2017年度の取り組み(地域多文化共生推進員)

(左から、茜部地区、三里地区、黒野地区)
2017年度の取り組み
黒野地区
約720人の外国人市民が生活する黒野地区は、岐阜市内で一番外国人市民が多い地域です。大学があるため、留学生が多く、国籍も中国、バングラデシュ、インドネシア、パキスタン、エジプト、マレーシア、韓国・朝鮮、ベトナムなど、様々です。
2017年度は、外国人市民に対してアンケート調査を実施し、日常生活での困りごとなどを尋ねました。また、岐阜市で行われる中国文化紹介の行事にも外国人市民の参加を促しました。
- 推進員:神山 富雄(こうやま とみお)さん、管 玉霞(かん ぎょくか)さん
茜部地区
約600人の外国人市民が生活する茜部地区は、フィリピンや中国国籍の永住者が多く住む地域です。
2017年度は、夏祭りや公民館文化祭など家族で参加できる地域行事の案内を、地域のみならず外国人の就労先や学校にもお知らせし、外国人市民の参加を促す取り組みを行いました。
文化祭のチラシは、ルビを振るなど「やさしい日本語」の活用や中国語への翻訳を行い、外国人市民に配布しました。当日は、外国紹介コーナーにて中国の水墨画や中国出身の方が描かれた水彩画などを展示することで、中国文化を知ってもらう機会となりました。外国人市民の参加もあり、文化交流ができました。
- 推進員:永山 桂子(ながやま けいこ)さん、尤 平(ゆう へい)さん
三里地区
約620人の外国人市民が生活する三里地区は、中国、韓国・朝鮮、フィリピン、ベトナム国籍の永住者や技能実習生が多く住む地域です。
2017年度は、外国人市民に三里地区の住民が大勢集まる大規模な夏祭りや文化祭のチラシを配布するなど参加促進活動を実施しました。その結果文化祭では、外国人市民の参加もあり、楽しんでいる様子も見られました。
- 推進員:佐々木 宏三(ささき こうぞう)さん、关 延芬(かん えんふん)さん