たまごとサルモネラのお話

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ページ番号1019606  更新日 令和5年12月28日

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 あなたは、たまごのパックを見たことがありますか?

パックに入った卵

 たまごのしょうみきげんは、「何年何月何日まで、たまごが生のままで食べられます。」と言ういみです。

 たまごはメスのにわとりからうまれます。

 にわとりなど、鳥は、たまごもウンチも同じところから出てきます。うまれたばかりのたまごは、からのまわりにウンチの細きんがついています。細きんの中には、食中どくをおこすサルモネラきんがいることがあります。

鶏のおしりにある同じ穴から出てくる卵と糞、卵に付いているサルモネラ菌

 お店で売られているたまごは、からのまわりをあらって、しょうどくしてあるから大じょうぶです。

 でも、はこぶ時に、気づかないうちにからに細かいヒビが入ってしまうことがあります。ヒビに気がついたら、生で食べるのはやめて早めにかねつして食べましょう。買ったたまごは、れいぞうこでひやしてほかんしましょう。

ヒビが入った卵

 たまごの白みは、たまごにヒビが入ったり、古くなったり、わられるまでは、たまごの中で細きんがふえないようにしてくれています。

 生で食べるときは、たまごをわったらすぐに食べましょう。しょうみきげんがすぎたたまごは、たまごやきなどにしてよくかねつして食べましょう。

卵かけご飯、卵焼き

 サルモネラの食中どくにかかると、ねつが出たり、おなかをこわしたり、はいたり、とてもくるしくなります。

 サルモネラは、にわとりのほかにも、牛やぶた、犬やねこ、ネズミ、カメなど色いろなどうぶつのおなかの中にいます。ゴキブリやハエがどうぶつのウンチをさわった後に食べものにさわることで、サルモネラきんをはこぶことがあります。

 どうぶつにさわったら、石けんで手をしっかりあらいましょう。食べものがゴキブリやハエにさわられないように、すぐに食べない時はラップなどをしてれいぞうこなどにかたづけましょう。

豚、亀、ネズミ、ペット等からゴキブリ、ハエ、人間の手等を介して食品に付く細菌やウイルス

じっさいにおきた食中どく

友だちとランチを食べ、つぎの日からねつが出る、下りをするなど体のちょう子がわるくなり、食中どくになってしまいました。

下りからサルモネラが出たため、ランチで食べた食べものにサルモネラがついていたと考えられました。

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