岐阜市の放射線測定
放射線モニタリング体制について
岐阜市では現在、岐阜市地域防災計画に基づく放射線モニタリング体制を構築し、放射線災害に備えています。
また、機器の動作点検や岐阜市の平常時の放射線量を把握するため放射線測定を実施しております。
放射線測定の概要
大きく分けて次の3点を対象に放射線モニタリングを行っています。
- 大気
- 食品
- 水道水
(1)大気
1.測定方法
簡易測定器やNaI(Tl)シンチレーションサーベイメータを用いて、概ね地上1mの高さにおける空間放射線量率を測定します。
2.測定場所
ア.市役所本庁舎
イ.その他(市内のバックグラウンド値を把握するための暫定測定点)
88ヶ所(小学校、中学校、幼稚園、保育所等)
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岐阜市内の教育施設等の放射線測定結果(令和5年度) (PDF 54.2KB)
(該当施設の平均値、令和5年12月分まで)
(2)食品
1.測定方法
ゲルマニウム半導体検出器を用いて、食品中の放射性物質(セシウム134及びセシウム137)を測定します。
2.基準値
平成24年4月から適用されている、厚生労働省が定める食品中の放射性物質の基準値によります。
3.測定結果が基準値を超えた場合の対応
記者発表するとともに、国や生産地の自治体に連絡し、その食品が流通しないよう店頭からの撤去及び回収等を実施します。
4.測定品目
岐阜市内で流通している食品及び市内小学校等で提供している食材を対象に測定します。
- ア.流通食材
年間8品目 - イ.給食用食材
隔月3品目
(3)水道水
1.測定方法
ゲルマニウム半導体検出器を用いて、水道原水中の放射性セシウムの濃度を測定します。
2.管理目標値
平成24年3月5日付厚生労働省健康局水道課長通知「水道水中の放射性物質に係る管理目標値の設定等について」にある、
放射性セシウム10Bq/kgを管理目標値とします。
管理目標値以下である場合、その水は飲用に適していると判断します。
3.管理目標値を超える放射線が検出された場合
協議の上、国、岐阜県等に連絡し、連携して原因を究明し、適切に対応します。
4.測定水源系
鏡岩水源(原水)
測定頻度:年2回
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