第6回委員会 議事概要

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ページ番号1012243  更新日 令和3年9月10日

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開催日時

平成30年5月31日(木曜)午前10時00分から12時00分まで

開催場所

岐阜市役所 本庁舎 第3委員会室

議題
  1. 報告事項
    1. 今年度の委員会の進め方について
    2. 市庁舎周辺の水路・公園について
  2. 議題
    1. 導入機能・施設のイメージについて
    2. 留意事項について
    3. 施設の絞り込みのための考え方について
出席委員
竹内伝史委員長 岐阜大学(名誉教授)
清水裕之副委員長 名古屋大学(名誉教授)
生田京子委員 名城大学
市原桂子委員 公募委員
大松利幸委員 岐阜市中心市街地活性化協議会
小島紀夫委員 公益財団法人岐阜県教育文化財団
日比野攻委員 公募委員
古澤豊吉委員 岐阜市自治会連絡協議会
会議の公開の可否
(非公開理由等)

公開

傍聴者数

1人

審議概要
  1. 報告事項
    1. 今年度の委員会の進め方について
    2. 市庁舎周辺の水路・公園について
      • 説明し、了承された。
  2. 議題
    1. 導入機能・施設のイメージについて
      • 主に「劇場(文化ホール)等の文化・芸術施設」「多目的で大きな文化ホール」「パブリックアートセンター」「公園・広場」について意見が出された。
      • 劇場(文化ホール)等の文化・芸術施設について
        • これまでの一番大きな議論は、劇場(文化ホール)に関し、「岐阜市へ岐阜県全域、愛知県の北の方、名古屋市から人が集まってきて鑑賞できる、人を惹きつけることが出来るような文化施設や文化振興活動を起こすべきだ。」というものと、それに対して、「岐阜市民の税金でやるのはどうか、他にやるべきことがあるのではないか、非現実的だ。」というものだ。
        • ホールにも、公の施設として、小さな行事等で、市民の誰にでも利用してもらうようにするものと、パブリックシアターとして、自主事業で展開し、プロデューサーが良い作品を提供するものがある。
      • 多目的で大きな文化ホールについて
        • 東急文化村のようなオーチャードホールがあり、周りにはアートに関わる商業施設やビジネスセンターがあるところをイメージしている。ホールとしては、大きな舞台で見やすく、1,500席くらいの高機能で多目的なものが良い。
        • 興業側からすると、通常使いで1,500席前後のホールが一番使いやすいと考える。1,000席程度では中途半端である。
        • 1,500席前後の多目的なホールを造るとなると、前庭等も考慮すると敷地のほとんどが建築面積になってしまうことが予想される。
        • 多目的なホールは、別棟や跨ぐように整備することで、超高層ビルの中に取り込むことは不可能ではない。
      • パブリックアートセンターについて
        • 特に子どもや高齢者、障がい者の方も含めたいろいろな人達が自らそこで取り組める場所が必要である。公園と一体化した練習、稽古、発表ができる小劇場、ワークショップが出来る空間があり、そこに専門家が居て、いろいろなプログラムを提供し、また、主体的にプログラムができると良い。
        • 300~500席のホールは、市内のホールの稼働率を考えると十分足りている。現状、不足する文化芸術施設は、スタジオなどの練習をしたり、研究をしたりする場所である。
        • ホールを造るのであれば、ゆったりとした席で堅苦しいイメージがなく、市民が演者として利用しやすいものが良い。
        • 大きな建築物を建てると膨大な維持管理費がかかる。アートセンターは、仮設的な物を想定していて、小さな2階吹き抜けの平土間のホールができ、2階に稽古場とか練習室、講義室などが入り、バザーもできる空間も入るかもしれない。そうすれば建物の維持管理費は大きく下がる。そして、プログラムオフィサーをアートセンターに置き、専門的な知識を持って提案を受けて進めていくことでセンターを盛り上げていく。建物の維持管理費よりも、人件費と事業費にお金をかけるという提案である。
        • プロデュースできる人や新しいことにチャレンジする人のためにお金を確保することと、仮設的な将来転換可能なもので活性化させることをセットにした提案になるのが重要である。
      • 公園・広場について
        • 岐阜市の顔の1つになったぎふメディアコスモスと柳ケ瀬地域を結ぶ本庁舎エリアは、市民が頻繁に出入りする場所になって欲しい。跡地に施設を造る場合でも、ぎふメディアコスモスに来た子ども連れ等が連続した行動として訪れる公園的な場所を造る敷地のゆとりがあると良い。また、岐阜駅から遠いので駐車場の問題もある。
        • JR多治見駅前のように、「こういうところにこういう魚がいた」といったことが勉強できる空間、長良川をもっと身近に感じられるような水路にしていけると良い。
        • 市民がたくさん集まる広場について、多目的広場という概念ができ、設置する施設も仮設的なものとすることが認められるようになり、一般化してきている。
        • 少子高齢化社会でこそ、子育て環境の充実が必要である。子育てのため、子どもの空間を公園で実現すると良い。跡地周辺は、公園の空白地帯となっている。
    2. 留意事項について
      • 主に「土地のリザーブ、暫定利用」「市の費用負担」について意見が出された。
      • 土地のリザーブ、暫定利用について
        • 土地のリザーブという考えのなかでは、暫定利用として仮設構造物の劇場とすることも考えられる。
        • ひとまず公園などとして土地をリザーブし、施設整備は時間をかけて検討することについて賛成である。防災学習施設や防災の避難施設、公園として整備し、文化的な施設を造るとしても、誰もがいつでも使えるような青空のステージにするなど、後でどのような必要性が生じても土地を利用しやすくしておくのが良い。
      • 市の費用負担について
        • 文化ホールを造ることについて、PFI事業のような民間活力を導入してリスク回避を図る方法が出てきている。これに関し、プロモーターや資本出資者が投下資本を回収できると考えるのか。議論としては、その可能性をどの程度見るかということになる。
        • 岐阜市の財政に負担がかかるものは市民の納得が得られないであろう。できれば財政が潤うようなものが造られると良い。
        • 立派な文化施設を岐阜市が今造らなくてはいけないのか。市民会館、文化センター、ドリームシアター、サラマンカホールもある中で、本当に人が集まってくるのか。無駄遣いと市民に言われないよう進めていただきたい。
      • 施設の絞り込みのための考え方について
        • 施設の維持管理以外で、年間で事業にいくら使えるかという問題がある。1本いくらの規模でやるのか、それを365日やった時に、いくらの金がそこにつぎ込まれて、どのくらいのお客さんが来てくれるのかというのは、試算として割とはっきりする。客席数や舞台の奥行きもそうした点から決まるため、念頭において考えたらどうか。
        • 全体のイメージを、ウィークデイとウィークエンド、午前・午後と夜の中でどのような活動をするとどのような賑わいが出来て、どのような社会サービスができるのかという物語を書いてみると良い。例えば、ウィークデイの午前には母親と子どもが公園に来て何かやる、といったことを文章で示し、それにより1つのイメージができ、それをハードウェア、ソフトウェアでみる。
        • ソフトウェアが伴わない議論は意味がないため、維持費や事業費を含めて具体的に議論する必要がある。
会議録(全文)
の有無
有(詳細は、事務局へお問合せください)

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