[市] 福満寺のサルスベリ
福満寺のサルスベリ(ふくまんじのさるすべり)
分類
市指定天然記念物
指定年月日
昭和55(1980)年9月29日
所在地
岐阜市石谷478(福満寺境内)
基本情報
- 樹種
- サルスベリ
- 学名
-
Lagerstroemia indica
- 樹高
- 約6.4m
- 胸高直径
- 約43cm
解説
福満寺境内の本堂の東にあるサルスベリの木。
サルスベリはミソハギ科の落葉中高木で、樹高はおよそ3~7m、倒卵形でほぼ対生(葉が1つの節に一対生じること)の葉をつけ、夏から秋にかけて紅色や桃色、白色でちぢれた花弁が特徴的な花をつける。花期が長いためヒャクジツコウ(百日紅)ともいう。中国原産の庭木で日本には江戸時代初期に伝えられ、鑑賞用としてよく植栽されている。また、樹皮がはげやすくなめらかな幹が特徴的で、和名のサルスベリは木肌がすべすべしていて、木登りが上手なサルでも滑り落ちるということに由来する。なお、南西諸島には近縁種であるシマサルスベリ(L. subcostata)があり、全体に大型で花も白い。
福満寺のサルスベリは、市内近隣のサルスベリと比べて開花が少し遅く、近隣のサルスベリが花弁を散らす頃になっても花を楽しむことができる。
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