第3回検討委員会概要

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ページ番号1006865  更新日 令和3年8月31日

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日時

平成16年10月22日(金曜) 15時10分~16時00分

場所

岐阜市役所低層部4階 全員協議会室

出席委員

大野委員、衣笠委員、木村委員、小嶋委員、駒宮委員、佐藤委員、清水委員、富樫委員、永瀬委員、西川委員、幅委員、樋口委員、肥後委員、藤縄委員、吉田委員
【オブザーバー】環境省山田室長補佐(代理)、岐阜県藤本室長

関係機関出席者

岐阜県森林保全室 蕨野技術課長補佐

傍聴者

14名(報道関係者除く)

次第

  1. 開会
  2. あいさつ
  3. 第2回委員会議事録について
  4. 第2回委員会以降の主な動きについて
  5. 部会報告について
    第3回技術部会の検討内容について
  6. 詳細調査の実施概要について
  7. 次回開催日程について

議事概要

第2回委員会議事録について

  • 第2回委員会の議事録について原案どおり承認

第2回委員会以降の主な動きについて

  • 7月末としていた最上部に露出した廃棄物の分別期限を9月18日に延長した。
  • 9月17日に再度延長の申し出があり、さらに天候の影響や社長の逮捕による影響等も踏まえ、10月末の撤去期限も含めて検討中。
  • 完了した場内緊急調査の費用について9月28日に善商に請求。
  • 善商資産の仮差押えを地裁に申請し、10月5日までに執行。
  • 市民への情報提供の一つとして、岐阜まるごと環境フェアにおける展示及び畜産センターで展示説明会を開催。
  • 7月20日から30日にかけて、市各部局職員による現場資料収集作業を実施。

部会報告 第3回技術部会の検討内容について(報告:藤縄技術部会長)

緊急調査について

  • 8月に完了した緊急調査においては、汚染を疑うデータは確認されていない。

詳細調査について

  • 場外については、すでに2本の観測用井戸を掘削し、水質の分析等に着手。
  • 場内については、工区を3つに分け、現在電気探査を実施中。

表層ガス調査について

  • 硫化水素、メタン、二酸化炭素などの項目について、場内の地下1mの土壌ガスをサンプリング。
  • 高濃度が測定された箇所はあるが、すぐに地表に影響をもたらすわけではないが、作業を進める上では注意を要する。これに対しては、対応レベルをいろいろ設定し、ガス濃度をモニターしながら作業するなど、安全には最大限の努力を払っていく。

崩落モニタリング調査について

  • 杭のうちの1本が3cmほど移動。
  • 今日の現場視察で台風の影響による亀裂を確認しており、早急に措置する必要がある。

想定される課題に対する技術例について

  • 応急対策の事例や資料をさらに詳細に分析し、今後の対応を検討していきたい。

米の調査について

  • 風評被害を防止し安心度を高めるため、基準に沿って調査分析することとする。

崩落モニタリング調査(データ追加分)について

説明

  • 台風23号の影響により、地山の切り土部分と思われる部分の杭のうちの一本が15cmほどせり出しており、上部に深さ0.6~1.2mほどの亀裂が本日発見された。

意見

  • 緊急対応としてブルーシートなどで水が浸透しないような対策が第一である。
  • 今後、動態観測を継続して実施し、その結果を見ながら対応するのが現実的である。
  • 当面はシートをかけるなど防水対策を実施し、それ以後のことについては、技術部会と協力しながら進めていただきたい。

詳細調査の実施概要について(場内分)

説明

  • 現在、電気探査、ボーリング調査に着手しているが、さらに水質調査、環境保全調査等を含めて、来年3月末までに調査を終える予定としている。

質疑

  • 発生ガス調査について、1m以上の深度についての調査は行うのか。
    (部会長)地中の現象は移動速度が非常に遅く、地表1mで問題ないものはそれ以上の深度で仮に何か起きていたとしても、もっと後の問題であろうと考えている。
  • 地中のガスはいつかは処理することになるのか。
    (部会長)費用も含めてこの後の対策と関わってくるが、できる限りの技術で安全に処理したいと考えている。
  • 化学反応によって硫酸が発生するような危険はあるのか。
    (部会長)発生メカニズムからいうと段階がいろいろあるが、石膏ボードがあれば出てくる可能性はあり、今後対策を考える上で一番大きな課題になると考えている。
  • 発生ガスについて、どういう方法が対策として考えられるのか。
    (部会長)時間をかけていいということであれば、10年、20年スパンで自然浄化させる方法がある。もっと早くということならば、分解性の原因物を除去しなければならないが、どれくらいの期間でどのような対応方法があるのかを今後検討することになる。また、現在のように少しずつ表層の廃棄物を除去していく限りはそれほど危険はなく、無理にガス抜きする必要ははいと考える。
  • 埋立層内の温度を測定することによって発生源は予測できることから、現在の電気探査と併せて結果を踏まえて対策を考えるという手順を踏もうと考えている。
  • この問題を考える上で、技術的側面と安心やコストなど経済的側面も考慮しなければならない。

まとめ

次回委員会は、2月10日を第一候補、2月15日を第2候補とし、いずれかで調整し決定する。

資料請求等

なし

その他

ご意見箱提出意見等 なし

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