令和8年5月28日 市長定例記者会見

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ページ番号1039992  更新日 令和8年6月2日

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写真:令和8年5月28日 市長定例記者会見の様子

※記者会見の様子を岐阜市公式ユーチューブチャンネルでご覧いただけます。

発表項目

1.地域の防災力向上のための新たな取り組みについて

(1)「9.12豪雨災害から50年」防災の取り組みについて

(2)「消防団員募集ラッピングバス」デザインの市民投票について

2.食育月間の新たな朝食摂取啓発の取り組みについて 

配布資料

発言趣旨

【市長】
それではただいまから定例会見を始めます。
本日の発表事項は大きくは2点でありますけれども、細かい項目もありますので、順次発表いたします。

1 地域の防災力向上のための新たな取り組みについて

まず、地域の防災力向上のための新たな取り組みについて発表いたします。
近年、全国で線状降水帯による集中豪雨、震度5弱以上を記録する地震、大規模な火災の発生など、改めて頻発化・激甚化する災害の脅威と隣り合わせにあることを実感しております。
岐阜市におきましては、更なる防災力の強化を図るための新たな拠点として、岐阜北消防署の新庁舎を、また合わせて、北部防災備蓄拠点を整備し、この4月に供用を開始いたしました。
さらに、現在は北消防署と近接する場所に、救助活動等拠点施設の整備を進めるなど、受援支援体制の強化を図っております。
一方、大規模災害が発生した際には、自助、共助の力は大変重要でありますけれども、共助の中核を担う自主防災組織は自治会によって運用されておりますが、自治会加入率の低下でありますとか、地域コミュニティの弱体化が課題であります。
こうした課題を解決するため、できるだけ多くの市民の皆さまに、地域の防災に興味・関心を持っていただくことが重要でありまして、本日は、地域の防災力向上のための新たな取り組みについて、まず2点発表したいと思います。

