いちご
いちごは、戦前から市南部の一部農家で栽培されていたものが、昭和30年代に各地で栽培されるようになりました。栽培品種は「濃姫」、「美濃娘」を中心に作付けされています。
近年では、良質な苗づくりのために、雨よけ育苗を基本に、高設育苗やポット育苗等の隔離育苗が増加しています。本圃ハウスでは、新しく開発された高設栽培システムが普及し始め、ハウス環境の整備と併せて、作業改善と高収量・高品質に努めています。
販売については、「安全・安心」ないちごづくりを基本として、予冷出荷等で穫れたての美味しさを消費者に供給しながら、宣伝も積極的に展開して消費拡大に努め、地元岐阜市場をはじめ富山、高山の市場へ出荷し、高い評価を得ています。
また、平成18年1月に柳津町と合併し、「とちおとめ」の昔からの産地である佐波地区の「佐波いちご」もブランドとして市場で高く評価されています。
平成20年4月には、JA全農岐阜が曽我屋地区でいちごの新規就農者研修施設を開設し、いちご農家の担い手が育ってきています。
岐阜いちごの紹介
- 濃姫:大粒で食味の良い「アイベリー」に、果形と食味のよい「女峰」を交配して誕生し、平成10年に種苗登録されました。
- 美濃娘:「女峰」×「宝交早生」系統と「とよのか」×「濃姫」系統をさらに交配して誕生し、平成19年に種苗登録されました。
主な栽培地区
鷺山、合渡、木田、芥見、網代、西郷、長良、日置江、柳津(佐波)ほか
いちご高設ベンチハウス
立ったまま収穫ができるため、大変作業が楽になりました。
いちご親苗ハウス
良質の苗を供給するため、苗専用のハウスがあります。
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