赤ちゃんの検査
新生児の血液検査
生まれてすぐ受ける、先天性代謝異常検査等
先天性代謝異常検査等は、生後4から6日の赤ちゃんを対象とした検査です。見かけは元気でも、生まれつき病気をもっていることがあります。病気の中には、早く見つけて治療をはじめることにより、障がいなどの発生を防ぐことができるものがあります。先天性代謝異常検査等は、そのような病気の症状がでる前に見つけて、すぐに効果的な治療をはじめるための大切な検査です。
赤ちゃんの健康のため、この検査は出産した医療機関で受けられることをおすすめします。
追加検査(有償)について
岐阜県では、20種類の病気についての検査のほかに、早期診断により病気の赤ちゃんの予後が改善される7種類の疾患について、有償での追加検査が受けられるようになりました。(この事業に参加している産科・新生児医療機関等で検査を受けることが可能です。)
詳しくは、岐阜県のホームページ「先天性代謝異常検査等事業についてのお知らせ」をご覧ください。
新生児聴覚検査
赤ちゃんは産まれてから、色々な音を聞いたり、声を出したりして、話し始めるための準備をしています。生まれつき、聴覚に何らかの障害を持つ赤ちゃんは1,000人に1~2人といわれています。
「新生児聴覚検査」とは、生後2~4日目ころの入院中の赤ちゃんを対象に、音が聞こえたときに出る脳波の一種を検査する方法です。
聴覚検査の機器がない医療機関で出産した場合、県内の7医療機関において、外来検査を行っています。
岐阜市では、検査費用の一部を助成しています。新生児聴覚検査事業のページもご覧ください。
新生児聴覚検査でリファー(要再検)の場合
新生児聴覚検査でリファー(要再検)の場合は、聴力の精密検査の前に先天性サイトメガロウイルス感染の確定検査の実施が強く推奨されています。
サイトメガロウイルス感染の検査は、生後3週間以内に赤ちゃんの尿を採取することで診断します。生後3週間を超えると、先天性感染と後天性感染の区別が困難となるため、なるべく早く実施することが望まれます。
赤ちゃんのうんちの色に注意しましょう 胆道閉鎖症の早期発見のために
胆道閉鎖症とは
胆汁の通り道である胆管がつまってしまい、胆汁が腸へ流れないのが「胆道閉鎖症」です。この病気は、治療しないで放置すると肝臓に重い障がいをおこし生命を脅かすため、早期発見・早期治療することが大切です。
胆道閉鎖症の症状
胆道閉鎖症の赤ちゃんは、便の色が灰白色やうすい黄色、尿の色が濃い黄色になります。また、生後2週間たっても皮膚や白目の黄疸が消えなかったり、いったん消えた黄疸が再び現れたりすることもあります。生後4か月頃までは、赤ちゃんの便の色などに注意しましょう。
早期発見のために「便色カード」を使いましょう
母子健康手帳に綴じこんである「便色カード」と赤ちゃんの便とを見比べて、番号を「便色カード」に記入しましょう。生後2週頃、生後1か月頃、以後4か月頃までは何度か見比べ、便の色が1~3番に近い色だと思う場合は、1日も早く小児科を受診してください。
パンフレット「赤ちゃんのうんちの色に注意しましょう」
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赤ちゃんのうんちの色に注意しましょう (PDF 815.1KB)
(厚生労働省「胆道閉鎖症早期発見のための便色カード活用マニュアル」より)
問い合わせ先
中保健センター | 徹明通2-18 柳ケ瀬グラッスル35 3階 | 058-214-6630 |
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南保健センター | 茜部菱野1-75-2 | 058-271-8010 |
北保健センター | 長良東2-140 | 058-232-7681 |
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このページに関するお問い合わせ
保健予防課
〒500-8309 岐阜市都通2丁目19番地 4階
電話番号:058-252-7193 ファクス番号:058-252-0639