乳児ボツリヌス症

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ページ番号1002692  更新日 令和3年9月7日

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乳児ボツリヌス症の発生例は少ないですが、重症化すると命にかかわることもあるため、注意が必要です。

予防のポイント

ハチミツ、自家製野菜ジュースなどを1歳未満の乳児に食べさせないようにしてください。

ボツリヌス菌は土壌、水などに広く分布しており、これらの食品はボツリヌス菌の芽胞(がほう)で汚染されている可能性があります。

乳児ボツリヌス症とは

1歳未満の乳児特有の病気です。
1歳未満の乳児がボツリヌス菌の芽胞を摂取することにより、腸内で芽胞が発芽・増殖して出される毒素によって発症します。
1歳未満の乳児では腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう:腸内に生息する細菌の集まり)が不安定で、ボツリヌス菌の感染に対する抵抗力が低いと考えられています。
1歳を超えると、正常な腸内細菌叢が形成され、発症しなくなります。

乳児ボツリヌス症の症状

潜伏期間は3~30日と推定されています。
初期症状は便秘が数日間続くことで、進行すると、全身の筋力低下、哺乳力の低下、泣き声が小さくなる、首のすわりが悪くなるなど筋肉が弛緩することによる麻痺症状が見られます。
重症化すると、呼吸困難になり、死に至ることもあります。
また、頑固な便秘のために、便から長期間(1~2ヶ月)菌が排出されることがあります。

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