第1回岐阜市教育委員会事務点検評価委員会(令和5年7月6日)

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ページ番号1022426  更新日 令和5年9月27日

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開催日時
令和5年7月6日(木曜)9時30分から11時45分まで
開催場所
岐阜市役所庁舎 18階 教育長室
議題
令和4年度岐阜市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行状況について
出席委員
委員長 長谷川 哲也(岐阜大学 教育学部 准教授)
副委員長 吉田 琢哉(岐阜聖徳学園大学 教育学部 准教授)
委員 浜田 恵(中京大学 心理学部 准教授)
会議の公開の可否
(非公開理由等)
公開
傍聴者数
0人
審議概要

▼当事者としていじめと向き合う取組
〇取組が形式的になり、形骸化する可能性が懸念される。児童生徒が過去にあった出来事を振り返り、一人ひとりがいじめと向き合うための取組であるのであれば、取組の目的を明確にした上で、継続的に実施して欲しい。

▼デジタル・シティズンシップ教育の推進
〇昨今の迷惑行為の動画がSNS上に拡散された事案をみると、デジタル・シティズンシップ教育の期待が高まってきていると考えられる。幼児・児童・生徒の頃から情報モラルについて考えるような教育を進めていくことが非常に重要である。
〇子どものいたずらや好奇心などから盗撮してしまったというケースが見受けられる。SNSを使用して配信することによって、どのように広がるのか、どのように使われていくのかを考えていく中で、関係する法律にも丁寧に触れるとよい。
〇各学校のタブレットの利用状況などのデータを活用して検証されたい。

▼科学くふう展・科学の夢絵画展
〇科学館に来館してもらい、子どもたちの科学に対する興味を高めることは重要である。一方で、YouTubeなどにより、コロナ禍で培ったノウハウを活用し、より多くの方に来場してもらえるような取組になるとよい。

▼デジタル岐阜市展「少年の部」の開催
〇次年度の開催方法の希望は、デジタルが53%となっており、ニーズが高い。アーカイブ化の期待もあると考えられるため、デジタルと会場設置の両方で進めて欲しい。

▼幼小の連携推進(幼小連携推進事業)
〇児童発達支援センター、児童発達支援事業所、療育センターを含め、放課後等デイサービスなどと連携し、子どもの情報を共有できるよう検討されたい。

〇平日に実施された加納幼稚園の保育公開について、小学校の先生の参加が少ない。平日は、参加しにくいので、土曜日をスケジュールの中に含めることや、日にちを決めず、互いに都合がよい日に公開を行うなどの方策が考えられるとよい。

▼学校図書館教育(読書活動の推進・電子書籍の活用)
〇小学生の時から電子書籍を活用すれば、中学生になっても活用すると思われるため、小学校から電子図書の活用を含めた読書活動の推進を続けていく必要がある。
〇大人向けの難しい本は、多くの子どもたちにとってのニーズは少ないかもしれないが、特定の子どもたちの関心を引くことも考えられるため、電子書籍の充実を期待したい。

▼健康教育推進事業・「性に関する教育」推進事業
〇国際的なセクシュアリティ教育ガイダンスでは、幼児期から連続した性教育をしていくことが重要だと示唆されている。岐阜市は、中学校・高校で実施しているが、幼稚園や小学校から実施するとよい。

〇また、身体や生殖の仕組みだけでなく、人間関係や性の多様性などの包括的セクシュアリティ教育を実施できるとよい。

▼安全・安心な学校給食、食育の推進
〇郷土食を使ったり、地元食材を使った給食について、子どもたちに紹介することで、地域への愛着が高まるので、ぜひ続けて欲しい。

▼ハートフルティーチャー、ハートフルサポーター、特別支援教育介助員
〇ハートフルティーチャー等を対象とした発達障害やアセスメントに関する研修があるといいと思う。

〇市立幼稚園の2園は、先生方も手一杯で目が届きにくいこともあるので、予算との兼ね合いもあるが、多くの人の目で子どもを見守るといったことができるとよい。

▼「ぎふMIRAI’s」推進事業
〇ぎふMIRAI‘s推進事業と他の事業との関連性を明確にできるとよい。ぎふMIRAI‘s推進事業を核として、他の事業との繋がりを描くことができると、例えば「将来に夢や希望を持っているか」というような評価指標を設定しやすいのではないか。
〇新規事業がたくさんあるが、人と予算には限界がある。魅力的な事業が多くあるが、ある程度安定している事業など廃止できるものは廃止をするとよい。

▼コミュニティ・スクールを主体とした教育活動の展開、

コミュニティ・スクールの活動の充実に向けた支援
〇近年、コミュニティ・スクールの予算が段階的に減ってきている。予算削減や教員の働き方改革により会議が短縮され、活動が軽んじられてしまっていると地域の方は感じている。地域の繋がりは核となるので、重視していることが伝わるよう検討していただきたい。

▼市岐商デパート
〇対面とネット販売のハイブリッドは、非常に良い取組である。対面に完全に切り替えるのではなく、今後も様々な活動において、ハイブリットのモデルとして期待したい。

▼魅力ある学びの場づくり事業
〇適正規模・適正配置に関する指針や市の考えを構築していく上でのニーズの調査・認識に係る調査という意味合いで実施するのであれば、非常に重要であると思う。

▼学校施設整備(体育館エアコン)
〇昨今の電気料金の高騰の影響を踏まえ、地域の団体等が体育施設を使用する場合は、受益者負担を図ることも考えられる。

▼幼児教育セミナーの開催
〇セミナーの開催実績を見るとオンラインによる参加者が多いことが分かる。幼児期のご家庭は様々なことで忙しく、外出しにくい場合もあるので、引き続き、対面とオンラインのハイブリッドを検討するとよい。

▼学校等体育施設の開放
〇部活動が地域移行された後の施設使用の優先順位の整理や予約システムの整備が必要となるので対応されたい。

▼放課後チャイルドコミュニティ(放課後子ども教室、放課後学びの部屋、放課後児童クラブ)
〇放課後児童クラブ、放課後子ども教室、放課後学びの部屋は、子ども目線で見ると大きな違いはないように感じる。予算を有効活用していく上では、引き続き放課後チャイルドコミュニティのあり方について包括的な検討が必要である。

▼サードプレイスとしての社会教育施設の充実(科学館)
〇科学館観覧者数をみると有料(個人)が増えており、市民の科学館に対するニーズが高いことの表れだと思われる。一方で、無料の小中学校は、昨年度、活動の制限があったため、今年度はコロナ前の人数に戻ると思われる。ぜひ、精力的に活動を再開して欲しい。

〇オンラインや対面での開催等、臨機応変の対応に努められたい。

会議録の有無
有(詳細は、事務局へお問合せください)

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