だいこん
だいこんは、長良川右岸流域に広がる砂質土壌地帯の則武、島、鷺山地区に古くから漬物用として生産されていました。現在は、春期と秋冬期に生食用で消費者志向の高い青首だいこんの栽培を行っています。
施設栽培の普及により、高品質、安定生産と労働力配分による収穫期の拡大が図られ、京阪市場を中心に「岐阜だいこん」として販売されています。
また、JAぎふの方県カントリーに、だいこん集出荷場が建設され(平成12年度飛騨美濃園芸王国確立対策事業)、効率的な一元集出荷体制がとられています。近年では、土壌条件に適した郊外での出作が多くなり、通勤農業も行われています。
鷺山地区 ダイコンのハウス栽培 「鷺山地区にこんなに広い畑があります」
特産品・守口だいこん
「守口だいこん」と呼されるようになったのは、明治初期と推定されます。以前は、宮前・波多野だいこんで「ほそりだいこん」とも呼ばれていました。
守口だいこんは全国では、各務原市川島地区、笠松町に岐阜市の農家が出作している他、愛知県丹羽郡扶桑町が主産地で、耕土が2m以上の畑地で栽培されています。
栽培については、播種期9月15日~20日、畝間75~80cm、株間5.5~6cm、収穫は12月、出荷規格は長さ1~1.5m、太さ2~3cmです。
岐阜市と扶桑町で組織する、岐阜愛知守口大根生産連絡協議会と漬物業者(名古屋守口漬暖簾会)により毎年、生産数量と価格が決められ契約生産されています。
ながぁーい守口ダイコンの収穫 この後大きな樽でつけ込みます。
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