第1回岐阜市教育委員会事務点検評価委員会(令和4年7月11日)

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ページ番号1018601  更新日 令和4年9月30日

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開催日時
令和4年7月11日(月曜)午前9時30分から11時45分まで
開催場所
岐阜市庁舎 18階 教育長室
議題
令和3年度岐阜市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行状況について
出席委員
委員長 長谷川 哲也(岐阜大学 教育学部 准教授)
副委員長 吉田 琢哉(岐阜聖徳学園大学 教育学部 准教授)
委員 浜田 恵(新任:名古屋学芸大学 ヒューマンケア学部 准教授)
会議の公開の可否
(非公開理由等)
公開
傍聴者数
0人
審議概要

▼いじめと向き合う取組みの推進
〇メンタルヘルスや人間関係に関するアンケート調査等を子どもたちに行い、生き方の探究学習の成果の把握に努められたい。
〇いじめと向き合う取組みは、いじめが起きないようにという視点と前向きに考えていこうという視点の2つの視点がある。前向きな発想を重点的にもって、その中にいじめを見逃さないという発想があっても良いかもしれない。
〇「いじめを見逃さない日」は、非常に重要であるが、時間が経つと、児童生徒にとって形式的な日になってしまう可能性もある。命の尊厳や仲間への思いやりといった生き方の探究というものを主要なものとするとともに、「いじめを見逃さない日」と「生き方の探究学習」がうまく組み合うように、検討してほしい。
〇被害者目線の支援だけでなく、加害者になってしまうかもしれない児童生徒に対して、アンガーマネジメント等の支援についても進められたい。

▼ICT教育・情報教育
〇児童生徒が私用(動画視聴等)で使い過ぎてしまうケースが全国的に問題となっている。毎月ログをチェックする方法は、大変な作業であると思うが、今後ともきめ細やかな対応をしてほしい。
〇学習障害の傾向がある児童生徒等の学習の保障という意味でも、GIGAスクール構想の推進に期待している。教職員がしっかりシステムを使いこなすとともに、その後の子どもたちへのかかわりにうまくつなげるように進めてほしい。
〇GIGAスクール構想やコロナ禍での学習環境の変化により、学校の存在意義があらためて問われている。ICTを活用した協働的な学びについて研究を進め、取組が充実するよう努められたい。

▼市岐商デパート
〇ネットショッピングアプリの導入は、社会の変化に応じた実践であり、画期的である。成果を踏まえつつ、インターネットを活用した販売を教育活動の1つに位置付けると、時代に合わせた販売スキルの育成につながる。

▼食育
〇食育と小児生活習慣病予防対策は、食を通しての健康という観点から連携して取り組むことが必要である。
〇学校の給食費について、食材の価格が急騰しているが、できる限り保護者にその影響が及ばないように努められたい。

▼コミュニティ・スクール
〇学校運営協議会が他の学校の情報を多く共有できるよう、統括コーディネーターを中心に、好事例の横展開を進めてほしい。

▼幼小連携・実践公開事業
〇コロナ禍においてなかなか事業が進まないとしても、オンラインを活用した授業公開や教職員等の交流会を行うよう検討されたい。
〇児童発達支援事業所とも連携した事業展開を検討されたい。

▼幼児教育セミナー~子育て学びフィールド
〇事情があってセミナーに足を運べない方もいるため、コロナ禍か否かにかかわらず、対面かオンラインのどちらかではなくて、いわゆるハイブリット型の研修会や講演会を進めるよう検討されたい。

▼教職員の働き方改革の推進
〇多忙化の解消のため、業務時間の削減を進めているが、教職員の仕事のやりがい、働き方をあらためて見つめ直すとともに、教職員の仕事の魅力について情報発信できるように取り組まれたい。
〇仕事の無駄な時間が減ることにより、教職員や児童生徒のプラスの成長につながっていくと良い。

▼スクール・サポート・スタッフ配置事業
〇今後とも、スクール・サポート・スタッフの人材確保に努められたい。

▼小中一貫・連携の推進
〇小中一貫校は、他校に比べて中1で不登校になる生徒数が少ない等、中1ギャップの解消に効果的であるのか検証されたい。
〇系統性のある学びの強化等といった学習の中身について効果の検証を行い、小中一貫校の意義を明らかにしてほしい。

▼小中学校の適正規模化・適正配置
〇小中学校の学校運営協議会委員への意見聴取を行い、丁寧な意見をくみ取りながら進めている。引き続き、学校にかかわる方々、地域の方々の意見をくみ取りながら、適正規模化・適正配置に関する検討を進められたい。

▼学校施設管理
〇電気料金の高騰により施設管理への影響があると思うが、児童生徒の安全・安心につながっていくことになるため、予算の確保に努められたい。

▼放課後チャイルドコミュニティ
〇高齢の方々の不安が払拭されない限り、なかなかコロナ禍の前の状態に戻らない可能性がある。この事業は、ニーズがあるため、幅広くボランティアを募集していくだとか、形態を考えていくだとか、工夫をするよう検討されたい。

▼「不登校特例校」設置推進事業
〇市内の各小学校・中学校に、草潤中学校の実践が横展開されるよう期待しているので、引き続き検討されたい。
〇草潤中学校の卒業生の高校進学後のフォローアップが重要であるため、今後とも実施されたい。

▼いじめの防止と克服
〇いじめ対策監だけでは対応が難しいかもしれないが、インターネットによるいじめの対策をしっかりとることができるよう進められたい。

▼ほほえみ相談員
〇不登校の児童生徒数が増加している傾向があると思うが、理由や背景等の分析に努められ、今後の事業展開にいかしてほしい。
〇学校組織の中でできることは限られてしまうかもしれないが、児童生徒がこぼれおちないように、根気強く、関係機関との連携強化に努められたい。

▼要保護及び準要保護児童生徒援助費補助金
〇要保護児童生徒数は年々減少傾向で、準要保護児童生徒数は年々増加傾向である。要保護及び準要保護児童生徒数の増減について、分析に努められ、今後の事業展開にいかしてほしい。

▼科学館
〇コロナの見通しが不透明であるため、配付されたタブレットを活用した科学館によるオンライン授業はとても重要であり、さらに展開されたい。

▼青少年会館
〇青少年会館の取組みが、保護者が使用しているアプリ等を活用して、しっかり周知が図られることが必要である。
〇教育相談を受け、心配事のある児童生徒の情報について、可能な範囲で関連する学校と共有することができれば、地域全体として見守ることができる。

会議録(全文)の有無
有(詳細は、事務局へお問合せください)

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ファクス番号
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