(1)「9.12豪雨災害から50年」防災の取り組みについて

最初に1点目、9.12豪雨災害から50年ということで、防災の取り組みについて発表いたします。
今年(令和8年)はご案内のとおり、岐阜県史上最悪の水害とも言われる昭和51年の9.12豪雨災害から50年という節目の年であります。
当時を経験された方々も高齢化が進んでおりまして、災害の記憶が風化し、それに伴い市民の皆さまの防災意識の低下も懸念されるところであります。
被害を受ける一方で、長良川など河川の恩恵を受けながら今を生きる我々の使命は、当時の教訓を風化させることなく、市民の皆さまと共有するとともに、子どもたちをはじめ、次世代へ語り継ぐことであり、防災意識の醸成と災害に強いまちづくりを進めることであります。
先日、5月24日(日曜日)に「岐阜市水防連合演習」を実施いたしましたけれども、そこでも「9.12豪雨災害から50年」をテーマといたしまして、当時の災害を知る、引退された水防団の方から災害の様子と教訓を伝え、現役の水防団が「自分たちの住む地域は自分たちで守る」との決意表明を行い、将来の地域防災の担い手となる中学生が次世代に語り継ぐ約束をするといった3世代にわたる言葉のバトンを渡す「Remember9.12豪雨宣言」セレモニーを開催いたしました。
そこで市民の皆さまが、地域の防災に興味・関心を持っていただくとともに、地域防災の将来の担い手となる子どもたちに向けた取り組みをご紹介いたします。
まず1点目ですけれども、浸水リスク可視化ARアプリ「みずくる」についてであります。
災害リスクをより身近に、直感的に実感していただくために、この度AR(拡張現実)技術を組み込んだ浸水リスク可視化アプリを新たに開発いたしました。
教育委員会と連携し、黒野小学校、厚見小学校、陽南中学校での体験授業等を通し、児童や教員の声を反映したものです。
使い方は非常にシンプルでありまして、スマートフォン等のカメラを実際の街並みにかざすことで、現実の風景に災害リスク情報を重ね合わせて表示し、浸水リスクを直感的に理解していただきます。
アプリの主な内容ですけれども、どれぐらいの高さまで水が来るのか、実際の背景に水面として表示されます。
避難所の施設名と距離方向が示され、避難所の場所がすぐにわかります。
うーたんがその場所の水が来る高さを解説する機能も搭載します。
デジタル技術の強みを最大限に生かし、幅広い世代の関心と主体的な防災意識を呼び起こしていきたいと考えております。
次に、「地域みんなで水防災学習」の実施についてです。
学校現場では、これまで総合的な学習の時間を活用するなど、子どもたちへの防災教育を実施していただきました。
今年度(令和8年度)は次世代の地域防災の核となる人材育成を図るため、地域全体を巻き込んだプログラムへと進化し、充実を図っていくというものであります。
具体的には、「災害を知る」では、地域の水防団や防災士、災害の経験者から過去の災害についての教訓を学び、「避難を学ぶ」では、3D洪水ハザードマップを活用した訓練や地域の地図を見ながら、グループで最適な避難経路を作成します。
「災害を実感する」では、浸水リスク可視化ARアプリ「みずくる」を活用し、地域の方と一緒に避難経路に沿ったまち歩きを行います。
今年度(令和8年度)、モデル校10校程度で展開したいと考えておりまして、第1弾の取り組みとして、岩野田小学校で実施をします。
岩野田小学校での水防災学習は6月10日(木曜日)8時40分から12時10分で、1クラスあたり2時間の授業です。
対象は5年生で2クラス計54名の児童です。
記者の皆さまには、今後も学校と実施に向けて各種調整をして、順次ご案内をさせていただきますので、ぜひご取材いただきたいと思います。
最後に、今年度(令和8年度)から新たに取り組む「未来の防災リーダー育成事業」についてです。
大きくは「学ぶ」「活かす」「できる」の3つのステップで構成をしております。
ステップ1「学ぶ」では、8月2日(日曜日)に岐阜北消防署において実施をします。
自主防災組織の防災士部会や9.12豪雨災害の語り部として、元水防団員を講師に迎え、「防災の基本と自助・共助・公助」を学びます。
さらに、岐阜北消防署内の最新施設を見学していただき、最後に学びの成果を発揮する「ジュニア防災検定」を受験していただきます。
また、家庭での夏休みの防災自由研究で、ご家族と一緒に子どもの目線から見た地域の防災訓練の内容などについて研究していただくことを期待をしております。
ステップ2「活かす」では、講習会、家庭での自由研究を通じて得た取り組みについて今年(令和8年)の秋に予定している防災マルシェで成果発表していただきます。
ステップ3「できる」は、将来的に地域の防災だけでなく、地域コミュニティを支える人材へ育つことを期待するものです。
6月1日(月曜日)から本事業に参加する子どもたちの募集を始めます。
詳しくは配布したチラシをご覧いただきたいと思います。
人口減少社会において、平時から顔の見える関係作り、災害時の「共助」の重要性はますます高まっております。
9.12豪雨災害から50年の節目に取り組む防災教育を通じ、子どもたちが災害時に自分と周囲の命を守る実践力を身につけるとともに、主体性や社会性、郷土愛を育み、将来の共助社会を支える人材育成と繋げていきたいと考えております。

