第1回検討委員会概要
日時
平成16年5月27日(木曜) 13時30分~15時30分
場所
岐阜市役所低層部4階 全員協議会室
出席委員
井上委員、小嶋委員、駒宮委員、佐藤委員、清水委員、富樫委員、永瀬委員、西川委員、幅委員、林委員、肥後委員、藤縄委員、吉田委員
【オブザーバー】環境省橋詰室長、岐阜県藤本室長
傍聴者
4名
次第
- 開会
- 委嘱状交付・委員紹介
- 市長あいさつ
- 委員長・副委員長選任(委員長に吉田良生教授、副委員長に藤縄克之教授を選任)
- 説明事項(資料に基づき事務局説明)
- 委員会及び部会について
- 検討スケジュールについて
- これまでの経緯について
- これまでの調査結果について
- 検討事項
今後の調査について - 次回日程について
議事概要
委員長・副委員長について
- 委員の互選により、委員長に吉田良生委員を選任、副委員長に藤縄克之委員を指名
説明事項要旨
- 今年度委員会は年3回、部会は各5回程度を予定
- 持ち込まれた廃棄物量は、推計567,000立米
- 行政内部の検証を行うため、外部委員のみで構成する検証委員会を5月20日に設置
- 善商に対しては、4月23日付で収集運搬及び中間処理業の許可を取り消し。さらに現在、最上部に露出した廃棄物の除去について、措置命令を準備中
- 地元4校区における住民説明会を、3月下旬及び5月下旬に開催
- 行政内の体制強化として、4月1日に産業廃棄物特別対策室を設置。5月1日に11名増員
- 緊急調査の結果、現在のところ、生活環境上の支障となるような環境汚染は見られていない
今後の調査等について
- 市民から積極的に情報を提供してもらい委員会の検討に反映できるようお願いしたい。
- 先ほど現場を見たが、それを踏まえた緊急課題に対する委員の共通認識が必要であり、課題の優先順位を区分する必要がある。
- 現在、廃棄物が沢水の流れを跨いで調整池を経る形になっているが、この水の流れをどのようにしているのかを確認するのが大きな緊急課題の一つではないか。
- 悪臭については、建築廃材を埋め立てれば発生するものであり、有害性という点からはさほど緊急性はないと思われるが、掘り返すことで発酵が進行することがあるので気をつける必要がある。
- 当面片付ける必要があるのは技術的な問題と考えられるので、詳細は技術部会で検討することとする。
- 市民の不安、不信を払拭するような市民が参加できる機会を積極的に採り入れてもらいたい。
- 検証委員会での検討内容である今後の再発防止についても市民に納得できる形で公表してもらいたい。
- 6月3日に議会の特別委員会が開催されるが、当委員会での意見も報告し、議会としても非常に強い意気込みを持って臨んでいく所存である。
- 不信感を払拭するためにも、現場での安全上の検討をした上で、例えば今後のボーリング調査時に何人かの市民にも見学してもらうようなことができないか。
- 完全に撤去するのか、中間で処理するのか、リサイクルに回すのか、そしてその後をどうするのかという選択肢はそれほど多くはないと思う。できるだけ早くその対応策を市民に提示することが市民の安心感につながるのではないかと思う。
- 事業者、排出者の責任追及をどうするのかということも、国・県も含めて重要な課題であり、その方向性を決めることも大事であろう。
まとめ
- 今後検討を進めるにあたり、廃棄物を全部撤去するのか、資源としてリサイクルできるのかなどについて、まず、技術部会から技術的な可能性をいくつか提示いただきたい。
- その可能性を踏まえて、再生ビジョン部会のほうで、例えば、現地を産業パークのような形で、環境教育のエコツアーを実施するなど、市民との協同による取り組み方が検討できると思う。
- また、可能性については、複数案を提示していただき、最小の費用で最大の効果を得られるよう経済性を考えていきたい。
- 次回委員会は、7月23日(金曜)13時30分からとし、場所については後日事務局から連絡する。
資料請求等
なし
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環境政策課
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