岐阜高等学校自然科学部生物班がヤマトサンショウウオ研究で公益財団法人日本鳥類保護連盟会長賞を受賞!

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ページ番号1019029  更新日 令和4年11月30日

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岐阜高等学校自然科学部生物班がヤマトサンショウウオ研究で公益財団法人日本鳥類保護連盟会長賞を受賞しました!

発表大会

岐阜高等学校自然科学部生物班が、11月に環境省で開かれた「令和4年度第56回全国野生生物保護活動発表大会」で、これまでの実績や研究成果などをプレゼンテーションし、公益財団法人 日本鳥類保護連盟会長賞を受賞しました。
同部は、絶滅の危機に瀕していた本市条例指定種のヤマトサンショウウオを16年間にわたり、保全、研究しています。

同部の活動には、世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふや、岐阜大学応用生物科学部動物繁殖学研究室も協力し、活動へのアドバイスを行うとともに、施設内でのヤマトサンショウウオの保全にも取り組んでいただいています。

同部の取り組み

同部は、市内の生息地で保護した卵を校内でふ化させ、数か月かけて育てて生息地に放流する活動を続けており、これまでに計5万以上の幼体を放流し、生息地で確認された成体は、取り組み開始時の16年前と比べ、約80倍に増えました。
一方、産卵開始時期が次第に早まるなど、温暖化による影響と推測される現象も確認されるようになりました。

今年度は、温暖化による繁殖への影響の一つとして、近縁種との交雑リスクを検討し、発表しました。

放流
育てたヤマトサンショウウオを放流します
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活動の様子

同部は、11月12日に行われた岐阜県高等学校総合文化祭自然科学部門発表・交流大会では、生物部門で優秀賞を受賞しています。

地域の貴重な生きものを守り育てる岐阜高等学校自然科学部生物班の皆さん、本当におめでとうございます!

また、そんな若者たちの活動を応援するアクア・トトぎふ、岐阜大学応用生物科学部動物繁殖学研究室の皆さん、ありがとうございます。

発表の概要

(1)活動のテーマ

守れ!ふるさとの ヤマトサンショウウオ 2007~2022

(2)活動の内容

・ヤマトサンショウウオの保全活動
・近縁種との交雑リスク検討

発表の様子

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