(2)「消防団員募集ラッピングバス」デザインの市民投票について

次に、2点目ですけれども、「消防団員募集ラッピングバス」デザインの市民投票について発表いたします。
近年、様々な社会の変化によりまして、消防団員の確保が年々難しくなっている現状でございますし、地域のコミュニティが希薄化しておりまして、消防団への理解や関心が低下していると懸念しております。
全国では災害が激甚化・頻発化しておりますので、消防団の果たす役割はますます重要であります。
これまでも消防団の団員確保や活動の周知のため、様々な対応や対策を行ってまいりました。
例えば出動等に係る手当を増額するとか、活動の見直し、団員の処遇改善や負担軽減を図ることによって、団員の確保に取り組んできたところです。
また入団資格の見直しや、消防団OBで構成する災害支援団員の導入なども行ってまいりました。
加えて、消防団の必要性や重要性を市民の皆さまに広くお伝えするため、地域スポーツ団体と連携した消防団員募集ポスターの制作や、岐阜市消防団広報紙「TSUNAGU」(つなぐ)を制作し、自治会加入世帯へ配布するなどの取り組みを行ってきたところです。
これらの取り組みに加えまして、今年度(令和8年度)ラッピングバスとバスチャンネルを活用した消防団員確保対策事業を新たに実施するものです。
市民にとって最も身近な公共交通機関である路線バスの車体を活用し、幅広い世代に消防団の認知度を高めます。
ラッピングバスの運行ですが、ラッピングする車両数は両側面と後部の両方にラッピングしたバスが1台、後部のみにラッピングしたバスが1台の合計2台です。
ラッピングしたバスが走行する期間は、令和8年7月から令和9年3月までの9か月間を予定しております。
バスチャンネルの活用ですが、多様な人材を確保するため、通勤・通学で路線バスを利用する、特に若い方や女性の方向けに消防団の魅力、やりがいを情報発信します。
放映車両数は全部で100台を予定しております。
放映期間は令和8年6月から令和9年3月末までの10か月間で、約20分に1回、15秒間の動画を放映します。
なお3か月に1回程度、動画の差し替えを実施する予定です。
ラッピングのデザインにつきましては、現役消防団員から募集をしたところ、各消防団から3件の提案をいただきました。
この3件のデザインから、市民の投票によりラッピングするデザインを決定します。
市民投票は、スマートフォンやパソコンからウェブ投票で行っていただきます。
投票期間は本日5月28日の正午から6月3日の1週間です。
投票いただいた方の中から、抽選で50名の方へオリジナルノベルティをプレゼントしますので、ぜひ多くの市民の皆さまに投票に参加していただきたいと思います。
期待する効果ですが、投票に参加することで、消防団との一体感を醸成し、地域の繋がりを強化します。
ラッピングバスチャンネルの運行で、消防団に対する市民の認知度が向上することにより、現役消防団員のモチベーションが高まり、消防団活動が活性化します。
市民の消防団への興味関心を高め、将来の消防団員確保や担い手作りに繋げてまいります。
こうした効果によりまして、地域の防災力の向上を期待しております。
幅広い世代の目に繰り返し触れることで、地域防災の要である消防団を身近に感じていただきたいと思います。
若い方や女性の方など、多様な人材の確保により、将来にわたり市民の安心安全を守ることができる持続可能な消防団の実現を目指してまいります。

