外来種

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ページ番号1002656  更新日 令和3年8月31日

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外来種(がいらいしゅ)とは、「導入によりその自然分布域の外に生育又は生息する生物種」のことを言います。

岐阜市で言うと、もともと岐阜市にいなかったのに、人間の活動によって岐阜市以外の地域から入ってきた生き物のことをいいます。

外来種の多くは、移動後の環境に適合せず定着できないのですが、定着した外来種は様々な影響を与えます。

外来種が与える影響について

外来種が与える影響は、下の図のように「生態系への影響」だけでなく「人の生命・身体への影響」や「農林水産業への影響」などがあります。

一度定着した外来種をすべて取り除くことは大変難しく、多くの時間と多額の費用を要します。

イラスト:外来種が与える影響
環境省 「外来種を考えるページ」より一部抜粋加工して使用

私たちにできること

では、外来種を定着させないために、私たちにできることはあるのでしょうか?

被害予防のための心がけとして、外来種被害予防三原則(環境省)を守ることが重要です。

イラスト:外来種被害予防三原則 入れない、捨てない、拡げない


皆さんも、岐阜市に生息しない外来種を外部から持ち込んだり、ペットを自然の中に捨てたり、外来種を他の場所に移動させたりしないよう気を付けて、これ以上外来種の被害を広げないよう心がけましょう。

岐阜市の外来種分布状況

2009年度から2013年度にかけて行った「岐阜市自然環境基礎調査」では、市内で5,381種の生物種を記録しており、そのうち285種、全体の5.3%が外来種でした。

外来種分布状況は下図のようになっています。動物・植物ともに市内に広く分布しています。

地図:岐阜市の外来種分布(植物)
植物の外来種分布
地図:岐阜市の外来種分布(動物)
動物の外来種分布 

地区別の外来種の記録割合(確認された外来種の記録種数/確認された全記録種数)は下図のようになっています。

分布図から記録割合の大きいところと小さいところを見ると

  • 外来種の記録割合が多い地域・・・中心市街地(木之本、徹明、華陽など)
  • 外来種の記録割合が少ない地域・・・郊外、山地・丘陵地が多く占める地域(網代、方県、常磐、三輪北、金華、日野、芥見など)

となっており、中心市街地では外来種の記録割合が高い傾向を示しています。

地図:外来種の記録割合の地区分布図
外来種の地区別記録割合

岐阜市で見られる外来種

ここでは、岐阜市で見られている外来種の一部を紹介します。

写真:アライグマ

写真:ミシシッピアカミミガメ

写真:オオキンケイギク

写真:ヌートリア

写真:オオクチバス

写真:セアカゴケグモ

外来種の啓発などについて

外来種に関するリンク集

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