[市] 延算寺のコバノミツバツツジ群落
延算寺のコバノミツバツツジ群落(えんさんじのこばのみつばつつじぐんらく)
分類
市指定天然記念物
指定年月日
平成10(1998)年9月16日
所在地
岐阜市岩井2丁目1番地25(延算寺境内)
基本情報
- 樹種
- コバノミツバツツジ
- 学名
- Rhododendron reticulatum D.Don ex G.Don
- 樹高
- ー
- 胸高直径
- ー
解説
コバノミツバツツジは、高さ数mに生育する落葉低木で、アカマツ林等の二次林(里山、雑木林など)に自生する。関東以西の本州や四国、九州の山地に広く分布が見られ、卵型で先が短く尖った葉を枝先に3枚輪生する。ミツバツツジと非常によく似ているが、葉がやや小さく葉脈が目立つ。一説によると、ミツバツツジに比べ葉が小さいためコバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)と名付けれたとも言われている。4~5月頃にかけて、葉の開く前に紅紫色で小型の花が枝先に1~3個咲く。岐阜市内ではこの他に、大洞光輪公園内のコバノミツバツツジ群落が天然記念物に指定されている。
岐阜県では東濃地区に多く分布が見られ、西濃地区では少ないが、延算寺では境内に約780株(指定時調査では樹高50cm以上のものを計上)の群生が確認されている。延算寺境内の群落は、分布量も多く貴重であるという点が評価された。
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