2 食育月間の新たな朝食摂取啓発の取り組みについて

大きく2点目です。
来月(6月)1日から始まる食育月間の取り組みについて発表いたします。
2000年以降、栄養の偏りや肥満者の増加、BSE(牛海綿状脳症)事案等、「食の安全・安心」を脅かす事態が続いたため、生涯にわたり心身の健康を培い、豊かな生活のため「食育」が必要とされ、2005年6月に「食育基本法」が施行されました。
また、国の「食育推進基本計画」において、新学期・新生活が落ち着き始め、国を挙げて食育に取り組みやすい時期であるとして、6月が「食育月間」とされております。
これまでも、岐阜市では食育月間に合わせまして、保健所や小中学校などで食に関する知識の向上や食品を選択する力等の育成を図ってまいりました。
さらに、食育推進の取り組みとして、令和7年8月から9月にかけて、産学官連携による「♯ぎふ野菜アップでヘルスアップ事業」と題し、野菜摂取量の増加を促す取り組みを実施しました。
約1か月間にも関わらず、実施店舗(スーパーマーケットバロー島店)において栄養士を目指す学生考案の簡単レシピで紹介した野菜の売り上げが倍増しました。
産学官による食育推進の取り組みの効果を実感しておりまして、令和8年度は店舗数を増やして、夏ごろに実施する予定です。
ぜひ、今後も注目していただきたいと思います。
このような中、令和8年度の食育月間においては、朝食摂取の啓発に取り組んでまいります。
1日の始まりに、朝食として主食となるご飯やパンなどをしっかり食べることは、集中力を高め、勉強や仕事のパフォーマンス向上が期待できるなど重要であり、また朝食を食べないことは、食生活が不規則になり、将来的に健康問題に発展する可能性があります。
朝食の摂取に関する国や県の調査におきましても、朝食を食べている子どもの方が食べていない子どもに比べて、学力調査で正答率が高い傾向にあり、保護者が朝食を毎日食べる方が、ほとんど食べない場合と比べて、その子どもについても、毎日朝食を食べる割合が高いことがわかっております。
このほか、若者、子育て世代の20代・30代・40代は他の世代に比べて、朝食欠食率が高い。
朝食を食べないことによるご自身の健康等への影響のみならず、その子どもたちの食生活にも大きく影響することが考えられるため、若者、子育て世代への朝食摂取の啓発が特に重要だと考えております。
今回、10代から40代に人気の高いバスケットボールのプロスポーツチームである「岐阜スゥープス」の協力を得て、新たに若者、子育て世代への朝食摂取啓発に取り組んでまいります。
初めに、岐阜スゥープス選手による朝食摂取啓発動画を6本作成し配信いたします。
動画の内容は、選手へのインタビュー形式で朝食習慣を促す、「朝のひと口からスタート!」など6つのテーマについて、30秒という短い時間で端的にわかりやすく語りかける内容です。
ここで、朝食習慣を促す動画を、例としてご覧いただきたいと思います。

(動画再生)

6月1日から公式インスタグラム「食事でヘルスアップ」や市の公式LINEでの情報発信に加えまして、岐阜スゥープスのSNSでも発信をしていただく予定でございます。
また市内全小中学生のタブレットにも動画を配信し、広く朝食摂取を啓発するとともに、子どもたちには食育月間の6月中に給食の時間に教室で視聴していただきます。
公立保育所においても、保護者連絡用アプリ「コドモン」を活用して動画を配信し、保護者に対して、朝食摂取の啓発を行っていきます。
次に、岐阜スゥープス選手による子どもたちへの食育講話とミニバスケットボール体験を6月19日に実施します。
開催場所は則武小学校、はなぞの幼稚園の2か所で、則武小学校では4年生を対象に4時間目に行い、その後、児童と選手が一緒に給食を食べることも予定しています。
この活動を通じて、岐阜スゥープスの選手のように健康で丈夫な体に成長できるよう、実際に話を聞き、一緒にミニバスケットボールをプレーすることで、子どもたちの気づきに繋がることを期待しています。
保護者も自由に参観していただく予定でありまして、またぜひこちらもご取材いただきたいと思います。
「食育月間ミニイベント」として、6月13日(土曜日)には、柳ケ瀬グラッスル35 1階のVドラッグ柳ケ瀬店の店舗前通路にて、店舗のご協力のもと、食育ミニイベントを開催します。
食事のバランスチェック、ベジチェック等を体験できますので、ぜひ柳ケ瀬へお出かけいただくとともに、本イベントにも市民の皆さまにはご来場いただきたいと思います。
また健康増進等に関する連携協定を締結している大塚製薬株式会社のご協力のもと、朝食摂取啓発ポスターを作成し、4月より市内公共施設や保育施設、高校、大学のほか、スギ薬局、たんぽぽ薬局の店舗内への掲示、バローホールディングスのアプリにて情報発信するなど、広く市民の皆さまに朝食摂取の啓発を行っております。
ポスターは、岐阜弁を活用し、市民が親しみやすい内容となっております。
本日発表いたしました、プロスポーツチームと協力・連携し、広く市民の皆さまを対象に、朝食摂取啓発等、食育を目的とした取り組みを実施するのは、岐阜県内では初めての試みであります。
今回の取り組みをきっかけとしまして、今後も岐阜スゥープスの協力をいただき、夏休み期間には、カラフルタウンでの親子向け食育イベントの開催や、秋からのバスケットボール新シーズンにおいて、岐阜スゥープスの試合会場に健康づくり課の栄養士がブースを設け、来場者に対し、朝食摂取啓発を行うことも予定しております。
市民の皆さまには、6月の食育月間の機会に、ご自身やご家族など大切な方々とともに、食や栄養、朝食の摂取に関心を持ち、健康な毎日を過ごしていただきたいと思います。

