第2回技術部会概要
日時
平成16年7月9日(金曜) 13時30分~15時50分
場所
岐阜市役所低層部4階 全員協議会室
出席委員
藤縄部会長、佐藤副部会長、井上委員、小嶋委員、樋口委員、永瀬委員
【オブザーバー】環境省 橋詰室長、岐阜県 藤本室長
傍聴者
8名
次第
- 開会
- 第1回議事録の確認
- ホームページの立ち上げについて
- 第1回委員会以降の主な動きについて
- 部会請求資料・調査結果等補足説明
- 質疑
- 討事項趣旨説明
- 場外調査案補足説明
- 審議
- まとめ
- 次回開催日程
議事概要
第1回議事録の確認
第1回部会議事録について承認、公開することとする
ホームページの立ち上げについて
- ホームページに委員会、部会の審議内容、各調査結果等も掲載していることを事務局より報告
- 会議概要については部会長の承認を経て掲載することとする。
第1回委員会以降の主な動きについて(事務局より報告)
- 5月28日付け市の措置命令及び6月1日付け県の復旧命令について
- 地元及び市役所庁舎における情報展示会について
- 6月28日に発生したコンクリート擁壁の崩壊について
部会請求資料・調査結果等補足説明(事務局より説明)
- 場内及び場外における調査結果データについて
- 場内及び場外ともに、現時点で環境に影響を及ぼすデータは出ていない旨確認
調査結果等に対する質疑
- プラント裏湧水水路調査で調査できなかった廃棄物真下の水路はどのようになっているのか。
(事務局)昔の地形図によると谷筋に沿って水路があったのではないかと考えられる。 - 焼却炉脇の池、廃棄物下の水路がいつ、どのように造られたのか調査されたい。
- 廃棄物下に入る直前の水量、流出する水量はどのくらいか。
(事務局)上流が110立米/日、下流が320立米/日となっている。 - 降雨との関係は。また、沢水はどこから来ているのか。
(事務局)晴天時で上流が100、下流が300、降雨の際は下流で700位、降雨との関係は今後調査したい。また、別の沢筋からの水が流れているのではないかと考えられる。 - 地下水のコンターを添付願いたい。
- 3800という硫化水素は表面の濃度ではないのか。
(事務局)ボーリング坑の上から9m地点で採取したものである。 - 善商の直下流でボーリングをして地下水の水質、流向を測定する必要がある。
検討事項趣旨説明(事務局より説明)
- 第1回部会で提示した調査案の妥当性を検討し、部会案として取りまとめいただきたい。
- なお、当該修正案を次回委員会に報告いただき、詳細調査内容を確定したいと考えている。
場外調査案補足説明
事務局より説明
審議
調査内容について
- 善商の直下流、最低2箇所で地下水の水質、水位、経時変化を測定する必要がある。
- また、河川水の調査箇所数を増やすべきである。
- 埋立地の最下部に湧水が出ることがあり、観測のため踏査が必要である。
- 雨量は計画敷地内で測定したほうが妥当である。
- 場内の水位観測をする必要がある。
- 二酸化炭素濃度が平面的、深度によりどのような分布をしているのか分析願いたい。水質も溶存酸素の測定が必要。善商の直下流、最低2箇所で地下水の水質、水位、経時変化を測定する必要がある。
応急対策について
- 表土の補強など、法面の安定性の確保や、表面から水が浸透しないような対策を図る必要がある。
- 仮に浸出水の返送、抜気水をかけるなどの対策をとると、浸出水の返送が、硫化水素の発生を助長する場合がある。また、表層を不透水性にすると嫌気的となり難しい。従って、当面は緑化など即効性検討したほうがよい。のある方法で法面の安定を保てばよいと考える。その後の対策は、時間をかけて
- 高密度電探により堆積物内部の水分状況を把握し判断したほうがよい。
まとめ
- 今回の審議を踏まえ、調査案を次回委員会で報告することとする。
- また、応急対策については、次回部会において事務局案を何案か提示し、検討することとする。
資料請求等
地下水のコンター(分布図)、住宅の位置が記入された地図
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環境政策課
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