第1回岐阜市教育委員会事務点検評価委員会(令和2年7月6日)
- 開催日時
- 令和2年7月6日(月曜)午後1時30分から4時45分まで
- 開催場所
- 岐阜市役所南庁舎3階(教育長室)
- 議題
- 令和元年度岐阜市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行状況について
- 出席委員
- 委員長 龍崎 忠(岐阜聖徳学園大学 教育学部)
副委員長 長谷川 哲也(岐阜大学 教育学部)
委員 加藤 智美(あじろ診療所) - 会議の公開の可否
(非公開理由等) - 公開
- 傍聴者数
- 0人
- 審議概要
- ICT教育・情報教育
- タブレットの導入について、各家庭のネットワーク環境により新たな学びの格差が生まれるため、家庭状況に応じた支援が不可欠である。その点、岐阜市がLTEを採用したことは評価できる。
- タブレットを導入することで、全て解決する訳ではない。授業の在り方や学校の在り方を考えていかなければならない。
- タブレットによる学習は、読み書き障がい等の児童生徒に有用であるため、そのことを念頭において、現場でも対応してほしい。
- 英語教育
言葉に障がいがある児童生徒も多く、学校での英語学習から取り残されていく子どもたちが必ずいるため、評価の仕方の多様性について認めてもらいたい。 - 岐阜商業高等学校
市岐商は50周年を迎えたということで、今後もきめ細やかで、着実な取組みを行っていくよう期待している。 - 少年自然の家
利用者の減少について、打開策として何か取組みを行う必要があるのではないか。 - 法教育
法教育はとても面白い取組みであるため、今後はカリキュラム上の位置付けや内容をよく整理し、子どもたちの学びを深めてほしい。 - 「清流の国ぎふ ふるさと魅力体験」事業
ふるさと教育の内容を、グローバル教育として、どのように施策として位置付けていくのか整理が必要となる。 - 家庭・地域と連携した防災教育推進事業
防災教育について、ゲームの要素を取り入れることで、小学生が楽しんで参加しているため、今後も継続してほしい。 - 「森・川・海」の繋がりから学ぶ環境学習推進事業
海の無い県で、あえてSDGsと具体的な教育施策とを結び付け、森・川・海を一体的に学んでいくことは良い取組みである。岐阜市をあげて生態系の学習を進めていけると良い。 - 幼保小連携
- 幼小の連携はとても重要である。ただし、小1プロブレムを防止・解消するのではなく、幼小で情報共有することこそ大事にしてほしい。
- 公立幼稚園だけではなく、私立幼稚園との連携は良い取組みであり、期待している。
- 幼児教育セミナー 子育て学びフィールドスタートアップ
子育てに不安な母親が多く、セミナーの影響は大きい。どのような眼差しで子供と接したら良いかなど、誰にでも通じるような内容の講座を計画していってほしい。 - スクール・サポート・スタッフ配置事業
スクール・サポート・スタッフを集めるために、業務内容の範囲や、その周知方法などを工夫していくと良い。 - 放課後チャイルドコミュニティ
- 指導員が不足する中で、将来的に放課後チャイルドコミュニティをどのように進めていくか、目的の明確化を含め検討が必要である。
- 放課後学びの充実プロジェクトは良い取組みであるが、利用者のニーズを調査したうえで、学習支援が必要な児童生徒をフォローしながら、さらに充実させていけると良い。
- 医療と教育連携推進事業
発達障がいのある児童生徒の早期発見は大切であるため、学校に心療医(発達診療を専門とする小児科医)がおり、教師が相談できるシステムがあると良い。また、スクールカウンセラーと心療医が繋がるシステムもあると良い。 - 学校跡地活用
不登校特例校に来るまでの子供たちの道筋や意見を聞いてほしい。結局はソフト面が大事である。先生が社会の縮図となるため、大人は頼れる、守ってくれるという空気感を大事にしてほしい。 - いじめの防止と克服
- 毎月3日の取組みやいじめ防止強化週間の取組みなどは決して儀礼的にならないよう、その都度、児童生徒の状況を見ながら実施していく必要がある。
- コミュニティ・スクール等、他の施策といじめの取組みとの連携が、より見えてくると良い。
- 科学館
社会教育施設として、科学館と学校教育との親和性を大事にし、取組みを行ってほしい。
- ICT教育・情報教育
- 会議録(全文)の有無
- 有(詳細は、事務局へお問合せください)
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