本日の発表事項は以上ですけれども、最後に、以前発表しましたけれども、大事なことでありますので、改めて告知をしたいと思います。
全世帯に既にご案内を5月20日に発送いたしましたので、市民の皆さまにはお手元に届いておられると思いますけれども、物価高騰の影響を受けている生活者を支援するとともに、市民生活におけるデジタル化を促進し、市民の皆さまに利便性と豊かさを享受していただくため、マイナンバーカードの普及と活用を図る「岐阜市自治体マイナポイントによる生活者支援事業」のお申し込みを6月1日午前9時から開始いたします。
もう既にお問い合わせをいただいていますけれども、6月1日からということでございますので、お間違いのないようにお願いしたいと思います。
対象の方は、申し込み時点で岐阜市に住民登録があり、マイナンバーカードを保有している方を対象としています。
マイナンバーカードの取得は、交付までに1か月程度時間が必要となりますので、まだ手続きをしておられない方につきましては、お早めに市民課でお手続きをお願いしたいと思います。
また、手続きのサポートは、コールセンターをはじめ、スマートフォンの操作に不安がある方や、スマートフォンをお持ちでないなど、オンライン申請が困難な方を支援する特設窓口を6月1日から市役所2階市民多目的スペースに開設をいたします。
開設時間は、平日の9時から17時まで、予約不要ですので、お気軽にお問い合わせをいただきたいと思います。
詳細については担当部局にお問い合わせいただきたいと思います。

【記者】
まず1点目で、岐阜城楽市のオープンから1年が過ぎて、ゴールデンウィークが2回経過したところですけれども、利用状況や、その数字を見て市長の所感を伺えればと思います。
2点目ですが、先月(4月)の定例会見で、旧イクト、名鉄岐阜駅隣接の商業施設再開発計画の関係で、1日も早い実現を期待したいというお言葉をいただいたのですけれども、その後、5月15日の名古屋鉄道の記者会見で、既存の建物については暫定利用で、今後について、名鉄高架化とLRTの議論の進捗を一つのタイミングとして見ていきたい旨の発言を社長がなさっていたのですけれども、市長としての受け止めをお伺いできればと思います。

