人生の最終段階にある方への救急隊の活動手順の見直しについて

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ページ番号1018068  更新日 令和4年9月1日

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背景

・重篤な疾患などで人生の最終段階にある方の医療・ケアについては、本人が主体となり意思を明らかにできるときから、本人、家族等、医療・ケアチームが繰り返し話し合いを行い、あらかじめ本人の考えを意思表示することが勧められており、これを支援するプロセスをACP(人生会議)といいます。

・意思表示の一つとして、「心肺停止になった時に心肺蘇生を行わない」という選択肢があり、このことを医療の世界では「DNAR」と呼んでいます。

・したがって、心肺蘇生を希望しないという意思表示をされている方が、人生の最後を迎える際には、119番通報をすることなく看取る体制を整えることが大切です。

課題

・しかし、万が一の時に「心肺蘇生を希望しない」という意思表示がされていても、実際には様々な理由で、119番通報をしてしまう場合があります。

・このような場合でも、救急隊は、生命の危機にある傷病者を確認した以上、最善の処置をしながら医療機関に搬送しなければならないという責務があるため、心肺蘇生を行うこととなっており、ご本人の意思を尊重した対応の実現が課題となっています。

救急隊の活動手順の見直し

・上記の課題に対応するため、岐阜県メディカルコントロール協議会を中心に、医師会、救急・在宅医療、福祉関係者や警察、法律の専門家による会議を重ねた結果、本人の意思を尊重した救急活動の実現に向け、DNARにおける活動手順について見直しが行われました。詳細は以下のリンクを参照してください。

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救急課
〒500-8812 岐阜市美江寺町2丁目9番地 消防本部・中消防署合同庁舎4階
電話番号:058-262-7167 ファクス番号:058-266-8154

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