令和6年度 岐阜市こどもエコクラブ交流会及びパネル展
令和6年度岐阜市こどもエコクラブ交流会を開催いたしました。
こどもエコクラブ交流会とは、こどもエコクラブに登録する団体が、1年間の環境活動の成果をまとめて発表し、他の登録団体との交流を図るものです。
- 日時 令和7年3月22日 土曜日 14時から16時まで
- 場所 みんなの森 ぎふメディアコスモス かんがえるスタジオ
関係者挨拶
交流会の初めに、国際ソロプチミスト岐阜-長良 会長代理の織田さんが、「本年は英語の壁新聞もあり、環境活動の広がりを感じることができて、うれしく思います」と挨拶されました。

活動発表
イオンチアーズクラブ柳津、イオンチアーズクラブ岐阜、はるかぜエコクラブ(長良西小学校)、岐阜高校自然科学部生物班の4団体が発表しました。
まず、イオンチアーズクラブ柳津が生きものに関することとして、保護動物、盲導犬、水族館などを見て学んだことを発表しました。

イオンチアーズクラブ岐阜は、生きものに関することについて、長良川鵜飼の鵜と鵜匠さんの関わりや、盲導犬のことなどを学んだことを発表し、「動物を飼うときは大切に最後まで可愛がります」と行動宣言しました。

はるかぜエコクラブは、海や川の絶滅危惧種について、何とかしたいと思い、環境保全課の出前授業を受けたり、岐阜大学の留学生とも交流して環境活動をしたことを発表しました。

岐阜高校自然科学部生物班は、地域に生息・生育する生きものについて、4つの班が調査結果を発表しました。サンショウウオ班は絶滅の危機にある小型サンショウウオの一種ヤマトサンショウウオの保護、飼育、放流、モニタリング活動について、昆虫班は在来種ジャコウアゲハと外来種ホソオチョウが食草を求めて競合関係にあることについて、魚班は世界農業遺産「長良川の鮎」に関連して、アユの一生をクイズ形式で紹介し、植物班はイネに寄生し稲作への影響の恐れがある外来植物ヒサウチソウについて発表しました。
どの班も一生懸命に取り組んできたことはもちろん、楽しみながら取り組んでいることが伝わる内容でした。





体験活動
NPO法人ふれあいの森自然学校の中山さん、雉野さん、宮部さん、大野さんが講師となり体験活動を行いました。今回は、ゴッドアイ(God's eye)とどんぐり人形づくりをしました。ゴッドアイは北アメリカの先住民がこどものために作ったお守りです。2本の小枝に毛糸を巻き付けてつくりますが、説明シートを見て隣の人と相談しながらやっとできました。
どんぐり人形はマテバシイの実で大きめのどんぐりを使い、グルーガンで針金をくっつけてつくります。初めてグルーガンを使うこどもたちは、火傷に注意しながら、見事に人形を完成させることができました。ゴッドアイと人形づくりの両方を体験する有意義な活動でした。お疲れさまでした。





講評

最後に、こどもエコクラブ応援団の福田(ふくた)さんより活動発表と体験活動について講評をいただきました。
こどもエコクラブを経験した皆さんの先輩の一人が、希望どおり大学で両生類の研究活動に従事しています、こどもエコクラブ活動を粘り強く継続してほしいですと締めくられました。
今回のこどもエコクラブ交流会は、39名(子ども29名、大人10名)のメンバーとサポーター、そして支援団体の方々に参加していただきました。参加した様々な年代の子どもたちとサポーターは、他のこどもエコクラブの環境活動について理解を深め、新たな発見を得ることができたと思います。今後も環境活動を頑張っていってほしいと思います。
こどもエコクラブパネル展
3月14日(金曜日)~3月24日(月曜日)に市役所1階エントランスモールで開催したこどもエコクラブパネル展では、こどもエコクラブの1年間の環境活動の成果を展示し、多くの方々にご覧いただきました。
「イオンチアーズクラブ岐阜」「イオンチアーズクラブ柳津」「岩野田北小学校4年生エコ委員会」「岐阜北高校科学部自然科学班」「岐阜高校自然科学部生物班」「しぜん、生きものクラブ天神川」「且格小学校5年生」「はるかぜエコクラブ(長良西小学校)」「柳津小学校5年生」に参加していただきました。











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環境保全課
〒500-8701 岐阜市司町40番地1 市庁舎14階
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