【市長】
まず岐阜城楽市開業1周年ということで、多くの皆さまにお越しいただいたことに感謝申し上げたいと思います。
岐阜城楽市ですけれども、岐阜市初のPark-PFIということで、4月26日に開業1周年を迎え、1周年のイベントなども活発に展開をしていただきました。
岐阜城楽市開業後、岐阜公園は年間を通じて大変多くのお客様にご来園をいただいておりまして、開業後1年間の岐阜公園の来園者数が約166万人を数えました。
これは、前年の同時期と比べると1.3倍、約42万人の増加ということでございます。
実は、整備にあたって目標を、150万人にしていたものですから、初年度で、大きく上回ったということでございます。
また今年(令和8年)のゴールデンウィークは、昨年(令和7年)と同様に大変なにぎわいを見せまして、北は北海道から南は沖縄までと、全国各地から約12万人のお客様にお越しいただきました。
また岐阜公園から川原町などの周辺地域にも、多くの方が回遊してくださったと聞いておりまして、岐阜城楽市のにぎわいは公園内にとどまらず、非常に大きな効果を発揮していると実感をしております。
一方で、岐阜城天守がいよいよ改修工事ということでございまして、5月19日から令和9年10月末まで休館としておりますので、市民の皆さまや観光でお越しの皆さまにはご不便をおかけしています。
令和9年11月のリニューアルオープンに向けまして、工事をまず鋭意進めていくのですけれども、工事期間中にも、いろいろなことを取り組みたいと思っております。
例えば、展望台などからは、引き続き眺望や夜景をご覧いただけますし、日本三大山城夜景の幻想的な眺めを、岐阜城の天守からではありませんが、同じ眺望を楽しんでいただきたい。
また改修工事に伴いまして、一時的に天守閣から「しゃちほこ」を降ろしますので、この「しゃちほこ」を、リニューアル後、岐阜市歴史博物館におきまして、秋から冬にかけて特別展示を予定しております。
歴史博物館も秋にリニューアルオープンしますので、その際に、この「しゃちほこ」を、特別展示ということで、皆さんにぜひ間近で見ていただきたいと。
天守の上にありますと、どうしても間近に見られませんので、今しかないということで、こういう取り組みを行っていきたいと思っております。
また、岐阜公園の冬の風物詩である「ぎふ灯り物語」も、開催日数を昨年度(令和7年度)の16日間から30日間に延長する予定でございますので、こういったイベントの内容についても、更なる充実を図っていきたいと考えております。
また、ぜひ皆さまにもいろいろな機会にご取材をいただいて、岐阜城、岐阜公園に多くの方にお越しいただきたいと思います。
なお、開業によって、この1年大きな賑わいを見せましたけれども、一過性ということでは困りますので、Park-PFIの事業者や、地域DMOなど、多様な主体と連携をいたしまして、金華山、岐阜公園エリアの更なる魅力向上に取り組んでいきたいと考えております。
2点目のご質問ですけれども、名鉄岐阜駅の旧イクトの関係ということですけれども、まず名鉄の高崎社長が、旧イクトについて、暫定利用ということでありますけれども、スーパーマーケットを中心に、再度店舗を誘致されるということで発表いただきました。
私も市民の皆さまから、市長、何とかならないのと。
特にスーパーマーケットが、非常にご利用があったということで、そういったものの復活を求める声も多数お聞きをしておりましたので、そういった市民の皆さまの声は名鉄の関係者にもお伝えをしてきた中で、こういった発表をしていただいたことを大変ありがたく思っております。
今後については、まさに1日も早く、発表のとおり、スーパーマーケットなど、商業機能を回復していただいて、市民の皆さまのニーズに応えていただきたいと思っております。
今後については、社長の会見でもありましたけれども、県の交通政策、あるいは私どもの取り組み、これまで社会実験をトランジットモールということで、これは名鉄と一緒になって連携してやってまいりましたので、そういったことも見据えながらということでの発表でございます。
ぜひ今後とも、名鉄とはしっかりと連携を重ねて、必ず名鉄岐阜駅、将来は再整備しなくてはいけませんので、将来に向けて、いろいろなプランを一緒になって考えていきたいなと思っております。
なお、名鉄高架化事業については、今用地取得が70%、契約件数ベースで超えておりますので、まず、今年度(令和8年度)目標である90%を目指し、来年度(令和9年度)、一部でも工事着手をしていきたいということをかねてから申し上げておりますので、高架化事業を順調に進めていくことが、名鉄岐阜駅の再整備にも繋がるということでありますので、関係者一同、力を合わせて事業を前進させていきたいと思っております。

【記者】
JR岐阜駅北口の再開発、ツインタワーについてお伺いいたします。
先般、中央西地区の方のビルにつきまして、設計担当のゼネコンが撤退されたという報道もありましたが、これにつきまして、市としての事実確認の把握、またその経緯と受け止めをお聞きします。

