ちょうかん出けつせい大ちょうきんのお話

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ページ番号1019605  更新日 令和5年12月28日

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 大ちょうきんは、どうぶつけんこうな人のおなか(ちょう)の中にいます。ほとんどのものはびょう気とはかんけいありませんが、人のちょうにかんせんしてふくつう下りをおこすものをびょう原大ちょうきんと言います。びょう原大ちょうきんの中には、ベロどくそというどくそを作ってちょう内出けつをおこさせ、けつべん(ちのまじった下り)やじんぞうのびょう気、ひどい時にはしんでしまうおそろしいしょうじょうを引きおこす「O(オー)157」や「O(オー)111」などのなか間ちょうかん出けつせい大ちょうきんとよびます。

 

 ちょうかん出けつせい大ちょうきんは、牛のお肉についていることが多いので、中までしっかりやけていない肉は、食べないようにしましょう。

 また、やき肉の時などは、生のお肉はトングややき用はしをつかい、食べるはしとは分けましょう。

 とくに、ひき肉をつかったハンバーグなどのりょう理は中までしっかり火が通っているか、かくにんしましょう。

焼肉とトング

ステーキ肉とひき肉のちがい

 牛肉は、牛のきん肉です。

 大ちょうきんははじめから、牛肉(きん肉)についているわけではなく、牛のおなかの中にいますが、牛をお肉にする時にお肉のまわりにきんがついてしまいます。

 つまり、大ちょうきんははじめは、牛肉のひょうめんにいます。時間がたつとだんだん中に入りこんでいきます。あじをつけたお肉だと、大ちょうきんがより中に入りやすくなります。

牛肉の表面から中へ入り込んでいく大腸菌

 ステーキ肉は、かたまりの肉なので、大ちょうきんは、牛肉のひょうめんにいます。

 ですから、ステーキのやき方のレア(中心ぶ分はしっかりやけていないステーキ)というりょう理方ほうがあります。

 ひき肉は、かたまりの肉を、小さく切るきかい(小さなあながたくさんあいているいたに、肉をおしつぶすようにして肉を小さく切り出すきかい)をつかって、ひき肉にしているので、大ちょうきんがついている肉のひょうめんと中がまざってしまいます。

 ひょうめんと中がまざるので、ひき肉は、ひょうめんだけでなく、ぜん体てきに大ちょうきんがついています。

 ハンバーグなどは、ひき肉をだん子のように手でかためたものなので、ステーキ肉とはちがって、中までしっかり火を通すことがひつようです。

ステーキ肉の表面にいる大腸菌、挽肉の表面にも中にもいる大腸菌

じっさいにおきた食中どく

かぞくといっしょにやき肉、ナムルを食べた5さいの男の子が、4日後からおなかがいたくなり、7日後、けつべん(ちのまじった便)、ねつがでて体のちょう子がわるくなり、入院しました。

やき肉店で食べた食べものにちょうかん出けつせい大ちょうきんO157がついていたことがげんいんと考えられました。

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