシウムや、
筋肉や細胞のもとになるたんぱく質が豊富に含まれています。
しかし、全世代において不足しがちな栄養素です。
まずは1日1回、牛乳・乳製品をとることから始めてみましょう。
「ぎふ食と健康応援店」での普及啓発活動(令和4年度の取組)
岐阜市内にある「ぎふ食と健康応援店」109店舗と市役所内の食堂にて、
食生活改善を呼びかけるポスター、卓上POPの掲載を行いました。
岐阜市では、食に関する情報を提供することで、
市民の健康づくりをサポートする「ぎふ食と健康応援店」が増えています。
ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。