【市長】
まず、岐阜駅北中央西地区の市街地再開発事業ということですけれども、昨年(令和7年)の2月に再開発組合が建築プランを20階程度に見直すとまず発表されました。
設計施工を担うゼネコンも交代すると、一部では既に報道されておりますけれども、昨年(令和7年)の6月に私どもといたしましては、岐阜市議会の定例会で、担当部がこのことについてはご答弁申し上げたことでございますので、今回そのことを改めて取り上げての報道だと認識をしております。
先の定例会見でもお答えしましたけれども、建設費が高騰している中で、今できることをしっかりと進めることが非常に重要だと考えております。
組合の関係者の皆さんもこの機会を逃すことなく事業を前に進め、最後までやりきるという強い思いで事業に取り組まれております。
現在、候補となる新たなゼネコンと協議を既に進められているところでございますので、岐阜市といたしましても、都市計画決定に基づく事業として、完成に向けてしっかりと支援を行ってまいります。
また金華橋通りを挟んだ東側の中央東地区では、昨年(令和7年)11月から解体工事に着手をされて、目に見える形で事業が動き出しているということです。
東地区が先に進むことで、西地区も完成に向けた具体的なイメージが高まり、東地区に続き事業が進んでいくことを期待しております。
岐阜市といたしましても、駅周辺のにぎわいと回遊性を高めるために、駅とビルを繋ぐ歩行者用デッキの整備を現在進めております。
今年度(令和8年度)は地区全体の本格的な解体工事が始まる東地区側で、いよいよデッキの基礎工事に、これは岐阜市の事業ですが、着手します。
両地区の事業進捗に合わせてデッキが繋がるよう、しっかりと整備をしてまいりたいと考えております。
多くの人々を迎え入れる岐阜都市圏の玄関口として、魅力ある都市機能の誘導を図り、センターゾーン全体の価値や魅力を一層高めるため、引き続き二つの再開発組合をしっかりと支援をしていきたいと考えております。

【記者】
昨年(令和7年)2月に、西地区につきましては、完成スケジュールの見直しがあって、2030年度(の完成を目指す)となっておりますけれども、これが今、設計段階でのゼネコンが撤退されたということで、延びていくのではないかというご懸念はありますでしょうか。

【市長】
既に新たなゼネコンと詳細に協議を進められておりますので、スケジュールについては組合が正式に発表するものでありますから、何か変更があるならば発表されるでしょうし、今のところ、私どもはそういう発表をするとは聞いていないというところでございます。
いずれにしても、今東地区が、順調に解体工事が進んでいて、内装の解体を行っていますけれども、今年度(令和8年度)建物本体の解体に入っていくということになりますので。
そういった動きは西地区の決定にも、良い意味で、影響を与えるのではないかなと思いますので、新たなゼネコンと、しっかりと協議を重ねて、最終的なプランを確定して、発表していただく時期が来ることを、私どもとしては期待していますし、そこについて様々な支援を現在させていただいているというところです。

【記者】
東地区の方が先行するから、西地区の方はそれほど懸念しなくてもいいというような解釈でよろしいでしょうか。

【市長】
まずは東地区が先に行くということで決まっていますので、ここをしっかりと本体の解体に入り、建設のフェーズに入っていくということが大事ですから、そうなってくると必然的に西地区もついてくるということになろうかと思います。

【記者】
さっきデッキのこともお触れになりましたが、こういったもの、市の事業に対しての影響というのは、今後何か出そうかというあたりはいかがでしょうか。

【市長】
今、既に発表されているスケジュールの中であれば、私ども、それを見据えて準備を進めておりますので、予定どおり取り組むことになろうかと思います。

【記者】
今発表されているスケジュールというのは、組合が出しているものですか。

【市長】
そうですね、組合が発表することが全てですので、私どもはそれを受けて、いろいろな下準備をするということで、まずは東地区の、確実に今進んでいる方から対応していくということになろうと思います。

【記者】
「ぎふ長良川の鵜飼」の新高級観覧船「鵜一」(ういち)について、5月10日にお披露目があり、その翌日(11日)に鵜飼開きがあったということで、現時点では夏ごろ運行開始予定ということですが、具体的な予約開始日や、運行開始日のめどが立ったのかなどについてお伺いできればと思います。

