新型コロナウィルス感染症流行下における避難

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ページ番号1001385  更新日 令和3年10月1日

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新型コロナウイルス感染症の流行下においても、災害の危険が迫っている、あるいは災害による家屋の破損や、水道・電気の途絶などにより、ご自宅での生活の継続が難しい場合には、避難所へ避難せざるを得ない状況が想定されます。

岐阜市では、災害時の避難所における感染症の流行を抑えるため、様々な対策を実施することとしていますが、その対策を徹底するためには、市民の皆さん一人一人のご協力が不可欠です。
「避難所における新型コロナウイルス感染症への対応について」をご確認いただき、災害時の避難所生活に備えましょう。

災害時、避難所での密を避けるためには、親戚や友人、知人宅などへの避難は特に有効な手段です。
災害が発生したとき、自分や家族が、いつ、どこに避難するのか、あらかじめ検討しておきましょう。

また、災害が発生しても、ご自宅が安全な状況であり、問題なく生活できると思われる場合は、ご自宅にとどまることも避難の選択肢のひとつです(在宅避難)。
災害時でも安心してご自宅での避難生活を送るためには、事前の備えの充実が重要になります。
「災害時、ご自宅にとどまるために(在宅避難について)」をご確認いただき、災害時の在宅避難に備えましょう。

避難所における新型コロナウイルス感染症への対応について

災害が発生し避難所を開設する場合、新型コロナウイルスなど感染症の対策に万全を期すことが重要です。

岐阜市では、避難所開設時における新型コロナウイルス感染症への対策として、『避難所運営マニュアル(新型コロナウイルス感染症対策編)』を策定し、適切な対応が進められるよう努めていますが、少しでも感染リスクを低減するため、市民の皆様におかれましても、避難所への避難時には、以下(1)から(4)の事項について、ご協力をいただけますようお願いいたします。

(1)避難者の健康状態の確認

健康状態を確認するため、避難所に入られる際は、予めご自宅での体温測定にご協力願います。
岐阜市では、避難所に入る前に事前受付を設け、健康状態のチェックを実施します。
当日、発熱、咳など、健康状態に異常のある方はその場で予めお申し出ください。

(2)手洗い、マスクの着用等の基本的な感染症対策の徹底

避難者や、避難所運営にかかわる方は、こまめに手洗い・手指消毒をしましょう。
かならずマスクを着用し、近距離・大声での会話は避けましょう。また、マスクを着用していない状態で咳が出る場合は、口や鼻をハンカチや服の袖などで覆うなどの配慮(咳エチケット)が必要です。

(3)避難所の衛生環境の確保

避難所の中では、目に見える汚れがあるときだけでなく、定期的に、洗剤を用いて清拭するなど、避難者自らも避難所の衛生環境を整えるようご協力をお願いします。
可能であれば、そのための家庭用洗剤などの用意もしておきましょう。

(4)十分な換気の実施、身体的距離の確保等

感染症防止のため、避難所内では換気の実施にご協力ください。
また、避難者同士がお互いに十分な間隔を確保するようご協力をお願いします。

避難所は、災害に遭われた方同士が共同で生活をする場です。以上のことに限らず、基本的な感染症対策の実施にご協力をお願いします。

関連情報リンク

厚生労働省

内閣府 防災情報のページ

災害時、ご自宅にとどまるために(在宅避難について)

災害が発生したとき、ご自宅の状況が安全であり、問題なく生活ができると思われる場合には、ご自宅にとどまることも避難の選択肢のひとつ(在宅避難)となります。
安心して在宅避難を行うためには、事前の備えの充実が重要です。

以下の(1)から(4)の事項について、今一度、ご自宅の状況を確認してみましょう。

(1)お住まいの地域の災害リスクの確認

ハザードマップを閲覧することで、ご自宅周辺で想定される災害リスクの範囲と規模を知ることができます。

岐阜市が発行するハザードマップは『岐阜市総合防災安心読本』(地域別)および、『岐阜市洪水ハザードマップ』(河川別)として出版されています。

各種ハザードマップ 冊子版(印刷物)の配布場所

各種ハザードマップ PDFデータダウンロード

関連リンク

(2)耐震診断・耐震補強

古い建築基準で建築された家屋は、地震が発生したとき、家屋が倒壊するなどの大きな被害が発生する恐れがあり、災害発生後の生活に適さない場合があります。

岐阜市では、「完成年次の古い木造住宅」の耐震化を促進するために、一定の条件のもとで耐震診断を実施した場合に、その費用の全額を補助し、また耐震診断の結果、「倒壊する可能性がある」と判定された木造住宅に対する耐震補強工事費の一部を補助する事業も実施しています。

(3)家具固定

地震発生時には、タンス・棚などの家具が転倒することにより、「下敷きになってケガをする」、「逃げ道をふさがれて避難が遅れてしまう」などの危険があります。
地震から命を守るために、身近な空間の安全確保として、家具の固定を実施しましょう。

岐阜市では、「家具固定器具取付事業」として、高齢者のみの世帯、障害をお持ちの方に対し、寝室に設置されている家具の固定器具の取付設置にかかる費用の補助を実施しています。

(4)非常用備蓄品

大規模災害時には、水道・電力等のライフラインの停止が予想されることに加え、流通網の混乱などにより、店舗等からの生活物資、衛生用品の入手が難しくなることも予想されます。
大規模災害下の生活に備え、ご家庭で備蓄品を用意しておきましょう(3日~1週間分)。水・食料だけでなく、カセットコンロ・ボンベ等の熱源や、医薬品、バッテリー、簡易トイレなども必要不可欠な備蓄品です。
また、マスク、手指消毒剤など、感染症対策に係る衛生用品も忘れずに備蓄しておきましょう。

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このページに関するお問い合わせ

都市防災政策課
〒500-8701 岐阜市司町40番地1 市庁舎6階
電話番号:058-267-4763

都市防災政策課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。