【市長】
新高級観覧船ですけれども、観光コンベンション協会と私ども、様々な関係者と、今準備をしておりまして、非常に高価格帯のおもてなしでありますので、そういったソフトの部分もブラッシュアップをして、問題なくスタートできるということが大事だと思っておりますので、現在、そのことについて、関係者がしっかりと詰めておられるということですので、予約を開始できる段になったら、正式に発表するということになろうかと思います。
まだ、今の時点ではまだいつ発表しますという段階ではないということです。

【記者】
新高級観覧船に関しては、来年(令和9年)は、鵜飼観覧船事業市営100周年ということで、今年(令和8年)の長良川鵜飼観覧事業の目玉の一つだったと思うのですけれども、鵜飼の開幕から少し経って、まだなかなか予約のめどが立っていないということで、集客効果というところで少し時期を逸してしまっている感があるのですけれども、そこについてはどう思われますか。

【市長】
これは関係者と話しているのですけれども、せっかくの新高級観覧船ですので、中途半端なサービスでスタートしても、お客様の満足度を得られないということでは困りますので、万全の体制で、ハードは整っていますけれども、ソフトの部分はやっぱりしっかり詰めて、お客様をお迎えするということが大事だなと思っています。
今回、皆さま方にも報道していただいて、いろいろなところで新高級観覧船については話題になっておりますので、100周年に向けて大きな弾みになりましたし、実際に予約が始まり、乗船していただくことが、また次の弾みになるのかなと思っていますので、焦らずに、万全の状態でお客様をお迎えするということを優先しているという結果です。

【記者】
一昨日(5月26日)発表のあった自動運転バスの、一部ハード面の部分で若干の不具合、故障ではないが不具合があったということで、昨年度(令和7年度)3月頃までに、レベル4を目指していくということが、なかなか課題が出てきてということで、今回の修理、整備というところで、少しブラッシュアップというか、調整期間が必要ということかと思うのですけれども、そのことの受け止めについてはいかがでしょうか。

【市長】
今回は、車両そのものというか、ハードの部分の課題でしたので、これは速やかに改修を行って、また運行をしていこうということです。
自動運転のシステムそのものは全く問題がないので、今も私ども、99%自動運転でできるということなので、国は100%を求めていますから、そこに向けて、ディープラーニングを重ねながら、国の基準、しっかりと認めていただけるように準備をしていくということになろうと思いますので、これもあまり焦ってはいませんので。
じっくりと、国からいろいろな宿題をいただきながら、対応していくということになろうかと思います。
ですので、今回のこともあくまでもシステムの問題ではないというところで捉えております。

【記者】
昨日(5月27日)、中日ドラゴンズに関して、ファーム拠点の移転先公募の開始が発表されました。
市長は、市長選の際などに、この誘致について意欲を示されていたと思いますが、今後応募されるのか否か、また応募される場合は、岐阜市の魅力といいますか、メリットというのはどのようにお考えか、その2点を教えてください。

【市長】
まず昨日(5月27日)、公募開始ということで報道があったということです。
私、市長選挙のときにも、公募条件を確認した上でということで、まだホームページなどに概略しか載っていませんので、しっかりと公募要項を取り寄せて、詳細を精査した上で、私どもとしては、公募条件を確認して検討を進めるように、担当部局には言ってありますので、あくまでも詳細な内容を確認した上でということの前提付きというところです。
すでに中日ドラゴンズ様が発表されているように、もちろん、野球の試合を見るということだけではなくて、地域の若い次世代の育成とか、あるいは地域に開かれた、地域との連携ということも非常に重要視されているということでありますので、そういった観点というのは、私どもの地方創生にとっても、非常にメリットのあることと思っておりますので、私どもとして、公募条件がまずはしっかりと合うかどうかということを確認していきたいなと思っております。

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